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ブラジルポルトガル語学科ブログ RSS


2025/11/17 18:20:00 第43回全日本ポルトガル語弁論大会(結果報告)

  • Categoryお知らせ
  • Posted by岐部雅之
11月15日(土)、第43回全日本学生ポルトガル語弁論大会が本学で開催されました(全国7大学から20名が参加)。

1年次生の村瀬真理菜さんは演題「食の選択が未来を変える」で発表し、京都外国語大学理事長賞(第2位)と在名古屋ブラジル総領事特別賞を受賞しました。

本学科からさらに3名が出場しました。
中野詩音(3年次)  演題「私のお日様―揺るがぬ心の拠り所―」
岡野さや(1年次)  演題「私の住むシェアハウス」
堤百々(1年次)   演題「音楽の力」

入賞した村瀬さんは「このような賞を頂けてとても嬉しいです。アドバイスを下さった先生や友達の皆さん本当にありがとうございました」と、喜びの言葉を寄せてくれています。
改めまして、おめでとうございます。

当日は司会2名のほか、学生スタッフ8名が裏方として大会運営を手伝ってくれました。
この場を借りて感謝をお伝えします。
ありがとうございました。

  • 第2位に輝いた村瀬さん
  • 審査員と出場者の皆さん

2025/11/07 10:00:00 堀野恭史さん(老舗蔵元の経営者;1982年度卒)との交流

  • Category卒業生の今
  • Posted by岐部雅之
1989年度卒業の田中美果さんから、ブログ記事をご寄稿いただきました。
ぜひご覧ください。

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老舗蔵元の経営者としてご活躍中の先輩との交流を楽しみました。

堀野恭史さん(1982年度卒業)が京都市伏見区で経営されている日本酒メーカー「キンシ正宗」様の蔵開きが10月末に開催されたので伺ってきました。会場30分後くらいに到着しましたが既に大勢の来場者でにぎわっており、特設舞台では手品のパフォーマンスが披露されており催事を一層盛り上げていました。堀野さんは来場者への対応で忙しくされていましたが、挨拶に伺うとブラジルポルトガル語学科の近況などについてしばしお話しすることが出来ました。

蔵開きの催事は毎年春と秋の2回開催されているとのことですが、毎回来場されているキンシ正宗製日本酒ファンも沢山おられました。試飲コーナーには多くの人が並んでいて、今回の蔵出し限定のお酒や生産数量限定のお酒などを飲みつつ日本酒談義に花を咲かせていました。

同社商品は国際的コンクールでも入賞したことがあり、私も海外顧客へのお土産に贈ったことが何度かありますが、韓国の方から「今まで何度も日本酒を飲んだことあるが、こんなに美味しいのは初めて、一口味見するだけのつもりが口当たりよくて結局半分以上飲んでしまいました」との感想を頂いたことがあります。同社製で「京都外国語大学之酒」のネーミングで清酒、「外大ビール」で地ビールが(株)京都外大パートナーズのオンラインショップでも販売されています。

ワイン酵母で作った清酒「BONITA」は国際コンクールで金賞を受賞されていますが、ポルトガル語のネーミングは堀野さんのブラジルポルトガル文化への「Saudade」なのかもしれませんね。以前にブラジル人パートナーへのお土産に贈ったら喜ばれました。販売コーナーで他の清酒と一緒に購入して発送して頂きました。本年度が日伯外交130周年ということもあり、ブラジル関係の記念品などに使用する予定です。

次回は3月に春の蔵開きが開催されるそうです。同窓の皆さまとご一緒したいですね。


田中美果(1989年度卒業)
  • 老舗蔵元経営者としてご活躍の堀野恭史さん
  • 大盛況でした
  • ワイン酵母で作られた「BONITA」。ラベルのデザインは堀野さんによるもの

2025/11/01 12:40:00 弁論大会に出場してみて④ 田中鴻乃介さん(4年次)

  • Category在学生の声
  • Posted byフェリッペ・モッタ
皆さんこんにちは。ブラジルポルトガル語学科4年次生の田中鴻乃介です。

私は2024年11月16日に開催された第42回全日本学生ポルトガル語弁論大会に出場しました。今日は皆さんに私が弁論大会に出場した動機から本番に至るまでの経緯、また大会当日の様子についてご報告します。

1. 出場の動機
 私は1年次生の時に弁論大会にスタッフとして参加し、間近で出場者の勇姿を見てきました。また私自身大学在学中に何かに挑戦したいという思いがあり、何か出来ることはないかと探していた時にこの弁論大会のことを思い出し、出場を決意しました。

2.準備期間
 初めに日本語原稿を作りました。私は7月末くらいから本格的に原稿内容を考え始めたのですが、伝えたかった事の明確な案がなかったため非常に苦労しました。話す原稿内容が決まった後も文章のより伝わりやすい構成や言い回しなど細かい修正が続き、日本語原稿が出来上がったのは、秋学期が始まる直前でした。準備を進めていく中で日本語原稿を完成させるのが一番大変でした。ポルトガル語の翻訳には辞書を駆使し、より簡潔に分かりやすい文章にするために先生方に見てもらいながら原稿を作っていきました。ポルトガル語の原稿が出来上がった際には、あまりにも多い文章量に覚えられるのか不安になったのを今でも覚えています。

3.当日までの練習期間
 弁論大会と言っても、ただ暗記すればいいというものではありません。私も練習をしていきながら感じた事なのですが、1つ1つの単語の発音の正確さ、呼吸のタイミングや抑揚、またジェスチャーといったように覚えなければいけない事が多くあります。私はその中でも特に発音と抑揚に苦労しました。どうしても英語発音になってしまう箇所や、未来形の単語の発音に非常に苦労しました。また各文章をリズムごとに覚えていたことや、文章量が多かったこともあり、口調が早くなってしまい正確な文として伝わりづらいのが課題でした。
 当日までの約1ヶ月間は体調不良や私生活の忙しさもあり、なかなか思うように練習が進まず焦っていましたが、自身の中でしっかりとやり切りたいという思いが強かったため必死になって練習をしました。ジェスチャーに関しても、どのタイミングで入れるのか、またどうしたら自然に見えるのかなど担当の先生と話し合いながら練習をしていました。

4.本番
 当日は非常に緊張していましたが、主催が本校だったこともあり会場に入ったら緊張も解け、リラックスして練習することが出来ました。いざ弁論大会が始まると、他の出場者の方々の話し方やジェスチャーの自然さに圧倒されそうになりましたが、自分が今までやってきた事を信じようと思い本番に臨みました。本番は今までの練習よりも非常に上手く行うことが出来きました。結果として入賞とはなりませんでしたが、本当に出場して良かったと思います。

5.まとめ
 最初は本当にやり切ることができるのか不安があったのですが、先生方の手助けもあり無事に終えることが出来ました。私はこんなに何か1つの事に集中して取り組むことが初めてだったため大変な面もありましたが、出場を通して自分を見つめ直すことができ、またやり切ったことで自分の自信に繋がりました。もし出場に迷っている方や何かに挑戦したいという方は臆せずにぜひ出場して欲しいと思います。もちろん大変な面もあると思いますが、終わった後の達成感や挑戦することの意義、そして何よりやり遂げる喜びを皆さんにもこの経験を通して味わってもらいたいです。一歩踏み出す勇気と挑戦する意思は、自分自身の大きな成長に繋がると思います!
 
 最後になりましたが、これまで私を支えてくださった先生方、本当にありがとうございました。本当に良い経験になりました!この場を借りてお礼申し上げます。
  • 舞台の様子 舞台の様子
  • 田中さん 田中さん
  • 本学の出場者、教員と審査員 本学の出場者、教員と審査員

2025/10/24 12:30:00 「カリスマ添乗員」から仕事の基本姿勢を学ぶ

  • Category卒業生の今
  • Posted by岐部雅之
1989年度卒業の田中美果さんから、ブログ記事をご寄稿いただきました。
先日開催された校友会支部の親睦会の様子をご覧ください。

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観光業・輸送業界に携わる卒業生を中心とした校友会支部「Club HAT’s」の第29回親睦会が10月中旬に大阪市内で開催され、大学側からは理事長の北先生はじめ職員の方々、現役生の皆様をお迎えして、卒業生・大学側・現役生の間の親睦を深めることができました。

プログラム中盤では「ナニワのカリスマ添乗員」としてご活躍の平田進也さん(1979年度卒業)のプチ講演会があり、いつもながら笑い満載のひとときでした。ブラックジョークを交えながらの軽妙なトークを楽しみながら「人をいかに楽しませるか!」という平田さんの長年のゆるぎない仕事に対する姿勢を強く感じました。まさしく「カリスマは一夜にしてならず」ですね。

昨年に『あの世に持っていけるのは「思い出」だけ』(サンマーク出版)を出版されましたが、著者プロフィール欄には「京都外国語大学」と記載されています。講演会の中でも「どこでも可能な限り京都外国語大学の名前は出しています。母校のお役に立つのであれば」と仰っていました。カリスマには簡単になれなくても母校のために自分が出来ることを行う姿勢は見習いたいです。会場ではサイン付きで同書が販売されており、多くの参加者が購入されていました。私も昨年に購入して拝読しましたが、平田さんお薦め観光地の美しい写真入りで、あっという間に読んでしまいました。この中にも人を楽しませるための努力を感じる箇所が多く、まだ読んでおられない方には是非読んで頂きたいです。

ブラジルポルトガル語学科からは桂田順子さん(1990年度卒業)、鳥井太志さん(1997年度卒業)、古谷国大さん(2017年度卒業)、光畑絵里奈さん(2016年度卒業)も参加されていました。世代は様々でもやはり同じ分野を専攻していたためか、ラテン的フレンドリーな心からか、お互いに心通じるものがありました。しばし「ブラジルポルトガル語学科 親睦会」を楽しみました。

田中美果(1989年度卒業)
  • 笑いの絶えない平田進也さんのプチ講演会
  • 左から桂田順子さん、光畑絵里奈さん、鳥井太志さん、平田進也さん、田中美果、古谷国大さん
  • 集合写真

2025/10/13 10:20:00 ペドロ・アイレス教授がテレビ局SICの取材を受けました

  • Categoryお知らせ
  • Posted by岐部雅之
ペドロ・アイレス教授がポルトガルのテレビ局SICから取材を受けました

9月28日(土)に本学でオープンキャンパスが開催されましたが、これに合わせてポルトガルのテレビ局SICのジャーナリスト2名が来校し、ペドロ・アイレス教授と学生2名(福田眞彩さん、坊上琴美さん/共に4年次)が取材を受けました。

そのときの様子が、先日ポルトガル国内で放送され、同局サイトのSIC NOTÍCIASにアップロードされています。

大阪万博を中心に日本で活躍するポルトガル人らが登場したあと、8分33秒あたりから京都関連のニュースになります。オープンキャンパスの風景では、1号館地下のコンパーニョでペドロ・アイレス教授が学生らとポルトガル語で会話する様子をはじめ、コインブラ大学との協定によって留学した彼女たちがインタビューで受け答えする場面もあります。ほかにも、高校生が参加するミニ講義のあと、ペドロ・アイレス教授は日本とポルトガルの歴史的つながりや、日本語になったポルトガル語(パン、ビードロ、金平糖など)、日本で初めて編まれた外国語の辞書がジョアン・ロドリゲスによる『日葡辞書』であることなど、両国間関係について語りました。

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