2022/03/18 02:10:00 京都外大西高等学校構内発掘調査
館長ブログ
南
館長の南です。
新型コロナウイルス感染拡大のためこの2年間は国際文化資料館もほとんど開館できない状態が続いています。その中で2021年度学芸員資格課程修了展は、本学学生、教職員に限っていますがなんとか無事に開催を続けてきました。そして、19日(土)最終日を迎えます。後2日間だけですが、学生のみなさん、先生方、職員の方々にはぜひご覧いただけましたら嬉しいです。
一方、館長の南は、本年1月5日から京都外大西高等学校構内の発掘調査を担当しております。場所は、葛野大路側の高校正門から構内に向かう通路を中心に旧体育館と大学との境界に挟まれた部分で約400㎡あります。
平安京の条坊図(東西・南北の道路に区画された宅地などの配置図)を見ると、ここは平安京の右京(メインストリートである羅城門~朱雀大路~平安宮のラインから西側)、四条(北が一条、南は九条)四坊(朱雀大路から西へ4ブロック目=1ブロック480m四方)、十四町(1ブロックは120m四方の1マス=町が4×4=16ブロック=十六町あり、一番西端の町)にあたります。このあたりは平安時代の初めから洪水が多く、平安時代の中ごろには放棄されるところも多かったようです。その意味でも今回、京都市文化財保護課による試掘調査の結果、平安時代の遺物や遺構が見つかったことから、本調査に大きな期待をしていました。
発掘は、調査目的である平安時代の地上面を確認したところです。非常に特徴的なことは南側に旧天神川の川跡が見つかったことと、北側に平安時代前期9世紀ぐらいの築地塀のあと、それに付随する溝などを見つけたことです。平安京のできたころはこの地にもこうした立派な建造物があったということがわかりました。
そこで18日午後2時から京都外大西高等学校の教職員の方々、大学法人の方々をお招きして現地説明会を開催しました。20人を越える方々が見学においでになり、南の下で発掘を進めていただいてる㈱アルケスの持田さんから発掘状況の説明いただきました。また、出土した遺物も手に取ってみていただきました。
私たちの学舎の下に平安時代にこの地で暮らしていた貴族の館あったということがわかったことは、本学で学ぶ多くの若者にとっても歴史や文化に理解を広げるきっかけになると思います。
国際文化資料館では、発掘終了後はできるだけ早くこの調査の成果を発表したいと思います。
発掘は4月まで継続する予定です。機会がありましたらぜひ見学においでください。南までご連絡いただきましたらご説明させていただく機会を作りたいと思います。
新型コロナウイルス感染拡大のためこの2年間は国際文化資料館もほとんど開館できない状態が続いています。その中で2021年度学芸員資格課程修了展は、本学学生、教職員に限っていますがなんとか無事に開催を続けてきました。そして、19日(土)最終日を迎えます。後2日間だけですが、学生のみなさん、先生方、職員の方々にはぜひご覧いただけましたら嬉しいです。
一方、館長の南は、本年1月5日から京都外大西高等学校構内の発掘調査を担当しております。場所は、葛野大路側の高校正門から構内に向かう通路を中心に旧体育館と大学との境界に挟まれた部分で約400㎡あります。
平安京の条坊図(東西・南北の道路に区画された宅地などの配置図)を見ると、ここは平安京の右京(メインストリートである羅城門~朱雀大路~平安宮のラインから西側)、四条(北が一条、南は九条)四坊(朱雀大路から西へ4ブロック目=1ブロック480m四方)、十四町(1ブロックは120m四方の1マス=町が4×4=16ブロック=十六町あり、一番西端の町)にあたります。このあたりは平安時代の初めから洪水が多く、平安時代の中ごろには放棄されるところも多かったようです。その意味でも今回、京都市文化財保護課による試掘調査の結果、平安時代の遺物や遺構が見つかったことから、本調査に大きな期待をしていました。
発掘は、調査目的である平安時代の地上面を確認したところです。非常に特徴的なことは南側に旧天神川の川跡が見つかったことと、北側に平安時代前期9世紀ぐらいの築地塀のあと、それに付随する溝などを見つけたことです。平安京のできたころはこの地にもこうした立派な建造物があったということがわかりました。
そこで18日午後2時から京都外大西高等学校の教職員の方々、大学法人の方々をお招きして現地説明会を開催しました。20人を越える方々が見学においでになり、南の下で発掘を進めていただいてる㈱アルケスの持田さんから発掘状況の説明いただきました。また、出土した遺物も手に取ってみていただきました。
私たちの学舎の下に平安時代にこの地で暮らしていた貴族の館あったということがわかったことは、本学で学ぶ多くの若者にとっても歴史や文化に理解を広げるきっかけになると思います。
国際文化資料館では、発掘終了後はできるだけ早くこの調査の成果を発表したいと思います。
発掘は4月まで継続する予定です。機会がありましたらぜひ見学においでください。南までご連絡いただきましたらご説明させていただく機会を作りたいと思います。
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平安時代の地上面と発見された築地塀と溝など
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現地説明会の様子
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出土遺物(今回、1名の本学院生、3名の学部生が発掘補助員として参加している)






