2023/07/29 12:20:00 6月21日 ブックトーク「韓国文学」
学生ニュース
英米語学科
6月21日(水)、韓国文学をテーマに、本学図書館主催のブックトークがあり、英米語学科からは4年の手嶋航太郎さんが登壇しました。登壇者3人の発表後のディスカッションでは、「日本文学は主人公個人に焦点を当ててストーリーが展開されることが多いが、韓国文学は社会問題を絡めたものが多く、その国の社会状況がよくわかる」という興味深いお話がありました。
今回のブログでは、手嶋航太郎さんと、当日残念ながら参加できなかった英米語学科3年の小坂茉愛さんに、お薦めの韓国文学と読書に対する思いについて語っていただきました。
手嶋航太郎さん(英米語学科4年)
韓国について皆さんはどのくらい知っているでしょうか?K-Popなど素晴らしい文化がある反面、男尊女卑の文化があり社会問題として取り上げられています。 この問題について女性の視点から書かれている2冊の小説を紹介します。
『82年生まれ、キムジヨン』
(2018)チョ・ナムジュ著
主人公の女性が、女性である事を理由として受けてきた理不尽を綴った韓国の話題作です。主人公の女性が人生の中で受けてきた差別や、実際に起きた考えられない出来事を年代事に分けて語られています。話題作ということも納得できるような読んでいてとても考えさせられる小説になっています。
『女ふたり、暮らしています。』
(2021)キム・ハナ、ファン・ソヌ著
「韓国の男尊女卑文化」の中で、二人の女性と4匹の猫の共同生活について描かれている作品になります。淡々と話が進んで行く中で、我々にある既存の家族観であったり、家父長制、ジェンダー差別に疑問を投げかけている、面白く読みながらも考えさせられる作品になっています。二人の生活をベースとした社会構造への問題提起が読みやすく描かれています。
<コメント>
韓国の「男尊女卑」の文化について2冊の本を元にお話しさせていただきました。我々の日々の生活の中に、ジェンダー差別の文化が存在しています。女性であるから、「家事育児をしなければならない、仕事のチャンスが与えられない」。男性であるから「自分の仕事だけ、家のことは何もしなくて良い」。このような我々の中にある既存の価値観は、今では薄れつつあるものではあるが、まだまだこのような価値観を持つ人はいると思います。そこで今回紹介させていただいた本を通して、男尊女卑の文化について理解を深めていただけたら幸いです。少しずつでも男性だから女性だからという考え方の風潮を無くしていけたらと思います。全ての人が性別について悩むことなく過ごしていける世の中になることを望んでいます
小坂茉愛さん(英米語学科3年)
この本の著作であるチェ・ウニョンさんは、「熱すぎず冷たくもない人肌の温もりで、他人の苦痛にも自分の感情にも無感覚になった私たちの心を揺さぶり、慰める作家」と評されています。この本は、人間関係や恋愛の繊細な感覚を描いた短編集です。
『わたしに無害なひと』
(2020)チェ・ウニョン著
この短編種は若い時の人間関係や痛切な思い出を繊細に描き出し、自己像との乖離が作品全体に描かれています。切なさと感動が心に深く響き、余韻に浸れる短編集です。ぜひその魅力的な世界に没頭してみてください。
<コメント>
本を読むことで、言葉の美しさや力強さを実感します。また、作家の繊細な表現や言葉選びに感動し、自分自身も表現力を向上させたいと思うことがあります。また韓国文学に触れることで異なる文化や価値観にも触れられより深い感動や理解を得られます。
今回のブログでは、手嶋航太郎さんと、当日残念ながら参加できなかった英米語学科3年の小坂茉愛さんに、お薦めの韓国文学と読書に対する思いについて語っていただきました。
手嶋航太郎さん(英米語学科4年)
韓国について皆さんはどのくらい知っているでしょうか?K-Popなど素晴らしい文化がある反面、男尊女卑の文化があり社会問題として取り上げられています。 この問題について女性の視点から書かれている2冊の小説を紹介します。
『82年生まれ、キムジヨン』
(2018)チョ・ナムジュ著
主人公の女性が、女性である事を理由として受けてきた理不尽を綴った韓国の話題作です。主人公の女性が人生の中で受けてきた差別や、実際に起きた考えられない出来事を年代事に分けて語られています。話題作ということも納得できるような読んでいてとても考えさせられる小説になっています。
『女ふたり、暮らしています。』
(2021)キム・ハナ、ファン・ソヌ著
「韓国の男尊女卑文化」の中で、二人の女性と4匹の猫の共同生活について描かれている作品になります。淡々と話が進んで行く中で、我々にある既存の家族観であったり、家父長制、ジェンダー差別に疑問を投げかけている、面白く読みながらも考えさせられる作品になっています。二人の生活をベースとした社会構造への問題提起が読みやすく描かれています。
<コメント>
韓国の「男尊女卑」の文化について2冊の本を元にお話しさせていただきました。我々の日々の生活の中に、ジェンダー差別の文化が存在しています。女性であるから、「家事育児をしなければならない、仕事のチャンスが与えられない」。男性であるから「自分の仕事だけ、家のことは何もしなくて良い」。このような我々の中にある既存の価値観は、今では薄れつつあるものではあるが、まだまだこのような価値観を持つ人はいると思います。そこで今回紹介させていただいた本を通して、男尊女卑の文化について理解を深めていただけたら幸いです。少しずつでも男性だから女性だからという考え方の風潮を無くしていけたらと思います。全ての人が性別について悩むことなく過ごしていける世の中になることを望んでいます
小坂茉愛さん(英米語学科3年)
この本の著作であるチェ・ウニョンさんは、「熱すぎず冷たくもない人肌の温もりで、他人の苦痛にも自分の感情にも無感覚になった私たちの心を揺さぶり、慰める作家」と評されています。この本は、人間関係や恋愛の繊細な感覚を描いた短編集です。
『わたしに無害なひと』
(2020)チェ・ウニョン著
この短編種は若い時の人間関係や痛切な思い出を繊細に描き出し、自己像との乖離が作品全体に描かれています。切なさと感動が心に深く響き、余韻に浸れる短編集です。ぜひその魅力的な世界に没頭してみてください。
<コメント>
本を読むことで、言葉の美しさや力強さを実感します。また、作家の繊細な表現や言葉選びに感動し、自分自身も表現力を向上させたいと思うことがあります。また韓国文学に触れることで異なる文化や価値観にも触れられより深い感動や理解を得られます。
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4号館1階にて。秋学期にも行なわれる予定です!






