展示会TOP   >  展示目録  >  第3部 ナポレオン戦争の頃、世界では >  [英語解説]

 
20 ナポレオンの好敵手イギリスのネルソン提督、フランス艦隊を撃破

SOUTHEY, Robert

The life of Nelson

2 vols. London, 1813.

サウジー『ネルソン提督伝』

 本書はイギリスの湖水詩人で桂冠詩人でもあったロバート・サウジー(1774-1843)によるホレーショ・ネルソン(1758-1805)提督の伝記である。サウジーは詩人としてだけでなく歴史家や伝記作家として活躍した。この伝記はネルソンの没後8年後に刊行されたことから彼についての情報も信憑性が高い。
 ここには、12歳で海軍に入り多くの海戦に従軍したネルソンが右眼と右腕を失いながらも提督に昇進して、祖国イギリスのために戦う姿が描かれている。特にナポレオンのエジプト遠征軍を撃破するためのアブキール湾でのフランス艦隊との戦い(1798)やスペイン、トラファルガー沖でのフランス・スペイン連合艦隊との海戦(1805)で敵を打ち破っていく様子はネルソン自身が戦死する場面でもあり、臨場感溢れるものである。こうしたことから、本書は彼を英雄として後世に伝えることに貢献し、数あるネルソン伝の中では最も定評のある書物とされている。
                            (17×11cm×2 vols.)

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