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学生相談室だより RSS

2015/05/15 15:30:00 五月病はこころからの「サイン」

  • Categoryこころトピック
  • Posted by今野
さて 新学期が始まって1か月半。
相談室前の中庭はハナミズキから新緑へ変わりました。
連休も終わり、授業もいよいよ本番です。

今回はそんな時期によく聞かれる「五月病」がテーマです。
みなさんもそうですが、人間って、新しい環境に入ったら、緊張を維持し適応しようとがんばります。
ただがんばり過ぎるといろんなサインがでてくることがあります。

例えば
眠れない、寝すぎる、食欲がない、食べすぎる、何となく不機嫌、時にキレる、集中力が落ちてきた、マイナス思考になっている、仔細なことが気になる、など心身に出るサイン、たばこの本数が増えた、アルコールが欠かせない、衝動買い、遅刻がち、など行動に出るサインもあります。 
これらのサインの意味は「気をつけた方がいいよ!」です。

そんな時、みなさんはサインの声に耳を傾けられていますか?
「身体が何を言いたがっているのかな?」、「心が疲れていないかな?」、「大丈夫かな?」など。
まずは自分の中からのサインに気づくことが大事です。

そして自分が楽しめるものでリフレッシュすること。
たとえば自分の好きな事をする、自分を支える「ことば」でエネルギーを蓄える、
人と話す、または人の話を聞くことで気持ち晴れやかにする等、自分なりの工夫が大切です。
それでも気持ちが晴れない時は、相談室を利用してくださいね。一緒に考えたいと思います。

みなさんも一度「自分のサイン」、「自分の工夫」をふりかえってみてくださいね。


最後に・・・
「遅すぎる」とか「あの時ああしておけば、、」などと、
マイナス思考になりがちな時の特効薬の一つ(詩)をご紹介しておきます。
          

『ようい どん』 
 なにかをしようとして、
 もうおそすぎると思ったときには 
 こころの中で言ってみる
 -ようい どん-
 自分でじぶんに
 声をかけさえすれば
 いつだって スタートライン

  • グリーンがあると、こころが和みますね

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