新しいがはじまる - Be a Changemaker

竹中 聡馬さん

失敗を恐れず挑戦する価値。

竹中 聡馬さん
大阪府立佐野高校出身
グローバル観光学科 2年次生(2018年度入学)
Profile
高校時代に立ち上げた「水ナス愛し隊」がきっかけで、現在も水ナスを活用した地域PR活動に取り組んでいます。

高校時代のボランティア活動で泉佐野への貢献意識が生まれる。

高校時代はボランティア活動を行うユネスコ部に所属し、泉州の名物である水ナスを用いた地域活性化に取り組んでいました。地元の未来を真剣に考える方々と会う機会が多く、自分も地域の役に立ちたいと思うように。国際貢献や観光を実践的に学ぶ国際貢献学部は、僕にとって理想的な学びの場だと感じ、入学を決めました。

授業や課外活動は発見の宝庫。刺激と学びに満ちた毎日。

どの授業も新しい発見に満ちていて、毎日が刺激的です。学部全体に「失敗を恐れずチャレンジしよう」という雰囲気があり、先生方が学生の挑戦を全力で支援・応援してくれる体制はすばらしいです。僕も学内外でさまざまなことに挑戦しています。自分達で立ち上げた学生団体ISCREAMは大学からその活動が認められ、奨励金をいただきました。

農業+観光で泉佐野を元気に。地域活性化をめざす会社を設立!

今年2月、泉佐野市のクラウドファンディングで集めた資金で会社を設立しました。泉佐野市とその農業を活性化させることが目的で、観光と組み合わせた事業を展開したいと考えています。現在は、農業体験をしながらグランピングが楽しめる施設を計画中。農家の方々の協力を得ながら、年内の開業をめざして準備を進めています。
企画して実践

コミュニティエンゲージメント、ついに始動!地域の中で課題を探し、解決法を提案する。

実社会を学びの場とする「コミュニティエンゲージメント」は、学生が自らプロジェクトを企画し、実践するプログラムです。僕の所属するチームが活動した舞台は、京都府の日本海に面した丹後半島の中心にある京丹後市。
移住や起業をする若者が増えているものの、それ以上に少子高齢化と後継者不足が深刻です。海と緑が美しいこの街を、もっと知ってもらう必要があると感じました。

社会に飛び出してレベルアップ!新しい視線・新しい目標
国内外のコミュニティに飛び込んで活動するコミュニティエンゲージメントで、学生たちは予想外の困難や初めての経験に直面します。でも、特別なアイデアや重要な気づきは、そんな環境だからこそ得られるもの。新しい目標をつかみ、一回りも二回りも成長した彼らは、もっとハイレベルな挑戦に臨もうと意欲を燃やしています。
  • [旅館業務/調査活動]

    旅館業務に従事しながら京丹後の現状を調査。

    旅館業務に従事しながら京丹後の現状を調査。

    旅館業務に従事しながら、4チームに分かれて調査や提案をします。「フード・スポーツツーリズム」「起業・移住」「ホスピタリティ」「ペットツーリズム」の中で、僕は「起業・移住」を選択。自分も起業をしたこともあって、起業や移住をする若者が多いという京丹後の土地柄にも関心をもったのが理由です。

  • [京丹後タピオカプロジェクト]

    こだわりの国産タピオカで京丹後の知名度UPを。

    こだわりの国産タピオカで京丹後の知名度UPを。

    京丹後市には、日本に2つしかない回転釜を使ったタピオカ製造工場のうちの1つがあります。これを地域PRに活用できないかと考えて、工場を経営する方にアポイントを取り、海の家で販売させてもらうことにしました。

  • [京丹後タピオカプロジェクト]

    夏休みの海岸で2日間、タピオカ店をオープン。

    夏休みの海岸で2日間、タピオカ店をオープン。

    夕日ヶ浦海岸でタピオカドリンクを販売しました。地元産の素材を使うので、低価格で提供できる点が強みです。一緒に販売した京丹後名物の乳飲料も好評で、京丹後らしい飲み物をまとめて紹介するのも良案だと感じました。

  • [調査活動]

    起業家の言葉を参考に自分の目標を再設定。

    起業家の言葉を参考に自分の目標を再設定。

    京丹後市で会社を立ち上げた3人の起業家にインタビュー。地域を盛り上げたいという熱い思いや、多種多彩な地域活性化プロジェクトの内容について話を聞き、刺激を受けました。海外での経験を仕事に生かしている方もおられ、僕も留学を考えるように。グローバルな視野とローカルな視野を両方もつことが大切だと思いました。

最終日、地域の高齢化と人材不足という課題に対して、僕たちは「学生向けの課題解決型インターンシップの実施」を提案しました。若者が京丹後市の現状について考える機会を設けて、その意見を若者が働きやすい町づくりに生かすという案です。今回のプログラムでは、地域を支える多彩な事業や活動を知り、分析や考察を通してそれらを深く理解することができました。ここで得た知見を、泉佐野市を盛り上げる活動に生かしたいです。
インタビュー動画を見る

Department of GLOBAL TOURISM[ グローバル観光学科 ]

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