HOME > 展示目録 > 第2部. ポルトガルの偉大な日本研究者、モラエスの作品



MORAES, Wenceslau de

Paizagens da China e do Japão
Lisboa, 1906.


モラエス 『シナ・日本風物誌』

 巻頭のカミーロ・ペサーニャとジョアン・バスコへの献詞の日付に“1901年4月、神戸にて”と記されているように神戸時代初期に執筆にかかり、雑誌「ブラジルポルトガル」等に発表したものを集めたものである。
 本書には、17篇の随想が収められているが、12篇は日本に関するもの、3篇が中国、2篇がマカオに関するものである。内容は日本の民話の紹介や、神戸湊川神社の祭礼に関する記述など、今となっては貴重な風俗資料である。また本書は、日清戦争前後から日露戦争にかけての日本の一時期を知る上でも貴重な資料であると言えよう。


前の図書へ   次の図書へ