2019/07/23 17:10:00 第41回国際文化資料館研究会・合同報告会
資料館研究会
宮田
こんにちは。蒸し暑い日が続いているのでそろそろ頭からキノコが生えそうな予感がしている中米考古学研究会の宮田です。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
先日7/22(月)に行われました第41回国際文化資料館研究会合同報告会の様子についてお知らせいたします。
【フィールドミュージアム研究会】
タイトル:「龍池町つくり委員会の活動報告~たついけ浴衣まつりを通して~」
発表者:小川夏子(国際文化資料館)
先日Facebookの方では発表者2名でお知らせしていたのですが、発表者の体調不良により、今回は発表者1名で開催させていただきました。
(イルファンさん早く元気になりますように…‼︎)
さて、今回フィールドミュージアム研究会からは、小川さんによる龍池町つくり委員会の活動報告をしていただきました。
龍池町は、明治時代に作られた番組小学校のひとつである「龍池小学校」の通学範囲に相当する地区の事をさしており、着物産業が盛んな地域です。
町つくりの活動は20年程前から始まっていたそうですが、2011年以降、本格的な活動を実施し始めたそうです。
京都外大の学生が町づくりに参加し始めたのは2013年からになります。
今回の浴衣祭りでは、毎年恒例の浴衣着用での運営参加に加え、提灯を作成して設置しました。
昨年度は国際文化資料館オリジナルの浴衣を作成したので、着々と活動に必要なものが揃ってきている印象を受けました!
その一方で、前年度と比べて浴衣着用の一般参加者、学生参加者が減少してしまった事や、小学生、中学生のボランティア活動がなくなってしまった点があげられ、今後はさらに認知度や活動の幅を広げていく必要があるのでは、という改善点が見えてきたそうです。
私も今年の3月31日に龍池町のイベント「お花見と野点の会」に参加させていただいたのですが、普段は滅多に和装で外出する機会がなく、家で着ることしかなかったので実際に和装で活動をすることによって和服の魅力を再確認することができました!
動きやすくて手入れもしやすい洋服もいいですが、生活のアクセントとして時々和装で外出するのも素敵だなあと思いました。
今後も龍池町つくり委員会の活動は続きます!「久しぶりに和服を着たいな…」「和服を着たいけど、お出掛けするところがない…」という方は、ぜひ龍池町つくり委員会の活動にご参加ください!
次回の第42回国際文化資料館研究会合同報告会は以下の日程で開催予定です。
開催日が近づきましたら国際文化資料館Facebookからも詳細をお知らせいたします。
日時:2019年9月23日(月)
15:40~17:20(4限目)
会場:R431
※研究会に所属していなくても報告会には参加できますので、お気軽にお越しください。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
先日7/22(月)に行われました第41回国際文化資料館研究会合同報告会の様子についてお知らせいたします。
【フィールドミュージアム研究会】
タイトル:「龍池町つくり委員会の活動報告~たついけ浴衣まつりを通して~」
発表者:小川夏子(国際文化資料館)
先日Facebookの方では発表者2名でお知らせしていたのですが、発表者の体調不良により、今回は発表者1名で開催させていただきました。
(イルファンさん早く元気になりますように…‼︎)
さて、今回フィールドミュージアム研究会からは、小川さんによる龍池町つくり委員会の活動報告をしていただきました。
龍池町は、明治時代に作られた番組小学校のひとつである「龍池小学校」の通学範囲に相当する地区の事をさしており、着物産業が盛んな地域です。
町つくりの活動は20年程前から始まっていたそうですが、2011年以降、本格的な活動を実施し始めたそうです。
京都外大の学生が町づくりに参加し始めたのは2013年からになります。
今回の浴衣祭りでは、毎年恒例の浴衣着用での運営参加に加え、提灯を作成して設置しました。
昨年度は国際文化資料館オリジナルの浴衣を作成したので、着々と活動に必要なものが揃ってきている印象を受けました!
その一方で、前年度と比べて浴衣着用の一般参加者、学生参加者が減少してしまった事や、小学生、中学生のボランティア活動がなくなってしまった点があげられ、今後はさらに認知度や活動の幅を広げていく必要があるのでは、という改善点が見えてきたそうです。
私も今年の3月31日に龍池町のイベント「お花見と野点の会」に参加させていただいたのですが、普段は滅多に和装で外出する機会がなく、家で着ることしかなかったので実際に和装で活動をすることによって和服の魅力を再確認することができました!
動きやすくて手入れもしやすい洋服もいいですが、生活のアクセントとして時々和装で外出するのも素敵だなあと思いました。
今後も龍池町つくり委員会の活動は続きます!「久しぶりに和服を着たいな…」「和服を着たいけど、お出掛けするところがない…」という方は、ぜひ龍池町つくり委員会の活動にご参加ください!
次回の第42回国際文化資料館研究会合同報告会は以下の日程で開催予定です。
開催日が近づきましたら国際文化資料館Facebookからも詳細をお知らせいたします。
日時:2019年9月23日(月)
15:40~17:20(4限目)
会場:R431
※研究会に所属していなくても報告会には参加できますので、お気軽にお越しください。
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発表をする小川さん
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発表後も皆んなで意見交換をしました
2019/07/22 15:00:00 2019年越前フィールドワーク~田植え編~
越前
勝野
梅雨に入り不安定な気候が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
この時期からもう越前への避暑を企む勝野がお送りします。京都は暑いです。
7月に入ってしまったのですが、5月31日から6月2日に行われたフィールドワークの様子をお伝えします。遅くなりまして大変申し訳ございません。
今回のフィールドワークでは2~4回生の学芸員資格課程の面々に加え、今回は秋学期に行われるコミュニティエンゲージメント活動に参加するGT学科2回生8名全員が加わってくれました!
引率を含む19名での活動は予想以上に賑やかで華やかなものとなりました。
今回のメインイベントは、無農薬田んぼの田植えです!直に泥に手足を突っ込み、コシヒカリの苗を植えていきました。BGMはDJによるポップな音楽の数々。田んぼには様々な生き物もたくさんいました。
初日の31日は、先発の学生、牧くるみさんが田植えイベントのテント設営や猪防御の柵外しなどの作業を行い、翌日1日に本格的な田植えイベントに学生全員で参加しました。
熊谷や井上さんのお友達の松島さんら地域の方に教えていただき、学生は苗を植える目印をつける「枠転がし」からお手伝いさせていただきました。その後一般の参加者の方々と一緒に田植えを行いました。
帰り道、前々回のフィールドワークで剪定した「あぜ~ロード」のアジサイたちを見かけました。まだ花は咲いていませんでしたが、こんもりと青葉が茂っているのを見て、少し感動しました。4月には枯れ木のようだったのに、なんと立派に甦って…!
2日は三手に分かれ、古熊谷水田ビオトープのあぜ補修チーム、くまカフェの薪ストーブ用の薪割りチーム、くまカフェ内展示チームそれぞれで作業を行いました。
あぜ補修チームは、イノシシが掘ってしまいぼろぼろになっていたあぜに、4tトラック2台分の土を運んで、埋めての作業を見事な連携プレーで繰り返し無事に完遂させました。
くまだんでは薪ストーブを使用しており冬にはたくさんの薪が必要になります。(その量、一晩で約20㎏!)そのための薪割りを行いました。材木を熊谷の西野哲治さんがチェーンソーで切って短くし、薪割りチームの学生が太いものは西野さんの指導を受けてクサビで割るという作業を行いました。
くまカフェで薪ストーブを使用している理由は、里山の整備にあります。里山は放っておくと木が茂りすぎて土砂崩れの原因にもなります。これを防ぐために木を切って山のお手入れをします。そして切った木は薪として利用します。冬の間ずっと薪ストーブを使うには、少人数だとコスパが良くないのですが、学生がたくさん来てくれると効率よく部屋を暖められます。しかし、たくさんの薪を使うためには山を整備するための知識のある人達が必要です。
誰がこの役割を引き継いでいくのか、学生はこの問題の解決にどうかかわっていけるのか、が現在の我々の課題でもあります。
展示チームはトルココーヒーに関して新たな展示を行いました。トルココーヒーとはコーヒーの粉を水から煮立てて、上澄みだけを飲むコーヒーです。今回はトルココーヒーを淹れるときに使う小さいポット(ジェズべ)やコーヒーカップなどを展示しました。
また、今回も例年通り「くまだん畑」で玉ねぎを収穫し、大学の学食リブレへ持っていきました。みなさまにもくまだんの味を感じていただけていれば嬉しいです。
この時期からもう越前への避暑を企む勝野がお送りします。京都は暑いです。
7月に入ってしまったのですが、5月31日から6月2日に行われたフィールドワークの様子をお伝えします。遅くなりまして大変申し訳ございません。
今回のフィールドワークでは2~4回生の学芸員資格課程の面々に加え、今回は秋学期に行われるコミュニティエンゲージメント活動に参加するGT学科2回生8名全員が加わってくれました!
引率を含む19名での活動は予想以上に賑やかで華やかなものとなりました。
今回のメインイベントは、無農薬田んぼの田植えです!直に泥に手足を突っ込み、コシヒカリの苗を植えていきました。BGMはDJによるポップな音楽の数々。田んぼには様々な生き物もたくさんいました。
初日の31日は、先発の学生、牧くるみさんが田植えイベントのテント設営や猪防御の柵外しなどの作業を行い、翌日1日に本格的な田植えイベントに学生全員で参加しました。
熊谷や井上さんのお友達の松島さんら地域の方に教えていただき、学生は苗を植える目印をつける「枠転がし」からお手伝いさせていただきました。その後一般の参加者の方々と一緒に田植えを行いました。
帰り道、前々回のフィールドワークで剪定した「あぜ~ロード」のアジサイたちを見かけました。まだ花は咲いていませんでしたが、こんもりと青葉が茂っているのを見て、少し感動しました。4月には枯れ木のようだったのに、なんと立派に甦って…!
2日は三手に分かれ、古熊谷水田ビオトープのあぜ補修チーム、くまカフェの薪ストーブ用の薪割りチーム、くまカフェ内展示チームそれぞれで作業を行いました。
あぜ補修チームは、イノシシが掘ってしまいぼろぼろになっていたあぜに、4tトラック2台分の土を運んで、埋めての作業を見事な連携プレーで繰り返し無事に完遂させました。
くまだんでは薪ストーブを使用しており冬にはたくさんの薪が必要になります。(その量、一晩で約20㎏!)そのための薪割りを行いました。材木を熊谷の西野哲治さんがチェーンソーで切って短くし、薪割りチームの学生が太いものは西野さんの指導を受けてクサビで割るという作業を行いました。
くまカフェで薪ストーブを使用している理由は、里山の整備にあります。里山は放っておくと木が茂りすぎて土砂崩れの原因にもなります。これを防ぐために木を切って山のお手入れをします。そして切った木は薪として利用します。冬の間ずっと薪ストーブを使うには、少人数だとコスパが良くないのですが、学生がたくさん来てくれると効率よく部屋を暖められます。しかし、たくさんの薪を使うためには山を整備するための知識のある人達が必要です。
誰がこの役割を引き継いでいくのか、学生はこの問題の解決にどうかかわっていけるのか、が現在の我々の課題でもあります。
展示チームはトルココーヒーに関して新たな展示を行いました。トルココーヒーとはコーヒーの粉を水から煮立てて、上澄みだけを飲むコーヒーです。今回はトルココーヒーを淹れるときに使う小さいポット(ジェズべ)やコーヒーカップなどを展示しました。
また、今回も例年通り「くまだん畑」で玉ねぎを収穫し、大学の学食リブレへ持っていきました。みなさまにもくまだんの味を感じていただけていれば嬉しいです。
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苗をもってピース!
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泥でフェイスペインティングを楽しむ学生
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最後は恒例の集合写真
2019/07/20 15:10:00 令和初の「たついけ浴衣まつり」が開催!
イベント
小川
こんにちは。国際文化資料館の小川です。
7月に入り祇園祭の時期になると、いよいよ京都の夏が来たという感じがしますね。
前祭宵山の日、京都のまちなかは山鉾や屋台を楽しむ人で賑わいをみせました。
そして京都国際マンガミュージアムでは、今年も「たついけ浴衣まつり」が開催されました。
龍池学区は、昔から着物産業が盛んな地域です。そんな地域の特性を生かしたこのお祭りは、龍池町つくり委員会によって2016年から毎年開催されています。
今年も学芸員資格課程、公共政策ゼミの学生や卒業生、国際文化資料館がお手伝いとして参加しました。
今回も南先生の司会ではじまり、和太鼓の演奏、祇園祭・鷹山のお囃子演奏や演奏体験で盛り上がりました。鷹山は後祭の山鉾ですが、復興活動として授与品の販売も行われますので、そのお手伝いをしました。
さて、昨年完成した資料館オリジナル浴衣に引き続き、今年は「京都和文化交流会」の名前が入ったオリジナル提灯が完成し、入口付近に飾りました。
京都和文化交流会は、若者を対象に、京都の文化を見学・体験する機会をつくり、親しむことを目的に活動しています。この提灯は、祇園祭・山鉾の提灯も手掛けている奥川提灯店さまに作っていただき、活動の一環として工房見学もさせていただきました。
龍池町つくり委員会や京都和文化交流会の活動を通し、京都のお祭りはこのような人々によって成り立っているのだと実感しました。今後は和装文化や提灯だけでなく、幅広く京都の文化に親しむとともに、地域や伝統産業の活性化につなげていきたいです。
7月に入り祇園祭の時期になると、いよいよ京都の夏が来たという感じがしますね。
前祭宵山の日、京都のまちなかは山鉾や屋台を楽しむ人で賑わいをみせました。
そして京都国際マンガミュージアムでは、今年も「たついけ浴衣まつり」が開催されました。
龍池学区は、昔から着物産業が盛んな地域です。そんな地域の特性を生かしたこのお祭りは、龍池町つくり委員会によって2016年から毎年開催されています。
今年も学芸員資格課程、公共政策ゼミの学生や卒業生、国際文化資料館がお手伝いとして参加しました。
今回も南先生の司会ではじまり、和太鼓の演奏、祇園祭・鷹山のお囃子演奏や演奏体験で盛り上がりました。鷹山は後祭の山鉾ですが、復興活動として授与品の販売も行われますので、そのお手伝いをしました。
さて、昨年完成した資料館オリジナル浴衣に引き続き、今年は「京都和文化交流会」の名前が入ったオリジナル提灯が完成し、入口付近に飾りました。
京都和文化交流会は、若者を対象に、京都の文化を見学・体験する機会をつくり、親しむことを目的に活動しています。この提灯は、祇園祭・山鉾の提灯も手掛けている奥川提灯店さまに作っていただき、活動の一環として工房見学もさせていただきました。
龍池町つくり委員会や京都和文化交流会の活動を通し、京都のお祭りはこのような人々によって成り立っているのだと実感しました。今後は和装文化や提灯だけでなく、幅広く京都の文化に親しむとともに、地域や伝統産業の活性化につなげていきたいです。
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鷹山の囃子方の演奏も聞けました
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みんな浴衣をきてお手伝いさせて頂きました
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提灯と南館長
2019/07/18 10:10:00 展覧会関連特別講演が行われました
イベント
宮田
現在、国際文化資料館にて開催中の写真展「カパック・ニャン:遥かなるインカ道」の特別講演が7月13日(土)に行われました!
講師は関西外国語大学より、鳥塚あゆち先生をお迎えいたしました。
「変わりゆくアンデス高地の生活と旅の道」と題し、現代に生きるペルーの人々の生活と道の関係や、変化についてのお話を聞くことができました。
「道」とは、人々がそこで生活し、使用するためにできる物です。人々が生活を変え、その道を使わなくなると、道はだんだんと消えていき、また新しい場所に道ができます。今回の展示会で扱った「インカ道」もまた、インカの人々が生活し、旅をして暮らしていく中でできた道です。
鳥塚あゆち先生は何年もの間、毎年ペルーの標高4000メートルを超える高地で牧畜を生業とする村人達と生活を共にし、今回そこでのお話をしてくださいました。
現在、ペルーの人々は十数年前まで高地で牧畜をする人々が農村にリャマなどの家畜を連れて農作物と物々交換の旅をすることはなくなりました。
その為、旅をしていた道は再び放牧地の中に埋もれつつあります。
これはアルパカの毛が外国で高値で取引されるようになり、高原で暮らす人々の生活が物々交換から貨幣経済に変わり、生活や習慣が変化したために起こった出来事です。
また、数年前に近くで鉱山の工事が行われることになり、工事に伴う道路交通整備が行われたそうです。そのため、以前は車を降りてから数時間かけて歩かなければならなかったところが、街から車で楽に行けるようになったそうです。その結果、共同体からも街に出る人が増え、今度は放牧をする若い世代が減ってしまったそうです。
ペルーの人々が今まで何気なく当たり前に使っていた道が、異国の私たちの生活によって変化したり、逆に道の変化が私たちの生活に変化をもたらす、という人間と道との関係を知り、新しい物事の見方を学ぶことができました。
「カパック・ニャン:遥かなるインカ道」の開催期間は7月27日(土)までとなります。まだお越しでない方はぜひお立ち寄り下さい。
皆様のお越しを心よりお待ちしております!
講師は関西外国語大学より、鳥塚あゆち先生をお迎えいたしました。
「変わりゆくアンデス高地の生活と旅の道」と題し、現代に生きるペルーの人々の生活と道の関係や、変化についてのお話を聞くことができました。
「道」とは、人々がそこで生活し、使用するためにできる物です。人々が生活を変え、その道を使わなくなると、道はだんだんと消えていき、また新しい場所に道ができます。今回の展示会で扱った「インカ道」もまた、インカの人々が生活し、旅をして暮らしていく中でできた道です。
鳥塚あゆち先生は何年もの間、毎年ペルーの標高4000メートルを超える高地で牧畜を生業とする村人達と生活を共にし、今回そこでのお話をしてくださいました。
現在、ペルーの人々は十数年前まで高地で牧畜をする人々が農村にリャマなどの家畜を連れて農作物と物々交換の旅をすることはなくなりました。
その為、旅をしていた道は再び放牧地の中に埋もれつつあります。
これはアルパカの毛が外国で高値で取引されるようになり、高原で暮らす人々の生活が物々交換から貨幣経済に変わり、生活や習慣が変化したために起こった出来事です。
また、数年前に近くで鉱山の工事が行われることになり、工事に伴う道路交通整備が行われたそうです。そのため、以前は車を降りてから数時間かけて歩かなければならなかったところが、街から車で楽に行けるようになったそうです。その結果、共同体からも街に出る人が増え、今度は放牧をする若い世代が減ってしまったそうです。
ペルーの人々が今まで何気なく当たり前に使っていた道が、異国の私たちの生活によって変化したり、逆に道の変化が私たちの生活に変化をもたらす、という人間と道との関係を知り、新しい物事の見方を学ぶことができました。
「カパック・ニャン:遥かなるインカ道」の開催期間は7月27日(土)までとなります。まだお越しでない方はぜひお立ち寄り下さい。
皆様のお越しを心よりお待ちしております!
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関西外国語大学 鳥塚あゆち先生
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世界のラクダ科6種の内ペルーには4種もいるという事に驚きました
2019/07/06 14:30:00 第40回国際文化資料館研究会・合同報告会
資料館研究会
宮田
こんにちは、中米考古学研究会の宮田です。
1週間遅れとなってしまいましたが、先月6月24日(月)に行われました第40回国際文化資料館研究会合同報告会の様子についてお知らせいたします。
【フィールドミュージアム研究会】
タイトル:「6月の越前町フィールドミュージアム活動 活動報告」
発表者:石山和佳(国際教養学科4年次)
【イスラーム文化研究会】
タイトル:「建築のイスラーム美術~初期モスクを事例に~」
発表者:松本拓也(国際文化資料館)
【中米考古学研究会】
タイトル:「ナマズのミイラから見るエジプトにおけるナマズの意味」
発表者:宮田怜奈(国際文化資料館)
フィールドミュージアム研究会の石山さんからは、6月に越前で行ったフィールドミュージアム活動と、今までの活動との違い、今後の活動予定を発表していただきました。今まで参加していた学芸員資格課程の学生さんに加え、今年度新しくできた国際貢献学部の学生さんたちにも積極的に参加してもらい、さらに楽しく沢山の活動が出来るようになったそうです。一方で、人数が増えたことにより、今後より一層上手に運営していくための工夫が必要だ、という意見もあったそうです。
また、フィールドミュージアム研究会の活動拠点の1つである「くまカフェ」では6月~9月までの期間にトルココーヒーについての展示を行っているそうです。コーヒーの歴史や淹れ方だけでなく、トルココーヒーの飲み方や、コーヒー占いについてなど、様々な角度からトルココーヒーを知ることができそうですね!
イスラーム文化研究会の松本さんからは建築に関するイスラーム美術についての発表をしていただきました。そもそもイスラーム美術の定義とは何なのか、何のために創り出されたのか、という論点から始まり、実際に初期モスクではどのような様式が見られたのかについて話していただきました。松本さんによると、イスラーム美術は信仰、環境のために創り出されたものではなく、特定の時代、場所、民族を示さないもので、一概に宗教や民族で定義できるものではないそうです。ではイスラーム美術とは何を指すのか。それは、
①政権を握る階級がムスリム(イスラーム教徒)である地域に住む
②現在(建築当時)居住する
③ムスリム住民によって
創り出された美術が「イスラーム美術」と呼ばれているそうです。
最後に、中米考古学研究会からは私が4月から進めている国際文化資料館所蔵品であるナマズのミイラについて発表させていただきました。前回に引き続き調査していた古代エジプトの宗教観や、前後する時代の流れや宗教観についての調査報告、調査を進めていく中でナマズのミイラが作成されていた頃のエジプトには大型のナマズが生息していた事、一方で現在発見されているナマズをはじめとする魚のミイラは小型のものが多い、など、新たに出てきた疑問点などについても発表しました。また、炭素年代測定に加えて、専門家の方にミイラとなっているナマズの種類の特定(同定と言います)をお願いしました。 今後は、MUC掲載用の原稿執筆に取り掛かりたいと思います。
次回の第41回国際文化資料館研究会 合同報告会は以下の日程で開催予定です。
開催日が近づいたら国際文化資料館Facebookからも詳細をお知らせいたします。
日時:2019年7月22日(月)15:40~17:20(4限目)
会場:R431
※研究会に所属していなくても報告会には参加できますので、お気軽にお越しください。
1週間遅れとなってしまいましたが、先月6月24日(月)に行われました第40回国際文化資料館研究会合同報告会の様子についてお知らせいたします。
【フィールドミュージアム研究会】
タイトル:「6月の越前町フィールドミュージアム活動 活動報告」
発表者:石山和佳(国際教養学科4年次)
【イスラーム文化研究会】
タイトル:「建築のイスラーム美術~初期モスクを事例に~」
発表者:松本拓也(国際文化資料館)
【中米考古学研究会】
タイトル:「ナマズのミイラから見るエジプトにおけるナマズの意味」
発表者:宮田怜奈(国際文化資料館)
フィールドミュージアム研究会の石山さんからは、6月に越前で行ったフィールドミュージアム活動と、今までの活動との違い、今後の活動予定を発表していただきました。今まで参加していた学芸員資格課程の学生さんに加え、今年度新しくできた国際貢献学部の学生さんたちにも積極的に参加してもらい、さらに楽しく沢山の活動が出来るようになったそうです。一方で、人数が増えたことにより、今後より一層上手に運営していくための工夫が必要だ、という意見もあったそうです。
また、フィールドミュージアム研究会の活動拠点の1つである「くまカフェ」では6月~9月までの期間にトルココーヒーについての展示を行っているそうです。コーヒーの歴史や淹れ方だけでなく、トルココーヒーの飲み方や、コーヒー占いについてなど、様々な角度からトルココーヒーを知ることができそうですね!
イスラーム文化研究会の松本さんからは建築に関するイスラーム美術についての発表をしていただきました。そもそもイスラーム美術の定義とは何なのか、何のために創り出されたのか、という論点から始まり、実際に初期モスクではどのような様式が見られたのかについて話していただきました。松本さんによると、イスラーム美術は信仰、環境のために創り出されたものではなく、特定の時代、場所、民族を示さないもので、一概に宗教や民族で定義できるものではないそうです。ではイスラーム美術とは何を指すのか。それは、
①政権を握る階級がムスリム(イスラーム教徒)である地域に住む
②現在(建築当時)居住する
③ムスリム住民によって
創り出された美術が「イスラーム美術」と呼ばれているそうです。
最後に、中米考古学研究会からは私が4月から進めている国際文化資料館所蔵品であるナマズのミイラについて発表させていただきました。前回に引き続き調査していた古代エジプトの宗教観や、前後する時代の流れや宗教観についての調査報告、調査を進めていく中でナマズのミイラが作成されていた頃のエジプトには大型のナマズが生息していた事、一方で現在発見されているナマズをはじめとする魚のミイラは小型のものが多い、など、新たに出てきた疑問点などについても発表しました。また、炭素年代測定に加えて、専門家の方にミイラとなっているナマズの種類の特定(同定と言います)をお願いしました。 今後は、MUC掲載用の原稿執筆に取り掛かりたいと思います。
次回の第41回国際文化資料館研究会 合同報告会は以下の日程で開催予定です。
開催日が近づいたら国際文化資料館Facebookからも詳細をお知らせいたします。
日時:2019年7月22日(月)15:40~17:20(4限目)
会場:R431
※研究会に所属していなくても報告会には参加できますので、お気軽にお越しください。
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発表中のフィールドミュージアム研究会の石山さん
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発表中のイスラーム文化研究会の松本さん
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今回の研究会の様子






