京都外国語大学留学生別科は、本学または他の日本の大学に入学を希望する外国人(国際交流協定大学が本学に派遣する留学生を含む)を対象に設けられた1年の課程です。これらの学生に対して日本語を教授し、併せて日本事情に関する理解を深めることを目的としています。
修業年限は1年です。
ただし、日本の大学・大学院への進学意欲が高く、一定の条件を満たしている場合には、1年を限度として留学生別科の在学の延長を認める場合があります。(修了延長)
入学時期は春学期(4月)と秋学期(9月)年2回です。
2023年度以前 入学者 |
1年間在学し、必修科目20単位(20科目)と選択科目8単位(6~8科目)以上、合計28単位以上修得した者には修了証書を授与します。 |
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2024年度以降 入学者 (新カリキュラム) |
1年間在学し、必修科目20単位(20科目)と選択科目6単位(6科目)以上、合計26単位以上修得した者には修了証書を授与します。 |
レベル1 | 初級はじめから初級前半を学ぶコースです。基礎的な語彙や文法を学び、日常的な表現が使えるようになることを目指します。(CEFR A1相当) |
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レベル2 | 初級後半を学ぶコースです。基礎的な語彙や文法を学び、身の回りのことについてやりとりができるようになることを目指します。(CEFR A1相当) |
レベル3 | 初級後半から初中級を学ぶコースです。基礎的な語彙や文法を学び、自分自身について説明したり、情報交換したりできるようになることを目指します。(CEFR A1~A2相当) |
レベル4 | 中級前半を学ぶコースです。中級レベルの語彙や文型を学び、まとまりのある話をしたり、意見を述べ合ったりできるようになることを目指します。(CEFR B1相当) |
レベル5 | 中級中期を学ぶコースです。中級レベルの語彙や文型を学び、まとまりのある話や、生活の様々な場面で適切な日本語が使えるようになることを目指します。(CEFR B1~B2相当) |
レベル6 | 中級後半を学ぶコースです。中級後半レベルの語彙や文型を学び、様々な話題について、具体的かつ抽象的に表現する力をつけることを目指します。(CEFR B2相当) |
レベル7 | 中級後半を学ぶコースです。中級後半レベルの語彙や文型を学び、様々な話題について、具体的かつ抽象的に表現する力をつけることを目指します。(CEFR B2相当) |
レベル8 | 中級後半から上級前半を学ぶコースです。上級レベルの語彙や文型を学び、具体的かつ抽象的な様々な話題について、しっかりとした談話構成、効果的な表現力をつけることを目指します。(CEFR C1相当) |
レベル9 | 上級を学ぶコースです。具体的かつ抽象的な様々な話題について、自然、流暢、かつ正確に自己表現できることを目指します。日本語の修辞法も学び、豊かな表現力を身に着けます。能力に応じて、本学学部の科目を履修することも可能です。(CEFR C2相当) |
習熟度別クラスによる日本語学習や、茶道、書道、狂言などの日本伝統文化科目、祇園祭見学などの課外学習も行います。また、日本語能力に応じて本学学部の授業を履修することも可能です。
京都三大祭であるこれらの祭りが見学できるのは、京都にある大学ならではのこと。観光とは異なる視点で、京文化を学びます。
学習できる内容 | ウェブサイト |
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ひらがな・カタカナ・漢字(初級~中級日本語) ※CEFR A1~B1相当 |
「みなと」 (国際交流基金) |
初級日本語 ※CEFR A1~A2相当 |
「MARUGOTO Plus」 (国際交流基金) |
ひらがな・カタカナ・ 漢字・文法 |
「Kanshudo」 |
別科修了後に、本学をはじめとする日本の大学や大学院等の高等教育機関へ進学を希望する学習者のために、進学相談・進学指導を行い、サポートを行っています。就職を考えている学習者は、キャリア支援部で情報を得ることもできます。
大学・ 短期大学 |
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大学院 |
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専門学校 |
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日本の大学や大学院は、4月入学の場合が多く、留学生別科に入学するタイミングによってフローが異なります。
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