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平成20年度文部科学省「質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)」に選定されました

「質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)」は、大学設置基準等の改正等への積極的な対応を前提に、各大学・短期大学・高等専門学校から申請された、教育の質の向上につながる教育取組の中から特に優れたものを選定し、広く社会に情報提供するとともに、重点的な財政支援を行うことにより、我が国全体としての高等教育の質保証、国際競争力の強化に資することを目的とするものです。

本学の取組名称

多文化共生時代の協働による日本語教員養成

本学の取組概要

本学が実施する日本語教員プログラム(主専攻=日本語学科、副専攻=日本語学科以外の7学科)は、専攻する言語を活用して多文化共生時代に対応できる日本語教師の育成を目指しています。本プログラムでは、体験後の意識の変化や自己反省、前日からの成長などを「WEBダイアリー」に記録します。ダイアリーでは、授業での学びや授業見学などによるインプットと実習授業や支援活動などのアウトプットを順序だてて整理し、有機的に統合することができます。さらに、リアルタイムでの情報交換が常時可能なコミュニティ(SNS)を構築し、支援ネットワークを創出します。ダイアリーをWEBで共有することによって、本学教員からタイムリーに直接指導を受けたり、学生間の対話を促進することができます。また「自己点検シート」を活用し体験活動終了後に学生自身が問題点や課題を洗い出し、自ら解決するための支援も行います。これらによって、学生が体験する地域でのボランティア、海外でのインターンシップ、国内外での短期研修において、「学び」と「実践」を有機的に統合する教育を展開し、多文化共生時代に対応できる「協働と内省により得た知見を再構築する能力」を育成します。

選定理由

本取組は、「学び」と「実践」を有機的に統合する教育を展開するという視点から、内省と協働により得た知見を再構築する能力を備えた日本語教師の育成に取り組んだプログラムとして高く評価できる。
特に、「WEBダイアリー」を使って、支援ネットワークを創出することについては、教員からのタイムリーな指導を受け、また、学生間の対話を促進するという観点から見て、この取組の目的を達成することについて大きな意義を有するものである。
さらに、大学がこの取組の意義を高く位置づけ、これまでの実績においても日本語教員養成プログラムを積極的に整備しており、今後の展開について具体的な計画を立てているなど、取組の実現性についても高く評価できる。

取組の成果

「成果報告書」

本編(電子ブック)

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