2024年度ブックトーク第2弾「私の推し本!」を開催しました。

図書館では11月1日(金)のお昼休みに、7号館1F図書館本館のギャラリーコーナーでブックトークvol.11を行いました。
読書の秋ということもあり、テーマは「私の推し本!」とし、スピーカーの学生2名、職員1名それぞれが、全くジャンルの違う本を紹介してくださいました。本の紹介の後は、オーディエンスを交えて意見交換を行い、図書館の中での開催ということもあり、アットホームな雰囲気の中、みんなで紹介された本について語り合いました。
 

ブックトーク第2弾「私の推し本!」

2024年11月1日(金)本館ギャラリー
ロシア語学科2年次生 渡部悠香
 今回のテーマが「推し本」ということで、自分の好きな本を紹介しました。「夕暮れに夜明けの歌を」は文章の暖かさが魅力のロシア留学エッセイ、「父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話」は、経済をわかりやすく解説した本です。紹介した本の魅力が少しでも伝わったようでしたら幸いです。ブックトーク終了後に「紹介していた本を読みたくなった」という声を聞くこともでき、とても嬉しかったです。
キャリア英語科 1年次生 丸山 こむぎ
 このような貴重な機会をいただき嬉しく思います。私が紹介した本谷有希子さんは、毒のあるユーモラスな作風が魅力ですが、それを分かりやすく伝えるのは難しかったです。それでも、なぜ彼女の作品に惹かれたのかを振り返ることで、初読時には気づかなかったことを新たに発見できましたし、他のスピーカーの方々のプレゼンテーションからも多くの学びを得ることができ、今後に活かせる非常に良い経験になったと感じています。
国際言語平和研究所 長沼修
 山崎豊子作品の最大の魅力は、力強い筆致によるストーリーの展開と、それを裏付けるための取材の量です。『大地の子』はインターネットがない時代に、山崎が中国に何度も訪れて1000人以上の残留孤児やその関係者達に取材を重ねた結果、出版まで8年の歳月を要しました。読書はリラックスした気持ちで読むということも大切ですが、たまには山崎豊子のような社会派小説を読んでみることも皆さんの人生を豊かにするかもしれません。

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