学サポ通信
2025/06/27 11:00:00 学生サポーター講習会「車椅子移動補助編」
学サポ通信
障がい学生支援室
少し前になりますが、6月17日(火)、学生サポーター講習会「車椅子移動補助」を行いました。
雨天続きで延期になっていたので、今日こそは…と思っていたのですが、梅雨時とは思えないほどの炎天下での開催となり、熱中症に注意しながら行いました。
車椅子の構造や操作方法、操作時の留意点についてレクチャーを受けたあと、ペアになって実際に車椅子補助にチャレンジ!
スロープや小さな段差などの障害物があったときにどのように操作すればよいかなど、具体的に体験しました。
参加した学生の感想を紹介します。
=============================================
・車椅子は、小学校の時に授業で体験したり、病院で実際に乗ったことがありました。
ですが今回、段差やスロープ、エレベーターを使って車椅子の移動補助をしてみて、気をつけることや大変なところが意外な箇所に見つかって、とても大変なことなんだと実感しました。
たとえば、普段は気にもしなかった段差が、車椅子で乗り越えようとすると進まなかったり力が必要だったり。
スロープはあるだけで便利なのかと思っていたら、傾斜を登るのが大変だったり、使いづらい設計になっていたり。
今回の講習を通して、まだまだバリアフリーを考える必要があると感じました。もし車いすの方が困っている様子があれば声をかけたいと思います。
(学生サポーター Mさん)
・私のおばあちゃんは現在車椅子に乗っていて、何度か押したことがありました。その際も色々と苦労しましたが、実際に詳しく学び、自分も乗ってみたら全く心情が変わりました。自分が実際に乗ってみると、初めて車椅子に乗る人の気持ちが分かりました。普段、私たちは平然と歩いたところが、車椅子に乗っていると感覚が大きく変わることが理解できました。 車椅子移動補助の講習会に参加したことが今後、車椅子に乗っている方の移動補助に入る際に、いい学びとなり、もっと彼らの感覚や気持ちを配慮するように心掛けることができると思います。
(学生サポーター Tさん)
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3週にわたった講習会も今回で終了、いよいよ本格的にサポーターの活動がスタートします。
誰もが過ごしやすいキャンパスを目指して、様々な活動を一緒に進めていきましょう!
雨天続きで延期になっていたので、今日こそは…と思っていたのですが、梅雨時とは思えないほどの炎天下での開催となり、熱中症に注意しながら行いました。
車椅子の構造や操作方法、操作時の留意点についてレクチャーを受けたあと、ペアになって実際に車椅子補助にチャレンジ!
スロープや小さな段差などの障害物があったときにどのように操作すればよいかなど、具体的に体験しました。
参加した学生の感想を紹介します。
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・車椅子は、小学校の時に授業で体験したり、病院で実際に乗ったことがありました。
ですが今回、段差やスロープ、エレベーターを使って車椅子の移動補助をしてみて、気をつけることや大変なところが意外な箇所に見つかって、とても大変なことなんだと実感しました。
たとえば、普段は気にもしなかった段差が、車椅子で乗り越えようとすると進まなかったり力が必要だったり。
スロープはあるだけで便利なのかと思っていたら、傾斜を登るのが大変だったり、使いづらい設計になっていたり。
今回の講習を通して、まだまだバリアフリーを考える必要があると感じました。もし車いすの方が困っている様子があれば声をかけたいと思います。
(学生サポーター Mさん)
・私のおばあちゃんは現在車椅子に乗っていて、何度か押したことがありました。その際も色々と苦労しましたが、実際に詳しく学び、自分も乗ってみたら全く心情が変わりました。自分が実際に乗ってみると、初めて車椅子に乗る人の気持ちが分かりました。普段、私たちは平然と歩いたところが、車椅子に乗っていると感覚が大きく変わることが理解できました。 車椅子移動補助の講習会に参加したことが今後、車椅子に乗っている方の移動補助に入る際に、いい学びとなり、もっと彼らの感覚や気持ちを配慮するように心掛けることができると思います。
(学生サポーター Tさん)
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3週にわたった講習会も今回で終了、いよいよ本格的にサポーターの活動がスタートします。
誰もが過ごしやすいキャンパスを目指して、様々な活動を一緒に進めていきましょう!
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車椅子、どうやって広げる…?
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小さな段差も意外に難しい
2025/06/16 14:20:00 学生サポーター講習会「テキストデータ編」
学サポ通信
障がい学生支援室
6月10日(火)に、第2回目の学生サポーター講習会を開催しました。
近畿地方もいよいよ梅雨入りし、当日はまたもやあいにくの大雨。「車椅子移動補助」の予定を「テキストデータ」に変更して行いました。
支援室のコーディネーターより、視覚による情報が得られない、もしくは得にくい方のためのテキストテータ化(テキスト化)の手順やその留意点についてのレクチャーを受けました。
参加した学生の感想を紹介します。
==========================================
・今回の講習会で、テキストデータ化する資料に含まれるレイアウト情報は、文章の後ろで《》を使用して言語化するということを初めて知りました。私はお話を聞くまで「〇△について(この〇△は太字)、〜である。」のように、該当表現の直後でその書式に言及するのではないかと考えていましたが、それでは音声で聞いた際に情報の概要が掴みづらくなることに気づきました。「目をつぶってその説明を聞いて自分が理解できるか」という尺度はもちろんのこと、他の人の意見も参考にしつつ想像力を働かせる必要があると感じました。機会があればぜひ作成に挑戦してみたいです。
(学生サポーター Oさん)
・私は、テキストデータの講演会に参加して、人間の五感である視覚、味覚、嗅覚、聴覚、触覚のなかでも、視覚が、全体の87%もの多くの情報を得ていることを知り、驚きました。また、私たちが、日頃何気なくみている絵や写真を言語化することは、とても難しいと痛感しました。テキストデータにする時、原本作成者が意図していることを正確に忠実に読み込み、作業する必要があるため、自分の主観が入らないように気を付けながら作業を進めないといけないため、改めて責任感を感じることが出来ました。
(学生サポーターSさん)
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次回は6月17日(火)「車椅子の移動補助」です。
これまで雨天続きでなかなか実施できずですが…。次こそはぜひとも屋外で実施したいですね!
近畿地方もいよいよ梅雨入りし、当日はまたもやあいにくの大雨。「車椅子移動補助」の予定を「テキストデータ」に変更して行いました。
支援室のコーディネーターより、視覚による情報が得られない、もしくは得にくい方のためのテキストテータ化(テキスト化)の手順やその留意点についてのレクチャーを受けました。
参加した学生の感想を紹介します。
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・今回の講習会で、テキストデータ化する資料に含まれるレイアウト情報は、文章の後ろで《》を使用して言語化するということを初めて知りました。私はお話を聞くまで「〇△について(この〇△は太字)、〜である。」のように、該当表現の直後でその書式に言及するのではないかと考えていましたが、それでは音声で聞いた際に情報の概要が掴みづらくなることに気づきました。「目をつぶってその説明を聞いて自分が理解できるか」という尺度はもちろんのこと、他の人の意見も参考にしつつ想像力を働かせる必要があると感じました。機会があればぜひ作成に挑戦してみたいです。
(学生サポーター Oさん)
・私は、テキストデータの講演会に参加して、人間の五感である視覚、味覚、嗅覚、聴覚、触覚のなかでも、視覚が、全体の87%もの多くの情報を得ていることを知り、驚きました。また、私たちが、日頃何気なくみている絵や写真を言語化することは、とても難しいと痛感しました。テキストデータにする時、原本作成者が意図していることを正確に忠実に読み込み、作業する必要があるため、自分の主観が入らないように気を付けながら作業を進めないといけないため、改めて責任感を感じることが出来ました。
(学生サポーターSさん)
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次回は6月17日(火)「車椅子の移動補助」です。
これまで雨天続きでなかなか実施できずですが…。次こそはぜひとも屋外で実施したいですね!
2025/06/10 15:40:00 学生サポーター講習会「ガイドヘルプ編」
学サポ通信
障がい学生支援室
今年度初めての学生サポーター通信です。
6月3日(火)に、学生サポーター講習会を開催しました。
当日は大雨だったため、「車いす移動補助」の予定を「ガイドヘルプ」に変更して行いました。はじめに支援室のコーディネーターより手引きの仕方のレクチャーがあり、講習としてペアでアイマスクをして、実際支援室のフリースペースや、階段などを使って、手引きの練習を行いました。
参加した学生の感想を下記に紹介します。
======================
今回のワークショップは、視覚障がい者の方とどのように関わっていくのがよいのかを考える貴重なきっかけとなりました。最も大切なのは、何よりも「安全に移動できること」。そのためには正しい知識が必要であること、そして何よりも相互のコミュニケーションが不可欠であることを学びました。
人によって状況や好みはさまざまであり、その方に合わせたサポートが求められるという点も印象的でした。また、今回は自分自身がアイマスクを着けて歩行補助を受けるという貴重な体験もしました。自分が手引きする立場だった時とは異なり、補助者の方が自信を持って明確に声かけをしてくれたことで、安心して歩くことができ、周囲の状況も把握しやすくなりました。
さらに、「あえて語らない」という配慮についての話も印象的で、多くの学びを得ることができた有意義な時間となりました。
(学生サポーターKさん)
ガイドヘルプ講習会に参加してみて、勉強になることが多かったです。実際にアイマスクを着けて歩くことは想像以上にとても怖かったです。普段特に気にしていない小さな段差も暗闇の中だと衝撃が強く、目の不自由な方にとっては、事前にわかっていなければ怪我をしてしまうほど、危険なものなのだと知りました。
また、手引きをする側でも状況を説明することやスムーズかつ安全に相手を目的の場所に連れていくことの難しさを感じました。
今回の講習会を受けて、学校などの社会環境でのバリアフリー化が、自分たちはもちろん、様々な事情のある方々にとっても、重要なものであると改めて感じました。
(学生サポーターAさん)
次回は「テキストデータ作成」!
次の講習会も有意義なものになるよう、スタッフも頑張っていきたいと思います。
6月3日(火)に、学生サポーター講習会を開催しました。
当日は大雨だったため、「車いす移動補助」の予定を「ガイドヘルプ」に変更して行いました。はじめに支援室のコーディネーターより手引きの仕方のレクチャーがあり、講習としてペアでアイマスクをして、実際支援室のフリースペースや、階段などを使って、手引きの練習を行いました。
参加した学生の感想を下記に紹介します。
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今回のワークショップは、視覚障がい者の方とどのように関わっていくのがよいのかを考える貴重なきっかけとなりました。最も大切なのは、何よりも「安全に移動できること」。そのためには正しい知識が必要であること、そして何よりも相互のコミュニケーションが不可欠であることを学びました。
人によって状況や好みはさまざまであり、その方に合わせたサポートが求められるという点も印象的でした。また、今回は自分自身がアイマスクを着けて歩行補助を受けるという貴重な体験もしました。自分が手引きする立場だった時とは異なり、補助者の方が自信を持って明確に声かけをしてくれたことで、安心して歩くことができ、周囲の状況も把握しやすくなりました。
さらに、「あえて語らない」という配慮についての話も印象的で、多くの学びを得ることができた有意義な時間となりました。
(学生サポーターKさん)
ガイドヘルプ講習会に参加してみて、勉強になることが多かったです。実際にアイマスクを着けて歩くことは想像以上にとても怖かったです。普段特に気にしていない小さな段差も暗闇の中だと衝撃が強く、目の不自由な方にとっては、事前にわかっていなければ怪我をしてしまうほど、危険なものなのだと知りました。
また、手引きをする側でも状況を説明することやスムーズかつ安全に相手を目的の場所に連れていくことの難しさを感じました。
今回の講習会を受けて、学校などの社会環境でのバリアフリー化が、自分たちはもちろん、様々な事情のある方々にとっても、重要なものであると改めて感じました。
(学生サポーターAさん)
次回は「テキストデータ作成」!
次の講習会も有意義なものになるよう、スタッフも頑張っていきたいと思います。
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フリースペース内で手引きの練習中です。
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狭いところは前後になって手引きし、椅子は背もたれを手掛かりに。
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階段ではまっすぐ進み、手引きする側が一段先に。
2025/03/28 14:30:00 学生サポーター養成講座レポ②「障がいって何?」
学サポ通信
障がい学生支援室
少し前になりますが、学生サポーター養成講座 第2弾です!
第2日目(1月29日)は、
『NPO法人ゆに』のスタッフをお招きし、「障害平等研修(DET)」を用いて研修を実施しました。「障がいって何?」というテーマで学生・職員がグループワーク・グループディスカッションを行い、各々が障がいについて考え、様々な意見交換をしました。
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≪参加学生さんの感想≫
・改めて障がいとは何か、障がいとはどこにあるのかについてグループで話し合いました。人によって答えが違い、障害を持つ私の視点と、そうじゃない人の視点を知れた有意義な時間でした。(Nさん)
・今回のイベントに参加し、「障がいとは何か」について改めて考える貴重な機会を得ることができました。本や情報を通じた学びも大切ですが、実際に視覚障がいのある方と交流することで、彼らがどのように世界を捉えているのか、その一端に触れることができ、とても新鮮で面白かったです。
また、普段使用しているメモ用の道具や白杖、交通料金の仕組みなど、視覚障がいのある方を取り巻く環境について知ることで、これまで意識してこなかった多くの工夫や課題があることに気づかされました。
今回のイベントを通して、想像だけで理解したつもりになるのではなく、実際に交流することの大切さを改めて実感しました。個々の経験や考え方に直接触れることで、一人ひとりの個性を知り、より深い理解につながるのだと感じます。今後もこうした学びの機会を大切にし、自分の視野を広げていきたいと思います。(Kさん)
・私は今回で6回目の参加となりましたが、同じテーマでも毎回異なる視点で議論が展開されるため、参加するたびに新たな発見がありました。特に今回は、「障害」に対して私と異なる立場の意見を聞くことができ、考え方の幅を広げることができました。充実した二日間の経験を、これからも大切にしていきたいと思います。(Oさん)
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新年度も、学生サポーターを随時募集します。
今回のような養成講座、その他講習会やイベントなども企画しますので、ぜひ参加してくださいね!
第2日目(1月29日)は、
『NPO法人ゆに』のスタッフをお招きし、「障害平等研修(DET)」を用いて研修を実施しました。「障がいって何?」というテーマで学生・職員がグループワーク・グループディスカッションを行い、各々が障がいについて考え、様々な意見交換をしました。
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≪参加学生さんの感想≫
・改めて障がいとは何か、障がいとはどこにあるのかについてグループで話し合いました。人によって答えが違い、障害を持つ私の視点と、そうじゃない人の視点を知れた有意義な時間でした。(Nさん)
・今回のイベントに参加し、「障がいとは何か」について改めて考える貴重な機会を得ることができました。本や情報を通じた学びも大切ですが、実際に視覚障がいのある方と交流することで、彼らがどのように世界を捉えているのか、その一端に触れることができ、とても新鮮で面白かったです。
また、普段使用しているメモ用の道具や白杖、交通料金の仕組みなど、視覚障がいのある方を取り巻く環境について知ることで、これまで意識してこなかった多くの工夫や課題があることに気づかされました。
今回のイベントを通して、想像だけで理解したつもりになるのではなく、実際に交流することの大切さを改めて実感しました。個々の経験や考え方に直接触れることで、一人ひとりの個性を知り、より深い理解につながるのだと感じます。今後もこうした学びの機会を大切にし、自分の視野を広げていきたいと思います。(Kさん)
・私は今回で6回目の参加となりましたが、同じテーマでも毎回異なる視点で議論が展開されるため、参加するたびに新たな発見がありました。特に今回は、「障害」に対して私と異なる立場の意見を聞くことができ、考え方の幅を広げることができました。充実した二日間の経験を、これからも大切にしていきたいと思います。(Oさん)
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新年度も、学生サポーターを随時募集します。
今回のような養成講座、その他講習会やイベントなども企画しますので、ぜひ参加してくださいね!
2024/12/05 09:00:00 【学サポ通信】外大祭「Te to Teカフェ」
学サポ通信
障がい学生支援室
少し前の話になりますが、11/3(日)4(月)の2日間は外大祭でした。
健康支援課は11/4(火)に「Healthy Campus Event」を行い、同じ場所で学生サポーターによる「Te to Teカフェ」も開催しました。
「Te to Teカフェ」では、手話・点字体験、点字絵本やゲーム等の展示をしました。皆さんに実際に手に取って見てもらったり、やってもらうことで、参加者の皆さんに手話、点字について知っていただける機会になったかと思います。
手話と英語による同時通訳のようなテーブルがあったり、点字盤で点字を打つテーブルがあったり、小さなお子さんに指文字を教えて一緒にやってみるテーブルがあったりと、学生サポーターが様々な場で参加者の皆さんと交流を深めていました。
サポーター、参加学生から「Te to Teカフェ」に参加した感想もいただきましたので、ご紹介します。
=======================
【学生サポーター Sさん】
11月3日から5日の3日間、京都外国語大学で外大祭が行われました。
私は障がい支援室のボランティアとして「Te to Te カフェ」に参加し、初めて手話を学び、先輩から名前の紹介や挨拶の仕方を教えてもらいました。 また、来場者には点字の書き方やそのコツを説明しました。この活動が成功したのは、支援室の先生や仲間の支えがあったからです。
この経験を通じて手話や点字への理解が深まり、楽しく知識を広める方法も学びました。今後も大学のバリアフリー環境の整備に貢献していきたいです。
【学生サポーター Dさん】
During the event, my experience of sign language was quite impressive. Through words and gestures, we can create bridges of communication. I've been aware that sign language varies uniquely across different countries. Those who are proficient in sign language interpretation are truly admirable. This was the first time I learned sign language. I learned basic phrases like how to introduce myself and express thanks. The entire process was engaging, sparking a growing curiosity in me, and I look forward to the chance to delve deeper into it in the future. In the process of translating, constructing, and deconstructing language, we found a way to "see" sound.
【視覚障がい学生 Oさん】
11月4日の外大祭に、Te to Teカフェのスタッフとして参加しました。手話での自己紹介や簡単な表現を使い、実際に会話できたことは、私にとって貴重な経験でした。点字体験では、初めて点字盤に触れ、「上手く書けた」と喜ぶ参加者の姿がとても印象に残っています。
今回のイベントを通じて、障がいのある当事者がイベントに参加するからこそ、一般の参加者に新しい視点が生まれるのだろうと感じました。在学生として参加する最後の学祭でしたが、来年以降も参加者と当事者をつなげられる、Te to Teカフェのようなイベントを続けてほしいなと思います。
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皆さんお疲れさまでした!
健康支援課は11/4(火)に「Healthy Campus Event」を行い、同じ場所で学生サポーターによる「Te to Teカフェ」も開催しました。
「Te to Teカフェ」では、手話・点字体験、点字絵本やゲーム等の展示をしました。皆さんに実際に手に取って見てもらったり、やってもらうことで、参加者の皆さんに手話、点字について知っていただける機会になったかと思います。
手話と英語による同時通訳のようなテーブルがあったり、点字盤で点字を打つテーブルがあったり、小さなお子さんに指文字を教えて一緒にやってみるテーブルがあったりと、学生サポーターが様々な場で参加者の皆さんと交流を深めていました。
サポーター、参加学生から「Te to Teカフェ」に参加した感想もいただきましたので、ご紹介します。
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【学生サポーター Sさん】
11月3日から5日の3日間、京都外国語大学で外大祭が行われました。
私は障がい支援室のボランティアとして「Te to Te カフェ」に参加し、初めて手話を学び、先輩から名前の紹介や挨拶の仕方を教えてもらいました。 また、来場者には点字の書き方やそのコツを説明しました。この活動が成功したのは、支援室の先生や仲間の支えがあったからです。
この経験を通じて手話や点字への理解が深まり、楽しく知識を広める方法も学びました。今後も大学のバリアフリー環境の整備に貢献していきたいです。
【学生サポーター Dさん】
During the event, my experience of sign language was quite impressive. Through words and gestures, we can create bridges of communication. I've been aware that sign language varies uniquely across different countries. Those who are proficient in sign language interpretation are truly admirable. This was the first time I learned sign language. I learned basic phrases like how to introduce myself and express thanks. The entire process was engaging, sparking a growing curiosity in me, and I look forward to the chance to delve deeper into it in the future. In the process of translating, constructing, and deconstructing language, we found a way to "see" sound.
【視覚障がい学生 Oさん】
11月4日の外大祭に、Te to Teカフェのスタッフとして参加しました。手話での自己紹介や簡単な表現を使い、実際に会話できたことは、私にとって貴重な経験でした。点字体験では、初めて点字盤に触れ、「上手く書けた」と喜ぶ参加者の姿がとても印象に残っています。
今回のイベントを通じて、障がいのある当事者がイベントに参加するからこそ、一般の参加者に新しい視点が生まれるのだろうと感じました。在学生として参加する最後の学祭でしたが、来年以降も参加者と当事者をつなげられる、Te to Teカフェのようなイベントを続けてほしいなと思います。
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皆さんお疲れさまでした!