2022/10/12 09:00:00 10/7 「国境なき医師団」講演会 ご報告
学科ニュース
英米語学科
10月7日(金)、本学卒業生で、国際NGO「国境なき医師団(MSF)」の趙悠蓮さんをお招きし、英米語学科・キャリア英語科主催の講演会を開催しました。120人もの参加者が来場し、知識欲や学習欲を掻き立てられるお話に熱心に聞き入っていました。
講演後、参加者からは、「自分の将来について深く考えるきっかけになった」「卒業生にこのような素晴らしい方がいて、自分のこれから頑張れる糧になった」「気持ちがあっても行動できないと意味がないことがよく理解できた」など、自分の意識の変化に関するコメントが多く寄せられました。
以下、参加できなかった方々のために、講演の主な内容を簡単にご説明します。
最後に、来場者アンケートの質問に対する回答を趙さんからいただいていますので、ご紹介します。
卒論は何を題材に書かれましたか?
私は確か中国経済をテーマにしたかと思います!当時は中国の経済成長が著しく、そこへの関心が強かった記憶があります。
NGOやNPOにプロやボランティアとして参加する以外に私たちが人道支援に関わるには、どんな方法がありますか?
「知ること」が1st stepだと思います。あとは知ってもらうために幅広い世代の方々と「共有すること」。それからやはりNGOなどは寄付によって運営されることが多いので、社会人になった際にしっかりお給料をもらって、お金の使い道を考えた時に「寄付」という選択肢を持っていただくことも大変大きな関わり方だと思っています。ボランティアや人道援助というのは、自己犠牲では無く、余力のある方にこそ向き合っていただきたいと個人的には思っているので、そのためにもまずは自分自身が満たされていることも私は重要だと思っています。
英語、中国語、韓国語はどうやって習得されましたか?
私は在日韓国人3世として大阪で生まれ育ち、小学校までは朝鮮学校に通っていたので、韓国語の基礎は当時身についたと思います。英語は幼少期から母の影響で音楽や映画からほとんどの発音を学びました。実際に話す機会は、自ら外国人の友達をたくさん作ったりして、とにかく「使う機会」を自分で作っていた気がします!中国語は京都外大で基礎を学び、留学時にかなり伸びたと思います。留学中は、近くの屋台のおじさんと毎日話しているうちに、現地のなまりやスピード感についていけるようになったと思います!
今の若者にやってほしいことは何ですか?
今の学生さんたちと触れ合う機会があまり多くないので、逆にみなさんのことをきちんと理解できていないかもしれません。でも敢えて申し上げるとすれば、講演中も何度も繰り返しましたが、「いろんな経験をすること」に限ると思います。情報が溢れ、知識ばかりが身につきやすい世界ですが、圧倒的に不足しているな〜と感じるのは、実体験。どんな小さな事もそうですし、本で読んだ事、動画で知っている事が、経験を通して自分のものになるという体験をどんどん増やしてほしいです。あとは、外大生だからこそ、「海外から見た日本」や、「俯瞰してみる日本のあり方」などについても、是非関心を持ち、政治や社会問題に目を向けてほしいなと思っています。
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講演後、参加者からは、「自分の将来について深く考えるきっかけになった」「卒業生にこのような素晴らしい方がいて、自分のこれから頑張れる糧になった」「気持ちがあっても行動できないと意味がないことがよく理解できた」など、自分の意識の変化に関するコメントが多く寄せられました。
以下、参加できなかった方々のために、講演の主な内容を簡単にご説明します。
- ご自身のキャリア構築について: ドレッドヘアやアフロヘアで過ごした大学生活。その後、3度の転職を経てMSFへ。「点と点が線になる」ー つまり、異分野であっても今までの経験全てが積み重なって、今のキャリアにつながっているというお話でした。
- MSFについて:非営利の医療・人道援助団体。世界72の国と地域の、紛争地・難民キャンプ・自然災害の被災地などで活動しており、活動資金の97%は民間からの寄付によるものです。海外派遣スタッフのうち、半数は非医療系。現地では、国籍の異なるMSFスタッフと、現地で雇用したスタッフが共に働いています。趙さんは、現場での人事や経理を担当するアドミニストレーターとして、フィリピン・ミンダナオ島で活動されました。紛争により街が崩壊し、雨が降ると洪水になるような地域で、現地の保健省と連携して人材育成支援などの活動をされました。
- 3つのコアスキル:世界を舞台にして働く上で求められるのは「コミュニケーション力」「好奇心」「実務力」。言語はあくまでもツールであって「語学力=コミュニケーション力」ではなく、好奇心が行動につながり、行動を支えるのがコミュニケーション力や積み重ねた実務力とのことでした。
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最後に、来場者アンケートの質問に対する回答を趙さんからいただいていますので、ご紹介します。
卒論は何を題材に書かれましたか?
私は確か中国経済をテーマにしたかと思います!当時は中国の経済成長が著しく、そこへの関心が強かった記憶があります。
NGOやNPOにプロやボランティアとして参加する以外に私たちが人道支援に関わるには、どんな方法がありますか?
「知ること」が1st stepだと思います。あとは知ってもらうために幅広い世代の方々と「共有すること」。それからやはりNGOなどは寄付によって運営されることが多いので、社会人になった際にしっかりお給料をもらって、お金の使い道を考えた時に「寄付」という選択肢を持っていただくことも大変大きな関わり方だと思っています。ボランティアや人道援助というのは、自己犠牲では無く、余力のある方にこそ向き合っていただきたいと個人的には思っているので、そのためにもまずは自分自身が満たされていることも私は重要だと思っています。
英語、中国語、韓国語はどうやって習得されましたか?
私は在日韓国人3世として大阪で生まれ育ち、小学校までは朝鮮学校に通っていたので、韓国語の基礎は当時身についたと思います。英語は幼少期から母の影響で音楽や映画からほとんどの発音を学びました。実際に話す機会は、自ら外国人の友達をたくさん作ったりして、とにかく「使う機会」を自分で作っていた気がします!中国語は京都外大で基礎を学び、留学時にかなり伸びたと思います。留学中は、近くの屋台のおじさんと毎日話しているうちに、現地のなまりやスピード感についていけるようになったと思います!
今の若者にやってほしいことは何ですか?
今の学生さんたちと触れ合う機会があまり多くないので、逆にみなさんのことをきちんと理解できていないかもしれません。でも敢えて申し上げるとすれば、講演中も何度も繰り返しましたが、「いろんな経験をすること」に限ると思います。情報が溢れ、知識ばかりが身につきやすい世界ですが、圧倒的に不足しているな〜と感じるのは、実体験。どんな小さな事もそうですし、本で読んだ事、動画で知っている事が、経験を通して自分のものになるという体験をどんどん増やしてほしいです。あとは、外大生だからこそ、「海外から見た日本」や、「俯瞰してみる日本のあり方」などについても、是非関心を持ち、政治や社会問題に目を向けてほしいなと思っています。
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講演者:趙悠蓮さん
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120人もの参加者がありました!
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