館長ブログ
2018/09/06 04:30:00 ベトナム世界遺産と博物館によるまちづくり調査開始
館長ブログ
ミナミ
みなさんこんにちは!館長の南です。やっとコスタリカから・・・ではなく、ベトナムからの発信です。大きな台風が関西に大きな被害を与えましたが、みなさんのところ大丈夫でしたか?壊れかけた壁や倒木などなど、これからも十分注意してくださいね。
さて、このたび急遽ではありますが、国際文化資料館と南が中心となって「ベトナム世界遺産と博物館によるまちづくり」をテーマとした博物館研究を開始しました。
ベトナムについては、南が考古学と博物館に関するテーマから大変興味を持っていた国です。みなさんもご存知のことかもしれませんが、日本の安土桃山時代~江戸時代初期にかけて、日本とくに京都の商人(田中、後藤、茶屋の3家が有名)が活発に東南アジアで貿易をしていました。ベトナムはその中心の一つです。近年、日本の大学の手による現地に作られた日本人町の考古学調査も行われてきており、とくに中部のホイアンではそうした成果がまちづくりや観光産業などに結びついています。
今回、ちょっとしたきっかけがあって、アジアでも「考古学と博物館を仲介者とした実践的地域研究調査」を行うことになり、ベトナムを候補にしました。
調査は8月30日から9月9日まで。急なことでもあったので第1回として今回は、首都ハノイと中部のダナン、ホイアン、フエの世界遺産や博物館を見学しながらまちづくりとの関係を見ることにしました。
そして、この調査に学芸員資格課程履修生3年の藤原万由美さんと大垣満美さんが参加してくれています。二人ともスペイン語学科ですが、今回の調査に興味をもってくれました。また、機会を設けて調査の感想などもこのブログから発信してもらおうと思います。
私たちは今ダナンにいます。調査はちょうど中間を過ぎたところ。前半はハノイで国立歴史博物館、ハノイ博物館、ベトナム民族学博物館のほか、世界遺産のタンロン遺跡、また陶器づくりで有名なバッチャン村を訪問しました。どこもみんな立派な博物館と豊かな資料が展示されていて大変面白かったです。個々の博物館については、またあらためて報告します。
それでは短い間ですが、ベトナムからの報告をお楽しみください。
さて、このたび急遽ではありますが、国際文化資料館と南が中心となって「ベトナム世界遺産と博物館によるまちづくり」をテーマとした博物館研究を開始しました。
ベトナムについては、南が考古学と博物館に関するテーマから大変興味を持っていた国です。みなさんもご存知のことかもしれませんが、日本の安土桃山時代~江戸時代初期にかけて、日本とくに京都の商人(田中、後藤、茶屋の3家が有名)が活発に東南アジアで貿易をしていました。ベトナムはその中心の一つです。近年、日本の大学の手による現地に作られた日本人町の考古学調査も行われてきており、とくに中部のホイアンではそうした成果がまちづくりや観光産業などに結びついています。
今回、ちょっとしたきっかけがあって、アジアでも「考古学と博物館を仲介者とした実践的地域研究調査」を行うことになり、ベトナムを候補にしました。
調査は8月30日から9月9日まで。急なことでもあったので第1回として今回は、首都ハノイと中部のダナン、ホイアン、フエの世界遺産や博物館を見学しながらまちづくりとの関係を見ることにしました。
そして、この調査に学芸員資格課程履修生3年の藤原万由美さんと大垣満美さんが参加してくれています。二人ともスペイン語学科ですが、今回の調査に興味をもってくれました。また、機会を設けて調査の感想などもこのブログから発信してもらおうと思います。
私たちは今ダナンにいます。調査はちょうど中間を過ぎたところ。前半はハノイで国立歴史博物館、ハノイ博物館、ベトナム民族学博物館のほか、世界遺産のタンロン遺跡、また陶器づくりで有名なバッチャン村を訪問しました。どこもみんな立派な博物館と豊かな資料が展示されていて大変面白かったです。個々の博物館については、またあらためて報告します。
それでは短い間ですが、ベトナムからの報告をお楽しみください。
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今回調査に参加してくれた藤原さん(左端)と大垣さん(私の隣)です。間の彼女は、偶然ハノイ空港で迎えを担当してくれたりんさん。彼女はハノイ大学のなんとスペイン語学科の3年生!藤原さん大垣さんと同じでした。日本への留学を目指しています。
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国立歴史博物館。1910年に建てられたそうです。展示はオーソドックスですが、多言語対応のパネルもあって展示の見直しも適宜されているようです。
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屋内と屋外に展示があって大変おもしろい博物館でした。ベトナム文化を象徴する少数民族が丁寧に展示されているのが印象的でした。野外展示もこのように立派です。
2018/06/28 05:50:00 マイアミUMAC大学博物館とコレクション委員会開催
館長ブログ
ミナミ
ミナミです。
6月22日から日本を出てマイアミ、そして今はエルサルバドルです。
マイアミは、ICOM世界博物館会議の国際委員会の一つ「大学ミュージアムとコレクション」(UMAC)の2018年総会出席のために2日間ですが滞在しました。会場はマイアミ大学。初日は大会3日目のUMACの総会。来年のICOM2019京都大会に向けてそろそろ本腰をあげるというところでしょうか。
現在の運営委員会委員長は、ポルトガルのリスボン大学自然史科学博物館のMarta C. Lourençoさん。エネルギーの塊のような方です(写真2枚目右端)。日本からも国際基督教大学湯浅八郎記念館の福野明子さん(同ミナミのとなり)が委員として参加されています。来年は福野さんが中心となって世界の大学博物館からのお客さまを迎えます。
一方、国際文化資料館は数少ない日本から参加する組織メンバーでもあり、開催が京都ということですでに学生ボランティアのとりまとめなどいろいろとお手伝いしているところです。これに加えて世界の大学博物館をお迎えする中心にならないといけません。国際的学芸員の育成を看板にしてきた本学の学芸員資格課程と一緒に頑張りたいと思います。本学学生さんはもちろんとして、ICOMに興味のある方は、ぜひ国際文化資料館まで連絡してください。
一緒に世界へ飛び出そう!!!
6月22日から日本を出てマイアミ、そして今はエルサルバドルです。
マイアミは、ICOM世界博物館会議の国際委員会の一つ「大学ミュージアムとコレクション」(UMAC)の2018年総会出席のために2日間ですが滞在しました。会場はマイアミ大学。初日は大会3日目のUMACの総会。来年のICOM2019京都大会に向けてそろそろ本腰をあげるというところでしょうか。
現在の運営委員会委員長は、ポルトガルのリスボン大学自然史科学博物館のMarta C. Lourençoさん。エネルギーの塊のような方です(写真2枚目右端)。日本からも国際基督教大学湯浅八郎記念館の福野明子さん(同ミナミのとなり)が委員として参加されています。来年は福野さんが中心となって世界の大学博物館からのお客さまを迎えます。
一方、国際文化資料館は数少ない日本から参加する組織メンバーでもあり、開催が京都ということですでに学生ボランティアのとりまとめなどいろいろとお手伝いしているところです。これに加えて世界の大学博物館をお迎えする中心にならないといけません。国際的学芸員の育成を看板にしてきた本学の学芸員資格課程と一緒に頑張りたいと思います。本学学生さんはもちろんとして、ICOMに興味のある方は、ぜひ国際文化資料館まで連絡してください。
一緒に世界へ飛び出そう!!!
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UMAC総会の様子
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会議の合間のワンカット。左側のお二人はスリランカから。私と福野さん。その横の東洋人は上海交通大学からの参加です。そして、われらがUMAC委員長のマルタさん。博物館と通して世界とつながる。学芸員の卵くんたちもぜひ一緒に!
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会場のマイアミ大学はとっても素敵な大学でした。付属美術館のLOWE MUSEUMも良かったです。
2018/04/15 01:50:00 今年度の学芸員資格課程がスタート
館長ブログ
館長
館長の南です。久しぶり?に館長ブログを書きました。
2018年4月14日(土)、いよいよ今年度の学芸員資格課程の授業がスタートしました。
恒例の全員集合。2年生から4年生まで約50人。この春から履修を開始する2年生3年生、今年秋履修を修了する3年生、4年生。昨年で履修を修了した4年生。
回生は異なっても同じチーム、回生が一緒でも別のグループといろいろなスタートをした学生諸君が、一つの目標に向かって勉強開始です。
しかし、モットーは「のんびり、ぼちぼち、慌てずに楽しく頑張ろう!」。博物館は逃げない!フィールドは逃げない!
本学資格課程の特徴である外部連携活動も始まります。
まずは4月28日、29日の福井県越前町でのフィールドワークです。恒例のタケノコ祭り、イノシシ柵の修理、もちろん博物館見学もあります。みなさん楽しみに!
それでは今年度もよろしくお願いします!!!
2018年4月14日(土)、いよいよ今年度の学芸員資格課程の授業がスタートしました。
恒例の全員集合。2年生から4年生まで約50人。この春から履修を開始する2年生3年生、今年秋履修を修了する3年生、4年生。昨年で履修を修了した4年生。
回生は異なっても同じチーム、回生が一緒でも別のグループといろいろなスタートをした学生諸君が、一つの目標に向かって勉強開始です。
しかし、モットーは「のんびり、ぼちぼち、慌てずに楽しく頑張ろう!」。博物館は逃げない!フィールドは逃げない!
本学資格課程の特徴である外部連携活動も始まります。
まずは4月28日、29日の福井県越前町でのフィールドワークです。恒例のタケノコ祭り、イノシシ柵の修理、もちろん博物館見学もあります。みなさん楽しみに!
それでは今年度もよろしくお願いします!!!
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みんな真剣です。
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昨年履修を修了した4年生から後輩たちにアドバイス。結論は、「楽しかった」。嬉しいなあ!
2017/03/06 09:00:00 次はエルサルバドル
館長ブログ
館長
みなさんこんにちわ。館長の南です。3月1日にエルサルバドルからマナグアに到着。ブルーフィールズをまわってようやく3日にマナグアの定宿COLIBRIに落ち着きました。やれやれ。
少し時間ができたのでコスタリカからエルサルバドルの様子をブログに出そうと思います。
そこであらためて「館長ブログ」というジャンルを作ることにしました。調査のような研究のようなよもやま話のような・・・。ほかのジャンルともちょっと違うなあと思う内容をご紹介する場所です。
「走れ!館長」とか「まったり館長」とか「私、館長です」とか、いろいろ考えたのですが。とりあえず「館長ブログ」としました。何かいい名称があればぜひ国際文化資料館まで!
さて、今回の「館長ブログ」は、エルサルバドルです。エルサルバドルは今までいろいろなところで取り上げてきました。国際文化資料館の中米考古学調査の原点です。活動の中心となる遺跡はエルサルバドル西部、首都サンサルバドルから車で約1時間、チャルチュアパ市にあります。遺跡は、いくつかの地点に分かれていてカサブランカ地区とタスマル地区が公園となっており遺跡博物館があります。
このカサブランカ地区が今後の考古学と博物館活動の拠点となるところです。1996年、故大井邦明先生による考古学調査が開始されました。その後、先生の下で学んでこられた伊藤伸幸さん(現・名古屋大学助教)らが引き継がれました。大井先生の調査の中心であった柴田潮音さんは、エルサルバドル文化遺産局に奉職され、今もエルサルバドルの考古学調査と文化財保護に取り組んでおられます。
今回、柴田さんのお世話になり、本学とパートナーシップ協定を結んでいるエルサルバドル工科大学と今後の協働(国際文化資料館や学芸員資格課程との連携、さらに国際貢献学部コミュニティ・エンゲージメント活動など)についてお話をしてきました。窓口のオランテス先生も大変前向きで、ニカラグアに続いて次はエルサルバドルでの「考古学と博物館学を仲介者とした実践的地域研究」を始めることになります。
みなさん!ぜひ手伝ってください。 一緒に楽しくがんばりましょう。
少し時間ができたのでコスタリカからエルサルバドルの様子をブログに出そうと思います。
そこであらためて「館長ブログ」というジャンルを作ることにしました。調査のような研究のようなよもやま話のような・・・。ほかのジャンルともちょっと違うなあと思う内容をご紹介する場所です。
「走れ!館長」とか「まったり館長」とか「私、館長です」とか、いろいろ考えたのですが。とりあえず「館長ブログ」としました。何かいい名称があればぜひ国際文化資料館まで!
さて、今回の「館長ブログ」は、エルサルバドルです。エルサルバドルは今までいろいろなところで取り上げてきました。国際文化資料館の中米考古学調査の原点です。活動の中心となる遺跡はエルサルバドル西部、首都サンサルバドルから車で約1時間、チャルチュアパ市にあります。遺跡は、いくつかの地点に分かれていてカサブランカ地区とタスマル地区が公園となっており遺跡博物館があります。
このカサブランカ地区が今後の考古学と博物館活動の拠点となるところです。1996年、故大井邦明先生による考古学調査が開始されました。その後、先生の下で学んでこられた伊藤伸幸さん(現・名古屋大学助教)らが引き継がれました。大井先生の調査の中心であった柴田潮音さんは、エルサルバドル文化遺産局に奉職され、今もエルサルバドルの考古学調査と文化財保護に取り組んでおられます。
今回、柴田さんのお世話になり、本学とパートナーシップ協定を結んでいるエルサルバドル工科大学と今後の協働(国際文化資料館や学芸員資格課程との連携、さらに国際貢献学部コミュニティ・エンゲージメント活動など)についてお話をしてきました。窓口のオランテス先生も大変前向きで、ニカラグアに続いて次はエルサルバドルでの「考古学と博物館学を仲介者とした実践的地域研究」を始めることになります。
みなさん!ぜひ手伝ってください。 一緒に楽しくがんばりましょう。
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エルサルバドル工科大学国際交流部オランテス先生と柴田さん
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カサブランカ遺跡地区のある博物館。ここが学芸員資格課程のみなさんが協働する場所となります。
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トラピチェ地区は私有地(コーヒー農園)ですが、オーナーが遺跡博物館(すでに一部にはカフェとかお店があります)にしたいということで、私たちが何かお手伝いできればと考えていることは以前にもご紹介しました。伊藤先生の発掘も行われています。
2017/02/17 06:00:00 世界遺産ヒヴァ博物館都市
館長ブログ
館長
みなさん
館長の南です。今、ウズベキスタンの首都タシュケントにいます。さきほど世界遺産のあるヒヴァから戻ってきました。ヒヴァは博物館都市として世界遺産に登録された16世紀に築かれた都城の内城です。日干し煉瓦と土で作られたモスクなどの歴史的建造物が残っています。さらにここには今も多くの住民が暮らしており、ヒヴァを訪れる観光客を相手にした飲食業やホテル、おみやげ物屋さんなどを営んでいます。住民の生活と世界遺産が一体となった例として、世界遺産を保存しながら住民の生活を向上させていくことが課題です。
さて、今回は資料館とヒヴァの博物館との協定にむけての打ち合わせと、展示室の環境調査のため温湿度計の設置が目的です。収蔵庫には記録式、展示室にはデータロガーの設置をお願いしました。古い建物がそのままに博物館になっているところが複数あり、それぞれ展示ケースなどが置かれています。
今回設置した機器のデータは夏の調査のときに回収し、博物館のかたがたと共有し、今後の資料管理に役に立てていこうと思います。学芸員課程で学んでいることが実践で役に立ちます。さらに、まちが博物館!まさにフィールドミュージアムです。国際文化資料館や学芸員資格課程の外部連携活動がきっと役にたちます。
学芸員課程履修中のみなさんも、ぜひ一緒に楽しく勉強していきませんか!
館長の南です。今、ウズベキスタンの首都タシュケントにいます。さきほど世界遺産のあるヒヴァから戻ってきました。ヒヴァは博物館都市として世界遺産に登録された16世紀に築かれた都城の内城です。日干し煉瓦と土で作られたモスクなどの歴史的建造物が残っています。さらにここには今も多くの住民が暮らしており、ヒヴァを訪れる観光客を相手にした飲食業やホテル、おみやげ物屋さんなどを営んでいます。住民の生活と世界遺産が一体となった例として、世界遺産を保存しながら住民の生活を向上させていくことが課題です。
さて、今回は資料館とヒヴァの博物館との協定にむけての打ち合わせと、展示室の環境調査のため温湿度計の設置が目的です。収蔵庫には記録式、展示室にはデータロガーの設置をお願いしました。古い建物がそのままに博物館になっているところが複数あり、それぞれ展示ケースなどが置かれています。
今回設置した機器のデータは夏の調査のときに回収し、博物館のかたがたと共有し、今後の資料管理に役に立てていこうと思います。学芸員課程で学んでいることが実践で役に立ちます。さらに、まちが博物館!まさにフィールドミュージアムです。国際文化資料館や学芸員資格課程の外部連携活動がきっと役にたちます。
学芸員課程履修中のみなさんも、ぜひ一緒に楽しく勉強していきませんか!
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ヒヴァ城門より。ヒヴァの名所、青タイルで飾られたミナレット(塔)が綺麗です。
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温湿度計の取り扱い方を説明しています。館長先生以下、みなさん熱心に聞いていただきました。
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展示室の一つ。このような感じで展示ケースが置かれています。ケース内に1つ置かせていただきました。ちなみ外気温プラス1度。比較的暖かい日のようです。






