ページの先頭です。ページの本文へ

国際文化資料館ブログ RSS


2019/11/11 14:30:00 越前FW 厨城山調査

  • Category越前
  • Posted by宮田・諸伏
つい1ヶ月前まで台風に怯えていたのに一気に寒くなり、今度は凍死に怯え始めた諸伏です。

今回は、11月3日に行われた福井県越前市での測量調査の様子についてご報告させていただきます。
今回の調査には国際文化資料館からは南先生を筆頭にスタッフ2人とエルサルバドルからの留学生2人、越前町織田文化歴史館の館長さん、学芸員さんお2人と、地元で林業をされている方とドローン撮影の方にご協力いただいて、厨城山の調査を実施しました。

午前中は平板測量の練習をしてきたエルサルバドルの留学生を中心に厨城山の山頂に鎮座している愛染明王のお堂周辺の平板測量を行いました。
諸伏は残念ながら英語もスペイン語も話すことができないので、力強く!日本語を!大きな声でいう!!事でなんとか意思疎通ができました。
また、ドローンを使って上空から調査地の写真を撮っていただくと同時に、今後の調査にむけて、どのように山に分け入り、測量をしていくのか、織田文化歴史館の学芸員さんと林業関係者の方と話し合いを行いました。(諸伏)


午後は午前の相談をもとに、除草作業や下枝払いを行いました。
そのなか、南先生、諸伏、宮田で隣山の三角点から調査地にレベルの移動を行いました。宮田は測量の方に参加したのですが、以前参加した発掘調査での測量とは全く違い、想像以上に高低差があり、山の中での調査の難しさ、大変さを学ぶことができました。次回の調査に向けて体力づくりに励みたいと思います!(宮田)

次回は雪の溶けた3〜5月頃に、除草作業と測量調査の続きを行う予定です。
  • 平板測量の様子
  • 無事に調査を終えることができました

2019/10/29 16:20:00 第43回国際文化資料館研究会・合同報告会

  • Category資料館研究会
  • Posted by宮田
皆さんこんにちは。日に日に秋らしくなってきて、はやくも紅葉が待ちきれない中米考古学研究会の宮田です。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

今日は先日10月28日に行われました、第43回国際文化資料館研究会合同報告会についてご報告させて頂きます。

【フィールドミュージアム研究会】
タイトル:「越前町フィールドワークにおける学芸員資格課程の在り方」
発表者:門脇景子

今回の研究会では、フィールドミュージアム研究会の門脇さんから、「越前町フィールドワークにおける学芸員資格課程の在り方」と題し、今後、学芸員資格課程の学生がどのような活動をしていけるかについての現状と今後の計画について発表して頂きました。
今まではフィールドミュージアム研究会と、学芸員資格課程の希望者の学生だけでの活動が多かった越前フィールドミュージアム活動でしたが、今年度からは、新しく開設された国際貢献学部の学生さんも授業として越前の活動に参加するようになったそうです。
一緒に活動するメンバーが増え、越前での活動を改めて新しい視点から見ることができる一方で、学芸員資格課程ならではの活動とはどんなものができるのか、国際貢献学部の学生さんたちと越前市の地元住民の方とをどのようにつないでいくか、今まで越前でのフィールドミュージアム活動で行なってきた活動や活動方針を改めて見直す時期のようです。

学芸員資格課程と国際貢献学部、授業は違えど同じ京都外国語大学の学生として一緒にどのような活動ができるのか、また、それぞれならではの活動や着眼点はどのようなものがあるのか、今後の活動が楽しみですね!

さて、次回の研究会合同報告会は、11月末の【火曜日】を予定しております。
時間はまだ未定ですが、決定し次第、国際文化資料館Facebookから詳細をお知らせいたします。

※研究会に所属していなくても報告会には参加できますので、お気軽にお越しください。
  • 発表者の門脇さん。9月までの活動の振り返りをしてくださっています。

2019/10/17 17:20:00 山城調査に向けて平板測量の練習を行いました

  • Category越前
  • Posted by宮田
みなさんこんにちは。朝晩冷え込むようになり、何を着て寝たらいいのかわからない宮田です。金木犀の香りが日に日に強くなり秋の深まりを感じる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

今日はエルサルバドルからの留学生2人と一緒に、越前での山城調査のための平板測量を本校大学院の院生の先輩方に教えて頂きました。
院生の先輩方はスペイン語が話せるのですが、私が英語しか話せないため、スペイン語、英語、日本語が飛び交う国際色豊かな(?)練習となりました。

平板測量とは、対象(遺構)と自分(基準点)との距離を図り、図面を作成するための方法の1つです。現在は光波(こうは)という電子機材を使用する事がほとんどですが、時々アナログ式の平板測量の方法を取る事があるそうです。

平板測量は水平基準も方向も基準点も全て人力で定めるため、調査の途中で三脚に足がぶつかったりしてずらしてしまうと、また1から基準を組み直していく必要があります。
一度私が基準をずらしてしまったのですが、エルサルバドルの2人は授業で測量のテストを受けた事があるらしく、初心者にありがちな失敗例を教えてもらえたのでとても心強かったです!

次はいよいよ越前の山城調査地での測量となります。今日先輩方から教えていただいた事、実際にやってみて気がついた事をもとに、しっかりと調査ができるように準備を進めていこうと思います。
  • まずはじめに平板の組み立て方を教えていただきます
  • 平板測量に取り組むエルサルバドルの学生たち
  • 最後に3人で図面をとってみました

2019/10/17 15:30:00 国際文化資料館第15回公開講座開催

  • Categoryイベント
  • Posted by諸伏
 月日が経つのは早いものですね…
 先月9月3日(火)に国際文化資料館第15回公開講座を開催いたしました。
文友会会長 宇佐美直八氏((株)宇佐美松鶴堂)、文友会 千田真由美氏((株)奥谷組)、(公財)京都古文化保存協会常務理事兼事務局長 後藤由美子氏を講師に招き、「文化財を護るために何が必要か」と題して、鼎談形式にて講演を行いました。

 宇佐美氏は、京都の社寺文化財の造営修繕保全作業や各種物品を調達する特に優秀なる商工業者を以て組織されました「文友会」がどのように組織されたのか、またそのあゆみについてお話頂きました。
 千田氏は、社寺建築を通じて職人たちを取り巻く働き方や会社の形について広くお話頂きました。また修復や建築に使う木材の入手の方法の変化とその考え方、さらには職人をどのように集め、育てていくのかなど、急激な時代の変化の中で匠の技術を受け継ぐために実施している事を具体例をもってお話頂きました。
 最後に、後藤氏から、文化財とはどのような物なのか?を京都の土地柄ゆえに文化財への指定が厳しい現状と、未指定の文化財の現状をふまえて教えていただきました。また、文化財を守り伝えていくためには、文友会をはじめ、京都の職人である「匠」達がどのように重要であるかのお話をして頂きました。
 その後の発表頂いたお三方と南館長を交えての鼎談では、千田氏のお話の中でもあったように、材料の入手がどの業種であっても難しくなっている現状と、材料だけでなく道具を作る職人が減っているという問題も取り上げられました。さらには働き方や機械等の技術発展の中での人材の確保と育成は職人を育てていく中で、どの職種でも同じような問題を抱えていることが大きな議題となっていました。
 京の匠展を開催させていただいている国際文化資料館にとっても、大変意義深い公開講座でした。今後も、文友会と連携し、文化財を守り伝えていくことの大切さを発信していきたいと思います。
  • はじまりはじまり〜南館長の司会ではじまりました
  • 鼎談ではみなさんから現場の貴重なご意見をいただけました

2019/10/11 15:00:00 台風19号の接近、通過に伴うお知らせ。

  • Categoryお知らせ
  • Posted by諸伏
 現在大型の台風19号が接近しております。
 これに伴い、当館の所属します京都外国語大学の規定に従い、「京都府南部」あるいは「南丹・京丹波」「京都・亀岡」「山城中部」「山城南部」いずれかの地域に【警報】が発令された場合、明日(10月12日)は臨時休館とさせていただく場合がございます。

 なにとぞご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
京都外国語大学 国際文化資料館

Page top