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英米語学科4年次生 狩野幸那 |
人生で初めて真剣に詩に向き合った大変貴重な機会でした。谷川俊太郎さんの詩を読んで、祖父母のことを思い出してちょっと涙腺が緩んだり、あるいは自分の人生について考え直してみたりと、普段読む実用書では出来ない体験ができました。サッと読めるけれどもハッと何かに気づかせる。詩は思っていた以上に素敵なものでした。
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英米語学科4年次生 福島奏虹 |
今回の発表では、谷川俊太郎の詩「黄金の魚」と「ここ」を紹介しました。他のスピーカーの発表や参加してくださった方々の感想を通じて、谷川俊太郎の詩の奥深さと人柄への理解が深まりました。詩には正解がないからこそ、今の自分に刺さる言葉があり、年齢を重ねるごとに新たな解釈や発見が生まれることを想像すると、今後詩を読むのが楽しみです。日常の中に潜む奇跡や美しさを感じられる詩の力に改めて心を動かされました。
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付属図書館 榎本恭子 |
谷川俊太郎さんの詩は、幼いころから私の人生の日常にずっと寄り添ってくれていました。年齢によって好きな作品は変化していきますが、今回のブックトークでは、谷川さんの詩の中で今の私が気になる①マクロからミクロ②細やかさ③幸せについて④死について、の4つキーワードから7つの詩を紹介してみました。いつかブックトークのテーマにしたいと思っていた矢先に谷川さんの訃報が届きました。彼は翻訳家でもあり『スイミー』『マザーグースのうた』そして53年の長きにわたりスヌーピーで有名なマンガ『ピーナッツ』の翻訳もされました。
言葉の持つ力を信じて詩を書いてこられた谷川さん、言語学を学ぶ学生が多い本学だからこそ、このブックトークにおいてもう一度、谷川さんについて語り合うことができたことが何より良かったと感じています。
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