日常会話、ニュース、映画など、さまざまな内容の英語を聴くことによって、それぞれのシチュエーションで自然な発話ができるようになることをめざします。リラックスした雰囲気の中、学生はミスを恐れず積極的に会話。ネイティブ教員による徹底した指導で、英語での基本的なコミュニケーション能力を高めます。“him”における“h”の音を省く「リダクション(音の弱化)」など、ネイティブスピーカーの発音を聴き取るための細かいリスニングテクニックも学びます。
児童に英語を教えるための英語習得理論や指示表現、読み聞かせといった活動を、学生が実際に練習しながら学んでいきます。模擬授業では全員が先生役を経験し、できるだけリアルなシチュエーションで得た知識を応用します。児童英語には生き生きとしたやりとりができる英語コミュニケーション能力が欠かせません。そのため、教員や学生同士で安心感のある雰囲気をつくります。緊張せずに楽しみながら、児童英語に必要な要素やコミュニケーションの面白さを体感します。
大学での学びにおいて不可欠な「アカデミック・ライティング」の特性について勉強し、英語で学術的な文章を書くためのスキルを身につける、オールイングリッシュの授業です。学生は多彩なスタイルのエッセーや学術論文に触れながら、その形式・構成に対する理解を深め、執筆方法を研究します。そして、各自でトピックを選択し、書き上げた文章をプレゼンテーションで発表。こうした一連のプロセスを通して、物事を論理的かつ批判的に考える力も培っていきます。
英文を音声で聴き、内容を把握した後に音読を繰り返し、英語表現を吸収します。授業の最後にスピーキング活動を行い、スピーチの早さも測定。後半の授業では、グル-プで学修内容に関するプレゼンテーションを行うと同時に、個人別のインタビューテストでスピーチの正確さを測定します。また、教員が監修した音読アプリを活用し、学生は自宅でもスマートフォンを使って練習。録音した音読をアプリ上で提出し、教員がコメントを返すことで発音の改善に役立てます。
学生各自が授業で扱う英文学作品を事前に読み、自分なりの解釈を持ってから授業に臨みます。グループでそれぞれの考えを自由に発表し、全員で討論しながら知識と意見を活発に交換。毎回の授業を通して、英文学を学問として研究する際の分析方法や、作品を読むうえで知っておくべき教養を修得します。そして、歴史や政治、経済、文化、宗教、思想、人種など幅広い分野の知識を深めながら、自己と他者の価値観を理解する「異文化理解力」を育みます。
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