2018/08/24 14:00:00 ミナミ先生!ようこそ、コスタリカへ!
お知らせ
マドカ
みなさまお久しぶりの更新です!
今夏の調査は、ミサキが報告してくれていた中米グアテマラ(その1、その2、その3、その4)から始まり、お次はコスタリカにやってまいりました!今週ようやくお師匠のミナミ先生をコスタリカでお迎えし、今後の新しい調査に向けて情報を集めるべく、コスタリカの各博物館や大学との意見交換を行っています。
コスタリカ活動日初日は、JICAコスタリカ支所を訪問し、前田英男所長にコスタリカにおけるJICAの活動についてお話を伺ったり、京都外大がラテンアメリカで行ってきた活動、とくに現在ニカラグアで行っている「プロジェクト・マティグアス」での考古学と博物館についてお話をしました。前田所長はこれまで勤務されてきた中米諸国のご経験から、中米諸国の中でも平和を求める国民性が目立ち、先進国並みの経済力と安定性を持っている点など「中米のスイス」と呼ばれるコスタリカの魅力を語ってくださいました。また今後中米で実現できそうなプロジェクトの方向性についても非常に有意義な意見交換ができました!
引き続き、コスタリカでの活動の様子をお伝えしていきます!
よろしくお付き合いください!
今夏の調査は、ミサキが報告してくれていた中米グアテマラ(その1、その2、その3、その4)から始まり、お次はコスタリカにやってまいりました!今週ようやくお師匠のミナミ先生をコスタリカでお迎えし、今後の新しい調査に向けて情報を集めるべく、コスタリカの各博物館や大学との意見交換を行っています。
コスタリカ活動日初日は、JICAコスタリカ支所を訪問し、前田英男所長にコスタリカにおけるJICAの活動についてお話を伺ったり、京都外大がラテンアメリカで行ってきた活動、とくに現在ニカラグアで行っている「プロジェクト・マティグアス」での考古学と博物館についてお話をしました。前田所長はこれまで勤務されてきた中米諸国のご経験から、中米諸国の中でも平和を求める国民性が目立ち、先進国並みの経済力と安定性を持っている点など「中米のスイス」と呼ばれるコスタリカの魅力を語ってくださいました。また今後中米で実現できそうなプロジェクトの方向性についても非常に有意義な意見交換ができました!
引き続き、コスタリカでの活動の様子をお伝えしていきます!
よろしくお付き合いください!
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豊富な活動経験をお話してくださった前田所長、ありがとうございました!
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JICAコスタリカ支所で意見交換を行いました!
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南先生、ようこそコスタリカへ!
2018/08/07 09:40:00 グアテマラカリブ海岸地域事情調査~リビングストン編~
発掘・考古学
ミサキ
またまたモーターボードに乗りドゥルセ川を下っていくと、カリブ海に面する街リビングストン(Livingston)に到着しました。この街では、アフリカ系移民(ガリフナ)文化が強く感じられ、他のグアテマラの街とは雰囲気を異にしているので、一瞬どこの国にいるんだっけ?と思ってしまうほど。
ガリフナ文化について知るために、「ガリフナ文化の家(Casa de la cultura Garífuna)」という資料館へ行ってみました。そこではガリフナの民具や衣装を展示するほかに、定期的に音楽やダンスのイベントも行っているそうです。
お察しの方もいるかと思いますが、彼らの祖先は、植民地時代にスペイン軍によってアフリカから連れてこられ、農園などで強制的に働かされていた黒人奴隷です。悲しい過去もあるけれど、自身の文化に誇りを持っているし、その文化も守りたいという資料館の方の言葉が印象的でした。
またまたまたモーターボートに乗り、貿易港があるプエルト・バリオスという街にも行ってきましたが、リビングストンにもここにも、現在行われている発掘調査は無いんだそうです。しかし、モーターボートからは建造物と思しき怪しいマウンド(土山)が見える・・・。
残念ながら今回のカリブ海岸地域事情調査はここで時間切れ。
3回にわたり「グアテマラカリブ海岸地域事情調査」編をお送りさせていただきました。
まだまだ夏期調査は続きます!次はどこへ行くのでしょう?
ガリフナ文化について知るために、「ガリフナ文化の家(Casa de la cultura Garífuna)」という資料館へ行ってみました。そこではガリフナの民具や衣装を展示するほかに、定期的に音楽やダンスのイベントも行っているそうです。
お察しの方もいるかと思いますが、彼らの祖先は、植民地時代にスペイン軍によってアフリカから連れてこられ、農園などで強制的に働かされていた黒人奴隷です。悲しい過去もあるけれど、自身の文化に誇りを持っているし、その文化も守りたいという資料館の方の言葉が印象的でした。
またまたまたモーターボートに乗り、貿易港があるプエルト・バリオスという街にも行ってきましたが、リビングストンにもここにも、現在行われている発掘調査は無いんだそうです。しかし、モーターボートからは建造物と思しき怪しいマウンド(土山)が見える・・・。
残念ながら今回のカリブ海岸地域事情調査はここで時間切れ。
3回にわたり「グアテマラカリブ海岸地域事情調査」編をお送りさせていただきました。
まだまだ夏期調査は続きます!次はどこへ行くのでしょう?
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タパード(Tapado)はココナッツミルクベースの海鮮スープ。ガリフナの食文化もしっかり堪能。
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「ガリフナ文化の家」
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船着き場の様子。水がとても汚い。
2018/08/06 02:20:00 グアテマラカリブ海岸地域事情調査~リオ・ドゥルセ編~
発掘・考古学
ミサキ
キリグアからバスを乗り継ぎ辿り着いたのは、リオ・ドゥルセ(Río Dulce)。町の名前にもなっているドゥルセ川(Río Dulce)と、グアテマラ最大の湖イサバル湖との結節点に位置します。現在は欧米系外国人たちが多く訪れるリゾート地になっているようで、湖畔には水上コテージも多く見られます。ただし、個人的にはここで泳ぐことをおススメすることはできません。水が茶色いので。
この街の最も有名な歴史的建造物は、植民地時代にスペイン軍によって建設されたサン・フェリペ城(要塞)です。ドゥルセ川は、カリブ海からイサバル湖へ入る唯一の水上路ですので、両者の交わる場所にあるこの街は水上交通の要衝でした。この地を狙って攻撃を仕掛けてくる海賊から街を守るために作られたのがこの要塞なのです。が、グアテマラ人によれば「でも実は要塞にはいっっつも海賊の旗が立ってたんだぜ笑」とのこと・・・。
サン・フェリペ城のように、スペイン軍が植民地時代に海賊の攻撃に備えて建設した要塞は、お隣の国メキシコやホンジュラスのカリブ海岸地域にいくつも存在しています。現在も植民地時代も、きっと先スペイン期(16世紀以前)も、水上交通の要衝となる場所は大きく変わっていないですから、古代の水上交通について探るために、要塞のある街の調査をしてみるのも面白いかも・・・?
次回はリビングストン編です!
この街の最も有名な歴史的建造物は、植民地時代にスペイン軍によって建設されたサン・フェリペ城(要塞)です。ドゥルセ川は、カリブ海からイサバル湖へ入る唯一の水上路ですので、両者の交わる場所にあるこの街は水上交通の要衝でした。この地を狙って攻撃を仕掛けてくる海賊から街を守るために作られたのがこの要塞なのです。が、グアテマラ人によれば「でも実は要塞にはいっっつも海賊の旗が立ってたんだぜ笑」とのこと・・・。
サン・フェリペ城のように、スペイン軍が植民地時代に海賊の攻撃に備えて建設した要塞は、お隣の国メキシコやホンジュラスのカリブ海岸地域にいくつも存在しています。現在も植民地時代も、きっと先スペイン期(16世紀以前)も、水上交通の要衝となる場所は大きく変わっていないですから、古代の水上交通について探るために、要塞のある街の調査をしてみるのも面白いかも・・・?
次回はリビングストン編です!
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サン・フェリペ城へはモーターボートで行きます
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こちらがサン・フェリペ城。ゲームやアニメに出てきそうなかわいらしい要塞。
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私も要塞を乗っ取ってみました。左手側にドゥルセ川、右手側にイサバル湖です。
2018/08/06 02:00:00 グアテマラカリブ海岸地域事情調査~キリグア編~
発掘・考古学
ミサキ
こんにちは、ミサキです。
本日は7月30日から8月3日にかけておこなったグアテマラカリブ海岸地域事情調査の様子についてお伝えします。
現在、京都外国語大学ラテンアメリカ研究所(IELAK)では、カリブ海からメキシコ湾を研究対象とするアメリカ地中海文化総合研究の準備を進めています。それに伴い、中米諸国のカリブ海岸地域で地域事情調査をはじめています。昨年からニカラグア・ブルーフィールズでは調査がはじまっています。(ブルーフィールズ調査については過去ブログ参照)
そんなこんなで、グアテマラのカリブ海岸地域へ、私ミサキが地域事情を調査しに行って参りました。そして今回は、交通事情や治安情報を的確に把握するため、グアテマラ、サン・カルロス大学のフェルナンド君にも同行してもらいました(ちなみに彼は日本食が大好きだそうです)。
最初の街はキリグア。世界遺産キリグア遺跡がある街です。キリグア遺跡はカリブ海岸地域に面するイサバル県に位置するんですが、キリグアは内陸部モタグア川の近くにあります。話がややこしくてすみません。
キリグア遺跡は1981年に世界遺産に登録されており、遺跡公園内では数々の石彫や祭壇、建造物などを見学することができます。キリグアは古典期(紀元後3~9世紀頃)に最も栄えたマヤの古代都市で、考古学調査や碑文研究(マヤ文字の解読)などにより様々な歴史が明らかにされてきました。
私も遺跡見学を楽しみにしていたのですが・・・なんと、キリグアで一番大きな石彫は、保護用屋根の改修のためビニールでぐるぐる巻きに!なんとも悲しい結果でしたが、グアテマラの遺跡保存の一面を見ることが出来て良かったのかも・・・。
次回はリオ・ドゥルセ編!
本日は7月30日から8月3日にかけておこなったグアテマラカリブ海岸地域事情調査の様子についてお伝えします。
現在、京都外国語大学ラテンアメリカ研究所(IELAK)では、カリブ海からメキシコ湾を研究対象とするアメリカ地中海文化総合研究の準備を進めています。それに伴い、中米諸国のカリブ海岸地域で地域事情調査をはじめています。昨年からニカラグア・ブルーフィールズでは調査がはじまっています。(ブルーフィールズ調査については過去ブログ参照)
そんなこんなで、グアテマラのカリブ海岸地域へ、私ミサキが地域事情を調査しに行って参りました。そして今回は、交通事情や治安情報を的確に把握するため、グアテマラ、サン・カルロス大学のフェルナンド君にも同行してもらいました(ちなみに彼は日本食が大好きだそうです)。
最初の街はキリグア。世界遺産キリグア遺跡がある街です。キリグア遺跡はカリブ海岸地域に面するイサバル県に位置するんですが、キリグアは内陸部モタグア川の近くにあります。話がややこしくてすみません。
キリグア遺跡は1981年に世界遺産に登録されており、遺跡公園内では数々の石彫や祭壇、建造物などを見学することができます。キリグアは古典期(紀元後3~9世紀頃)に最も栄えたマヤの古代都市で、考古学調査や碑文研究(マヤ文字の解読)などにより様々な歴史が明らかにされてきました。
私も遺跡見学を楽しみにしていたのですが・・・なんと、キリグアで一番大きな石彫は、保護用屋根の改修のためビニールでぐるぐる巻きに!なんとも悲しい結果でしたが、グアテマラの遺跡保存の一面を見ることが出来て良かったのかも・・・。
次回はリオ・ドゥルセ編!
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同行してくれたフェルナンド君。虎の絵が素敵な食堂でお昼ご飯待ち。
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キリグア遺跡
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巨大海苔巻きと化した石彫と悲しみに暮れる私
2018/07/31 00:30:00 グアテマラ学会参加報告&夏の中米調査はじまるよ!
お知らせ
ミサキ
お久しぶりです、ミサキです。
台風が変な方向から襲ってきたとの噂を聞いています、みなさん大丈夫ですか?
台風の季節となりましたので、夏の調査もそろそろ始動しますよ!
ミナミ先生率いるチーム外大の活動内容(珍道中?)について、随時ブログで報告させていただきます、乞うご期待。
ちなみに私はと言いますと、一足先にグアテマラ入りし、7月23日から27日にかけてグアテマラ国立考古学歴史博物館で開催された第32回グアテマラ国際考古学シンポジウム(XXXII Simposio de Investigaciones Arqueológicas en Guatemala)に参加しておりました。
毎年7月末に開催されるこのシンポジウムでは、世界中からメソアメリカ考古学研究者が集まり、最新の調査研究について情報交換や議論がなされています。
そして僭越ながら、私もこの場で発表する機会をいただきました。
発表の準備には時間がかかる上、研究がどう評価されるかも不安、自分のスペイン語が伝わるかも不安、そしていざマイクの前に立つと緊張で頭真っ白。
それでも発表を終えると、同世代の研究者や超有名な考古学者まで、たくさんの方から質問や意見をもらうことができ、大変充実した学会となりました。
このような経験を積み重ねていくことで、私たち若手研究者はステップアップしていくのです。
さてさて夏の調査、良いスタートを切ることができそうですね(個人的に)。
来週から本格的に調査がはじまります。
最初の調査地に向けて、私は移動を開始します。
台風が変な方向から襲ってきたとの噂を聞いています、みなさん大丈夫ですか?
台風の季節となりましたので、夏の調査もそろそろ始動しますよ!
ミナミ先生率いるチーム外大の活動内容(珍道中?)について、随時ブログで報告させていただきます、乞うご期待。
ちなみに私はと言いますと、一足先にグアテマラ入りし、7月23日から27日にかけてグアテマラ国立考古学歴史博物館で開催された第32回グアテマラ国際考古学シンポジウム(XXXII Simposio de Investigaciones Arqueológicas en Guatemala)に参加しておりました。
毎年7月末に開催されるこのシンポジウムでは、世界中からメソアメリカ考古学研究者が集まり、最新の調査研究について情報交換や議論がなされています。
そして僭越ながら、私もこの場で発表する機会をいただきました。
発表の準備には時間がかかる上、研究がどう評価されるかも不安、自分のスペイン語が伝わるかも不安、そしていざマイクの前に立つと緊張で頭真っ白。
それでも発表を終えると、同世代の研究者や超有名な考古学者まで、たくさんの方から質問や意見をもらうことができ、大変充実した学会となりました。
このような経験を積み重ねていくことで、私たち若手研究者はステップアップしていくのです。
さてさて夏の調査、良いスタートを切ることができそうですね(個人的に)。
来週から本格的に調査がはじまります。
最初の調査地に向けて、私は移動を開始します。
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シンポジウム会場のグアテマラ国立考古学歴史博物館
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発表の様子です







