2021年度ブック―トーク振り返り

2021年度第2弾「冬に読みたい本」
於 2021年12月21日(火) 図書館第3閲覧室
2021年度ブックトーク第2弾は12月21日(火)に行いました。当日は2名の学生さんと図書館スタッフ1名が自身が薦める本について語り、発表後はオーディエンスを交えての座談会が行われました。
「珈琲を片手に読みたくなる本」
グローバル観光学科3年次生     石橋 尚子
紹介本:片岡義男著『珈琲が呼ぶ』
 珈琲を出す喫茶店の話で、主に1960年から1970年にかけて流行ったミュージシャンや映画などを題材にした話が出てきて、その話について自分は、まだ生まれていない昔の話なのでわからなかった。1回目に読んだときは、わからないままに、読み通した。
 それから1回目でわからなかったことを調べて2回目に読むと、それぞれに様々なこだわりがわかって、珈琲を飲むように深い味わいを感じた。
「冬を舞台にしたロシアの小説」
中国語学科3年次生     岸本 明紀
紹介本:ゴーゴリ著『外套』
ユーリー・ルィトヘウ著『クジラの消えた日』
 ゴーゴリは短編小説が多く、サクッと読めて不思議な雰囲気のものが多い。2冊目の『クジラの消えた日』は、クジラが祖先であると崇拝したロシアの少数民族の話。しかし時代が流れてクジラが祖先であるということを人は信じなくなった。自然を敬わず摂理を変えてしまう人間 の世界に未来はないという事を著者は、私たちに投げかけている。ツンドラの美しさ、優しさ、厳しさの描写が魅力的な本である。
「読書から学ぶ人と動物のディスタンス」
図書館職員    栄  咲子
紹介本:矢川澄子再話、赤羽末吉著『つるにょうぼう』
姉崎等、片山龍峰著『クマにあったらどうするか:アイヌ民族最後の狩人姉崎等』
 つるの恩返しの話が好きで、中でも今回紹介する『つるにょうぼう』は、ユーモラスであり上品でもある筆致の絵である。この本を読んで、タンチョウに興味を持ち、冬に北海道へタンチョウを見に行くようになったが、その北海道で泊まったペンションで偶然見つけた本が『クマにあったらどうするか:アイヌ民族最後の狩人姉崎等』だった。ヒグマに対する著者の飽くなき探求に感銘を受けた。そして自然を敬わないことへの警鐘を私たちに鳴らしている。

2021度第1弾「外大祭行事 ブックトークにチャレンジ!」
於 2021年11月3日(水) 図書館第3閲覧室
2021年度ブックトーク第1弾は11月3日(水)に外大祭関連行事として行いました。当日は5名の学生さんが、30名近いオーディエンスの前で自身が薦める本について語ってくれました。
発表後はオーディエンスを交えての座談会で盛り上がりました。
会場前では紹介した本とその関連図書を展示しました。