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香川県高松市出身の民族学者であり幼児美術教育の研究者でもある宮武辰夫(1892~1960)によって第二次世界大戦前に台湾、フィリピン、インドネシアなどで蒐集されたコレクションです。もとは、小原豊雲記念館(神戸市)に収蔵されていましたが、2017年アンデスの古代美術コレクションとともに寄贈され、国際文化資料館の資料となりました。
現在、資料の基礎調査中であり、順次その成果を公開していく予定です。

台湾 パイワン族の櫛

パイワン族は、木工が得意で、たいへん丁寧に生活道具を作り上げます。写真の櫛には、精霊文と図案化された蛇があしらわれています。彼らは、猛毒を持つとされる百歩蛇を信仰しており、蛇にまつわる伝説が残っています。



台湾 アミ族の伝令鈴

アミ族の伝令鈴は、若者が腰につけ、村に何かあったり、会合が開かれたりするとこれを鳴らして村の人々に知らせるためのものです。また、アミ族には女性が中心となって社会を構成する伝統がありました。



フィリピン イフガオ族の飯籠

イフガオ族は、フィリピン・ルソン島北部に住まう少数民族です。写真は、竹を編んで作られた蓋つきの飯籠。紐をつけて提げられるようにしてあります。



ジャワの仮面

ジャワ島の仮面舞踊劇に使われる仮面。口と目を大きく開いた様子に目を奪われる。鮮やかな赤の地に目玉と頭飾りの金色が印象的である。

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