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授業

2013/09/28 01:50:00 学生による学びの成果~春学期の授業課題から(2)

  • Category授業
  • Posted by河上
少し間が空いてしまいましたが、8月14日掲載の「マイノリティの視点から見た日本の文化事情」に関する授業の成果について、続きを書いてみたいと思います。

春学期の後半では、グループに分かれて、自分たちが調べたいことを調べ、レポートにまとめるという取り組みをしました。

今年は特に、「セクシュアル・マイノリティ」について詳しく知りたいという声が多く、「世界における同性結婚の制度化に関する現状」、「メディアから見たセクシュアル・マイノリティ」、「生物の多様な性とインターセックス」などのテーマでのレポート提出と発表がありました。

ここでは、国際教養学科1回生の喜久田樹さんが寄せてくれたグループ・リサーチの感想を紹介します。

私たちは「メディアから見たセクシュアル・マイノリティ」というテーマに基づき、新聞やインターネットをはじめとする様々なメディアで、「セクシュアル・マイノリティ」に対する認識は時が経つにつれてどのように変化していったのか、グループで協力して調査してみました。1980年から今日までの読売新聞と朝日新聞を対象に、「セクシュアル・マイノリティ」という言葉そのものの新聞における登場回数を調査したところ、2000年までは読売新聞で1回、と極めて数が少なく、認知度が低かったことが分かりました。しかし、2000年代以降になると、新聞でも「セクシュアル・マイノリティ」の立場にある人々に関する記事や「セクシュアル・マイノリティ」について正しい知識をもってもらおうと呼びかけるような記事が多く取り上げられており、朝日新聞では25回、読売新聞では4回「セクシュアル・マイノリティ」という言葉が登場していて、認知度があがっていることが分かりました。

しかし今日において、新聞で「セクシュアル・マイノリティ」という言葉を見る機会が増えたからといって、全ての人が「セクシュアル・マイノリティ」に対して正しい知識を持っているとは言い切れません。例えば、もしテレビで同性婚に関する報道があったとき、全ての人が祝福する気持ちをもってそのテレビを見ることができるでしょうか。中にはその人たちのことを理解できずにチャンネルを変えてしまうかもしれません。しかし、この世の中で同性の相手に対して恋愛感情をもつことは当然起こりうることなのです。私たちは、もっとメディアを通じて「セクシュアル・マイノリティ」についての見識を深め、日本が、すべての人にとって暮らしやすい国になればいいな、と思いました。

2013/08/14 07:10:00 学生による学びの成果~春学期の授業課題から(1)

  • Category授業
  • Posted by河上
今年度の京都外大は7月末で春学期の授業が終わりました。今日は、春学期に学生たちが何について、どのように学びを深めていったのか、少し話してみたいと思います。例として取り上げるのは、私が担当した1回生の選択科目「日本文化事情I」です。

「日本文化事情I」では、「マイノリティの視点から見た日本の文化事情」というテーマで授業をおこないました。授業ではまず、マイノリティとはいったいどんな意味をもつ言葉なのかについて検討しました。辞書を引くことからはじめ、次に国内外のマイノリティに関する研究や国際法も参照しました。そして同時に、学生たちは自分の身の回りの経験に照らし合わせて、その言葉の意味を考えました。

ある学生は、「マイノリティ」を次のように定義づけました。
  
  マイノリティの意味は、辞書には少数派、少数民族と記載されている。しかし、私はそのような簡
  単な言葉だけで表現できるものではないと考える。本当のマイノリティの定義とは、誰かが社会的
  に勝手に決めた枠組みから外れた、ごく少数の人たちのことで、そのマイノリティの立場である人
  が場合によっては差別されたりすることがある。

一方、次のように、この言葉を定義づけるという行為そのものに困難を覚えた人もいます。
  
  私は、「マイノリティー」という言葉に確固たる定義は存在しないと考える。社会全体からみる
  と、「マジョリティーの逆」という漠然としたイメージがあるが、実際に当事者(社会全体から見
  た大きな意味でのマイノリティー)として生きてきた私から見ると、「マイノリティー」は「マジ
  ョリティー」と常に表裏一体だと感じる。また、それは当事者の意識、置かれている状況により頻
  繁に変化するものだと思う。ある集団でマジョリティーだった人が、別の集団でマイノリティーだ
  ったということはよく起こりうることではないか。

このように、学生たちは深く考えれば考えるほど、よくわからなくなるといった経験もしながら、それでも自分の考えたことを言葉にする取り組みを重ねました。

次回以降、この授業の一環としておこなった立命館大学のサークル「color-free」との交流会や、履修者たちがおこなったグループ研究について紹介します。

2013/08/10 17:10:00 オフ・キャンパス・プログラム(タイ編) 準備開始!

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  • Posted by國安
国際教養学科独自の海外研修であるオフ・キャンパス・プログラム。ニューヨークの国連本部における研修に続いて、今度は、タイのチェンマイにおいて同プログラムが実施されます。チェンマイに進出している日系企業の工場団地を訪問し、海外事業戦略を学ぶと同時に、ファーイースタン大学等において日本語を学ぶタイ人学生との交流を深めることが目的です。

6月下旬より事前学習がおこなわれていますが、その一環として、先日タイ国タンマガーイ寺院大阪別院を訪問しました。仏教国として知られているタイですが、その教えや風習はタイ社会に深く根付いており、タイ文化を理解するうえで欠かせないものです。今回は、同寺院のタニヨー比丘先生にお話しいただきました。


チェンマイへのプログラムは、8月31日に出発します。参加する16名の学生は全員が初のタイ訪問であり、今までにタイ語やタイ文化、タイにおける日系企業のビジネス活動について学んできました。タイ人学生に日本を紹介するためのプレゼンテーションの準備も着々とすすんでいます。

タイのプログラムについては、今後もこのブログを通じてお知らせしていくつもりです。

なお、現在、フィリピンのセブ島においても、国際ボランティア活動に関するオフ・キャンパス・プログラムが実施されています。8月12日に帰国の予定ですので、追って参加学生からその内容を紹介してもらいましょう。
  • タイ国・タンマガーイ寺院大阪別院を訪問
  • タイ文化、仏教に関する講義
  • お布施を渡す儀式

2013/07/18 14:40:00 ゼミ合宿(国際関係ゼミ)②

  • Category授業
  • Posted by國安
今年の合宿は、ゼミ生が自ら関心のあるテーマに基づいてプレゼンテーションをした後、グループ討論で論点を明確にし、全体討論へと発展させました。私の専門分野がアメリカ外交史、とりわけ東アジア政策であるためか、学生たちは、日米安全保障体制や日米地位協定、日米同盟をめぐる「密約」、オスプレイ配備の問題など、日米関係に関するテーマを多く選んでいました。

一方、尖閣や竹島問題、憲法9条改正、アメリカの「財政の崖」と国防予算など、最近話題となったテーマも取り上げられました。むろん安全保障分野だけではありません。中国の環境問題やフェアトレード、ドイツのトルコ系移民、アメリカの銃規制など、ゼミ生は幅広い分野に関心をもっています。ユニークなところでは、イスラエルの核政策や、無人攻撃機と国際法の関係を検証した学生もいましたね。


4年生は、これから卒業論文の執筆にとりかかります。1万6千字以上の文章を書くのは初めての経験であり、なかなかつらいことだとは思いますが、自らが納得のいく論文を仕上げていってほしいなと思います。

3年生は、とにかく早く自分の研究テーマを確立することが大事ですね。
  • 分科会で論点を明確に
  • 白熱する議論
  • 合宿を無事に終えて

2013/07/01 18:00:00 ゼミ合宿(国際関係ゼミ)①

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  • Posted by國安

国際教養学科において、国際政治を教えている國安です。先週末には、私のゼミ(国際関係ゼミ)の合宿がありました。京都外国語大学からバスで約1時間、緑豊かな京都府立ゼミナールハウスに宿泊し、朝から晩まで国際関係に関する勉強です。



ゼミとは、学生が自ら関心のある分野について専門的な学習を深めていく場であり、各自が選んだテーマに基づいて卒業論文の準備をすすめていきます。私のゼミでは、年に最低1回は合宿を実施していますが、集中して勉強ができることに加えて、上級生と下級生が打ち解ける絶好の機会となっています。


今年のゼミは、国際教養学科のみならず、英米語、スペイン語、フランス語、ドイツ語学科の学生が在籍しています。就職活動で忙しいなか、ほとんどの4年生も参加をしました。

どのようなテーマで学習をしたのか、続きは、次回のブログでお知らせします。
  • 豊かな自然の中で勉強
  • 国際関係について議論
  • 食事も全員で一緒に

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