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京都外国語大学英米語学科 RSS

2022/01/19 01:10:00 「火星に枯山水」翻訳プロジェクト ー オンライン会議

  • Category学生ニュース
  • Posted by英米語学科
英米語学科ブログの「学生ニュース」では、英語学習や国際理解などの分野で活躍する英米語学科の学生たちを紹介しています。今回第10号は、昨年10月にブログでお知らせした「火星に枯山水」翻訳プロジェクトについての報告です。

昨年末の12月14日、米航空宇宙局NASAに「Karesansui on Mars」構想を提案したCharles Lindsay氏と、この構想を説明する文書を執筆した Glenn Bugos氏を迎えて、アメリカ・カナダ・京都をつなぎ、オンライン会議を行いました。
(Lindsay氏とBugos氏の略歴は以下を参照)

本プロジェクトは、Bugos氏の書いた英文書を日本語に翻訳するもので、英米語学科から3年生の斎藤光さん、常見彩花さん、2年生の寒川紫月さん、山内明日花さんの4人が参加しています。火星・宇宙技術・アート・禅などなど、サポートする2人の教員(京都芸術大学准教授川向正明先生と本学英米語学科講師ラムスデン多夏子)にとっても難しい内容で、定期的にオンライン会議を開き、議論を重ねながら翻訳をしてきました。

今回の会議は、翻訳の際に解決できなかった疑問点を、立案者と執筆者のご本人に直接質問するという、大変貴重な機会でした。翻訳する際には、筆者の意図を正しく解釈することが鍵となります。しかし、どれだけ深くリサーチをしても、筆者の頭の中や心の中までを100%読み取ることは不可能であるため、誤訳を防ぐため、あえて訳さない・ぼかすなどの「安全策」を取ることがあります。そのため、今回の会議は、お二人の意図にできるだけ近い翻訳を目指すのに、とても意義のあるものでした。

翻訳文は、今後、アートや日本語でのクリエイティブライティングを学ぶ京都芸術大学の学生さんと協力して、仕上げの段階に入ります。


「Karesansui on Mars(火星に枯山水)」構想
火星で活躍するNASAのローバー(探査ロボット)に地球から信号を送り、遠隔操作で枯山水を作るアートプロジェクト。「枯山水」とは、銀閣寺の庭に代表される、水を用いず石や砂で山水の趣を表現した庭園のことで、美しい砂紋が特徴。

Charles Lindsay:米SETI研究所 (SETI: Search for Extra-Terrestrial Intelligence) の「Artist in Residence Program」初代アーティストおよびシニアプログラムディレクター。現在は京都芸術大学キャラクターデザイン学科の客員教授。NASAのAmes研究センターで3つのプロジェクトを行うなど、NASAとは大変関係の深い現代アートの世界的なアーティスト。

Glenn Bugos:シリコンバレーを拠点にコンサルタントとして活動する科学技術およびビジネスの分野の歴史学者。1998年から2017までの20年間、NASAのAmes研究センター所属の歴史学者として数々の功績を収めた。


  • 米・加・日をつなぐオンライン会議
  • 「Karesansui on Mars 」イメージ

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