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京都外国語大学英米語学科 RSS


2026/06/07 19:30:00 6月7日 オープンキャンパス

  • Category学科ニュース
  • Posted by英米語学科
6月7日(日)、本学でオープンキャンパスが開催されました。あいにくの雨にもかかわらず、高校生や保護者の方々、さらには、編入を希望する専門学校生など、多くの皆様にご来場いただきました。

英米語学科では、5人の教員によるミニ講義と、教員やボランティア学生と直接話のできる「Touch the World」を実施し、参加者の皆さんをお迎えしました。

通常100分の授業を40分に凝縮したミニ講義では、アニメを題材に文学を学ぶ「ディズニー・アニメに見るアメリカの多様性」や、ポップミュージックの歌詞を活用して英語を学ぶ「Discover a New and Fun Way to Learn English」など、英米語学科ならではの多彩な授業を体験していただきました。

「Touch the World」では、関西圏だけでなく、広島から足を運んでくれた高校生の姿も! 留学やTOEICなどの資格試験に関する質問をはじめ、英米語学科独自の「多読プログラム」や「ダイアモンドコース」の話題も上りました。また、京都の「まちなか」に位置する本学ならではの英語を使ったアルバイトや、英語で観光客を案内する「フリーガイドクラブ」などについても話題が広がり、高校生たちは先輩学生の体験談に熱心に耳を傾けていました。

次回のオープンキャンパスは7月12日(日)。次回も、言語学・英語学習法・歴史などをテーマにした多彩なミニ講義に加え、「Touch the World」を実施予定です。英米後学科の学びや学生生活を知る絶好の機会です。ぜひご参加ください! 次は晴れになりますように。。。
  • 「Touch the World」英米語学科コーナー
  • ミニ講義の様子

2026/06/04 18:00:00 講演会のお知らせ: 神田雅晴さん(通訳者・本学卒業生)

  • Categoryお知らせ
  • Posted by英米語学科
英米語学科・キャリア英語科では、毎年、様々な分野で英語を使って活躍されている方々を講師としてお招きし、講演会を開催しています。これまでに、ジャーナリスト、国際NGOスタッフ、起業家、字幕翻訳家など、多彩な分野の専門家にご講演いただいてきました。

今年度は、本学卒業生であり、現在フリーランス通訳者として活躍されている神田雅晴さんを東京からお招きします。神田さんはIT、ゲーム、宇宙関連分野をはじめとする幅広い分野で通訳業務に携われ、国際的なコミュニケーションの最前線で活躍されています。英語を学ぶ学生にとって、自身の可能性や将来のキャリアについて考える貴重な機会です。通訳の仕事に興味のある人はもちろん、英語を使った仕事に関心のある人、将来の進路について考えたい人にもおすすめの講演会です。
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日時:7月6日(月)5講時(17:50-19:30)
会場:本学7号館4階741教室
参加費:無料
参加申込:本学の学生・教職員は事前申し込み不要です。学外の方は、下記の問い合わせ先のメールアドレスより事前にご予約をお願いします。

英米語学科
疋田浩一 k_hikita@kufs.ac.jp
佐々木豊 y_sasaki@kufs.ac.jp

2026/05/19 09:50:00 学術書『メディアの中の女性―文学、歴史、言語の世界』

  • Category教員ニュース
  • Posted by英米語学科
本学の教員9名が編著を担当した学術書『メディアの中の女性―文学、歴史、言語の世界』(Women and Media Perspectives from Literature, History and Linguistics)が出版されました。メディアに投影される女性像を文学・歴史・言語の三視点から考察した内容となっており、12の章と4つのコラムで構成されています。
英米語学科からも、4名の教員が章やコラムを執筆しています。以下、各執筆者による解説とコメントです。文学、メディア、言語学といった各教員の専門分野から「女性」「ジェンダー」について論じた大変興味深い内容となっています。本学図書館にもありますので、ぜひ、今後の学習の参考に!

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坂本季詩雄教授
コラムA ロバート・フロストの作品における女性のイメージ 境界から生じる理解不能性
本コラムでは、ロバート・フロストの詩に描かれる「境界」に注目し、そこに表れるゴシック的想像力とジェンダーの問題を読み解いています。牧歌的で穏やかに見える田園世界の背後に潜む人間関係の亀裂や、男女間のすれ違いに着目することで、目には見えない葛藤の構造を浮かび上がらせました。加えて、アメリカ文学の伝統との関係にも触れながら、日常の中にひそむ不穏さとその意味について考察しています。

林姿穂教授
第3章 ナサニエル・ホーソーンの「イーサン・ブランド」に描かれる女性と自然
本論文は、ホーソーンの短編「イーサン・ブランド」を中心に、「許されざる罪」という主題を軸として作品世界を読み解くものです。とりわけ、エスターという女性像や、女性のイメージをまとった自然界の描写に注視し、男性の知的欲望や権力によって生じる女性への抑圧を浮き彫りにしています。さらに、聖書的概念との比較を通じて、ホーソーン文学に通底する罪の本質を解明し、人間の内面に潜むエゴイズムと倫理の問題に迫っています。

ウルスラ・フレイ講師
第8章 20世紀末の日本のテレビコマーシャルが映し出す働く女性のイメージ
本論文では、1980〜1990年代の日本のテレビCMを取り上げ、働く女性の描かれ方と社会の価値観との関係を明確にすることを目的としています。CMにおいて女性がどのように表象されてきたのかを年代ごとに追い、その変化の背景にある時代意識や文化的影響に光を当てました。固定観念の中にある女性のイメージと新しい女性像が交錯する中で、CMにおける女性像がどのように移り変わってきたのかを読み解いています。

佐藤晶子教授
第10章 『リア王』邦訳にみるジェンダー表現の変遷 女性ことばの使用を中心に
翻訳における「女性ことば」に着目し、とりわけシェイクスピアの作品である『リア王』の複数の邦訳を通して、ジェンダー意識の変遷を通時的に分析しました。英語には明示されにくいジェンダー表現が、日本語訳の中でどのように付加・変化してきたのかを検討し、翻訳者の価値観や時代背景、読者の期待が言語表現に与える影響を考察しています。さらに、翻訳を文化的・社会的実践として捉え直し、ジェンダー観の形成や再生産における翻訳の役割についても考察しています。翻訳研究とジェンダー研究を横断しながら、言語と社会の関係性を探究する面白さが伝わればと思います。

本学の藤本幸治先生が、『メディアの中の女性』の書評をご寄稿くださいました。以下は言語文化表象研究会の機関誌です。定期的に研究会なども行っており学生の参加も可能です。こちらのサイトで活動内容の紹介や研究会の日時をお知らせしています。ぜひ、いろいろな先生方の研究発表を聞いて、ゼミを選んだり卒業論文のテーマを絞るきっかけにしてみてください。

言語文化表象研究会機関誌(京都外国語大学 国際言語平和研究所)
『言語文化・表象研究会会報(e-book)』

言語文化表象研究会(京都外国語大学 国際言語平和研究所)
ウェブサイト

  • 出版記念パーティにて、開文社の丸小社長とともに本書の完成を祝いました

2026/05/07 09:00:00 春は動物と楽しむ英語多読!―第5閲覧室で多読ビンゴ開催中

  • Categoryお知らせ
  • Posted by英米語学科
新学期が始まり、何か新しいことを始めてみたい季節になりました。そんな春におすすめしたいのが、「動物」をテーマにした英語多読です。

本学6号館1Fの第5閲覧室(通称:多読室)には、犬や猫、鳥、海の生き物、森の動物、野生の生き物など、さまざまな動物たちが登場する英語の本がたくさんそろっています。かわいらしいイラストや心あたたまる物語を楽しみながら、自然と英語に親しむことができます。

多読をするときは、
①辞書は引かない
②わからないところはとばす
③つまらなければ本を変える
この「多読3原則」がポイント。気楽に読むことが、英語を楽しむいちばんの近道です。

さらにこの春は、「動物多読ビンゴ」も実施中!
テーブルに展示されている本でも、それ以外の本でも、「動物」に関するものであれば、なんでもOK!ビンゴ達成者には、ささやかなプレゼントもご用意していますので、ぜひ挑戦してみてください。

そして最後に、多読研究グループより、おすすめの1冊をご紹介します。

『Frog and Toad Are Friends』Arnold Lobel作
(がまくんとかえるくんシリーズより)
やさしい英語で読めるのに、がまくんとかえるくんの友情や思いやりがしっかり伝わってくる心あたたまる物語で、思わずくすっと笑ってしまう場面もたくさんあります。「多読っておもしろい!」と感じられる1冊として、英語が得意な人にも、少し苦手な人にもぜひ読んでほしい作品です。読み終わるころには、きっとあなたも、がまくんとかえるくんのことが大好きになっているはずです。

この春は、動物たちと一緒に英語の読書を楽しんでみませんか? 第5閲覧室でお待ちしています。

多読研究グループ



  • 第5閲覧室における展示の様子
  • ビンゴシート
  • 『ふたりはともだち』

2026/03/11 10:20:00 TEDトーク字幕翻訳(卒業研究)

  • Category学生ニュース
  • Posted by英米語学科
 本学では、全学生がゼミに所属し、4年生全員が卒業研究に取り組みます。本年度、翻訳をテーマとするゼミでは、英米語学科の学生2名が、卒業研究としてTEDトークの日本語字幕翻訳を行いました。
 TEDとは、「Ideas Worth Spreading(広める価値のあるアイデア)」をコンセプトに、世界各地で著名人や専門家がプレゼンを行い、その動画を世界中に発信しているプラットフォームです。英語教育の分野でも、社会的・文化的な教養を高めつつ生きた英語に触れられる教材として広く活用されています。TEDトークには多言語の字幕がつけられていますが、その翻訳はTED Translatorとして登録されたボランティアによって行われています。
 翻訳は、単に英語を日本語に置き換えるだけでなく、話者の意図や文脈を考えながら言葉を選んでいく作業です。特に字幕翻訳は字数制限があるため、どの情報を伝えるべきか選択の判断が難しいのが、通常の翻訳と大きく違うところです。また、内容理解や事実確認のためのリサーチも欠かせません。プロの翻訳者は、多くの場合、言語変換よりもリサーチに多くの時間をかけると言われています。
 今回卒業研究に取り組んだ2名の学生もTEDの登録翻訳者となり、専用の字幕作成ツールを使って英日字幕翻訳に取り組みました。以下は、学生本人による、各自が担当したトークの紹介と、翻訳プロジェクトの感想です。動画のリンクもつけていますので、学生の字幕とともにぜひお楽しみください!
(ゼミ担当教員:ラムスデン多夏子)

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英米語学科4年 上杉彩花
「It’s time to rethink the role of First Lady」(TED Women 2023) イリナ・カラマノス・アドリアン(チリの元ファースト・レディ)

【トーク概要】 チリの元ファーストレディ、イリナ・カラマノス・アドリアンのトークです。彼女は、元々ファーストレディになるつもりではありませんでした。しかし、その地位に就いた後、ジェンダーの視点から様々な疑問を抱き改革を始めます。自身の経験を踏まえ、ファーストレディのあり方を考え直すことを、トークでは呼びかけます。

【感想】 「政治」という難しいテーマに、「チリ」というあまり馴染みのない国についてのスピーチだったため、情報収集にとても苦戦しました。出てくる単語がそれぞれとても難しく、どう日本語に落とし込むのが最善か悩みました。そして、今まで疑問にさえ抱いたことのなかったファーストレディの役割についても学ぶ必要がありました。難しい翻訳でしたが、自分の訳がついた動画を見ると達成感がありました。とてもいい経験になりました。

上杉彩花さんの他のTED翻訳動画
「性転換から学んだ女性という存在」ポーラ・ストーン・ウィリアムズ

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英米語学科4年永田愛梨
「AIで時空を超え愛する故人と繋がる」 (TED2024) エイミー・カーツワイル(アメリカの漫画家・回想録作家)

【トーク概要】 「もし過去が蘇るとしたら?」「亡くなった人間に再び会えるとしたら?」—そんなSF世界のような物語を実現させるため、漫画家のエイミー・カーツワイルは、未来学者の父と共にAIによるタイムトラベルを目指しました。面識のない亡き祖父が残した文書をAIに学習させることで、祖父のチャットボットを作ることができるのか、時空を超えて祖父と繋がることができるのか。現代のテクノロジーを使って過去に命を吹き込むAIにより実現したタイムトラベルについてのトークです。

【感想】 翻訳の定義の認識が180度変わった研究でした。単なる言語変換だけでは成り立たず、スピーカーの背景知識や歴史や文化についての知識、固有名詞やジョークの知識など、英語の単語を調べるよりも、背景知識習得に時間を費やしたかと思います。そして何よりも、語数制限という制約の中で、スピーカーの意図に最も相応しい日本語で表現することに苦労しました。翻訳には言語知識だけでなく、背景知識、情報収集力、表現力、想像力、発想力など想像以上に多方面な能力が求められるのだと感じました。大変ではありましたが、京都外国語大学での4年間の学びを活かす非常に有意義な研究となりました。

永田愛梨さんの他のTED翻訳動画
「愛は人をどう変えるのか」カリッサ・チャザマコノ

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