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2019/10/17 15:30:00 国際文化資料館第15回公開講座開催

  • Categoryイベント
  • Posted by諸伏
 月日が経つのは早いものですね…
 先月9月3日(火)に国際文化資料館第15回公開講座を開催いたしました。
文友会会長 宇佐美直八氏((株)宇佐美松鶴堂)、文友会 千田真由美氏((株)奥谷組)、(公財)京都古文化保存協会常務理事兼事務局長 後藤由美子氏を講師に招き、「文化財を護るために何が必要か」と題して、鼎談形式にて講演を行いました。

 宇佐美氏は、京都の社寺文化財の造営修繕保全作業や各種物品を調達する特に優秀なる商工業者を以て組織されました「文友会」がどのように組織されたのか、またそのあゆみについてお話頂きました。
 千田氏は、社寺建築を通じて職人たちを取り巻く働き方や会社の形について広くお話頂きました。また修復や建築に使う木材の入手の方法の変化とその考え方、さらには職人をどのように集め、育てていくのかなど、急激な時代の変化の中で匠の技術を受け継ぐために実施している事を具体例をもってお話頂きました。
 最後に、後藤氏から、文化財とはどのような物なのか?を京都の土地柄ゆえに文化財への指定が厳しい現状と、未指定の文化財の現状をふまえて教えていただきました。また、文化財を守り伝えていくためには、文友会をはじめ、京都の職人である「匠」達がどのように重要であるかのお話をして頂きました。
 その後の発表頂いたお三方と南館長を交えての鼎談では、千田氏のお話の中でもあったように、材料の入手がどの業種であっても難しくなっている現状と、材料だけでなく道具を作る職人が減っているという問題も取り上げられました。さらには働き方や機械等の技術発展の中での人材の確保と育成は職人を育てていく中で、どの職種でも同じような問題を抱えていることが大きな議題となっていました。
 京の匠展を開催させていただいている国際文化資料館にとっても、大変意義深い公開講座でした。今後も、文友会と連携し、文化財を守り伝えていくことの大切さを発信していきたいと思います。
  • はじまりはじまり〜南館長の司会ではじまりました
  • 鼎談ではみなさんから現場の貴重なご意見をいただけました

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