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今考えるべき人権問題

2021/09/17 16:50:00 ルース・ベイダー・ギンズバーグについて

  • Category今考えるべき人権問題
  • Posted by人権教育啓発室
少し暑さも和らぎましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。21日には今年は数年ぶりに満月が見られるかもしれない中秋の名月ですね。

さて、その前に9月18日に関するお話をいたします。
皆さん、ルース・ベイダー・ギンズバーグという人をご存じでしょうか?
9月18日は彼女の命日にあたります。

アメリカ合衆国連邦最高裁判事として、1993年から昨年の2020年9月18日に87歳で死去するまでの27年間執務を続け、アメリカで大きな影響力を持ったリベラル派の女性判事です。

「女性を優遇してくれとはいいません。男性の皆さん、私たちを踏みつけるその足をどけて」
サラ・ムーア・グリムケの言葉を度々引用したギンズバーグは、アメリカ合衆国で性差別がはじめて違憲とされたリード訴訟(この裁判では男性が親の介護をする際に必要な権利を主張した。)で勝訴した後も、性差別による人権を冷静に訴え続けました。

1956年、彼女はハーバード大学ロースクールに入学しますが、その頃のハーバードは500人の男子学生に対して女子学生は9人、その上、女子学生には図書館の使用許可も下りず、女子トイレもなかったとか。

ギンズバーグの半生は2018年ドキュメンタリー映画「RGB最強の85才」や、伝記映画「ビリーブ未来への大逆転」(リード訴訟に関する映画)などで知られ、子ども向けの絵本まで相次いで出版されています。

日本にもギンズバーグのような人はいます。日本で最初に「女性学」を作られた東大名誉教授 上野千鶴子さんです。(本学にも人権週間の際に2016・2017年と2年連続で講演にお越しいただきました。)2020年度東京大学入学式での彼女の祝辞は、ニュースでも大きく取り上げられました。祝辞の内容は、日本人男性はもちろん、日本人女性までもが日本の女性が置かれている「タテマエの平等」という現状を知り、その現状を「あたりまえ」としていた風習に衝撃を受けた瞬間でした。

「女性が真に男性と同等の権利を獲得するのは、次の世代の人々を育て上げるという責任を男性が等しく背負うようになったときです」とギンズバーグは語っています。
さて、この言葉、何年後に実現できる未来がやってくるでしょうか。総裁選も近づく日本で、女性がリーダーになれる日はいつになるのか、これからの未来を作っていく私たちに彼女はバトンを渡しています。




  • ルース・ベイダー・ギンズバーグ公式画像

2021/06/01 11:30:00 6月の「PRIDE MONTH」って何?

  • Category今考えるべき人権問題
  • Posted by人権教育啓発室
1969年6月ニューヨークで起こった ※「ストーンウォールの反乱」 に関係した人々に敬意を表して、毎年6月に1ヶ月にわたり続く祝祭です。6月はアメリカを中心に、LGBTQ+ の権利に関するパレード、フェスティバル、コンサートなどが世界中で行われます。

アメリカでは1999・2000年に「PRIDE MONTH」をビル・クリントン大統領が公式に認め、2009年~2016年にかけてバラク・オバマ大統領はLGBTQ+の「PRIDE MONTH」を宣言しています。この期間、ニューヨークやサンフランシスコでは盛大なプライドパレードが開催されます。

また、ロンドンでは1972年から、パリでは1977年から、ベルリンでは1979年からと、ヨーロッパでもLGBTQ+プライドパレードは6月に開催されており、既に40年以上も続くイベントとなっています。

私たちの社会では様々な考え方や生き方があります。
誰もがありのままで生きていける社会になるように、一人ひとりが社会を変えていくにはどうしたらいいか考えてみませんか?




※「ストーンウォールの反乱」とは:1969年6月28日、ニューヨーク市のグリニッチビレッジにあるゲイクラブ「ストーンウォールイン」に警察が踏み込んだが、常連客が抵抗。その結果、ゲイクラブの常連客を筆頭に、スタッフや近所の住民などがクリストファーストリートで暴動を起こした。抗議は5日ほど続いた。

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