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博物館学芸員資格課程 RSS


2024/11/07 10:30:00 2023年度学芸員資格課程報告会開催

  • Categoryお知らせ
  • Posted by南 博史
南です。
 毎年恒例の学芸員報告会を1月20日2限、3限、R452 にて開催しました。
午前中は、今年度館園実習にいった履修生より、実習(交渉経緯、実習スケジュール、内容、そして後輩へのアドバイス)について報告してもらいました(昨年度実習の方も含め)。指定館での実習がさまざまな事情で難しくなっている中、今年は多くの方が自主交渉で実習館を選ばれました。ある意味一生に一度のことなので、ぜひ自分で行きたいところを探すことが大切かと思います。今年以降、実習を考えている人はできるだけ早く動いてください。
 その後、午前中は卒業生の門脇景子さんから、3月2日に実施される文友会の文化財ドック参加への呼びかけがありました。これまら大変いい経験になる(楽しい)活動ですので奮って参加ください。
 午後からは、外部連携活動の報告です。最初は、これも恒例になっている越前フィールドミュージアム活動のカウンターパートであり、我々のフィールドである古熊谷で有機無農薬のお米作りを続ける井上高宏さんから、今年の活動(動画も)報告とSDGsとも関連付け、我々をとりまく食の問題、農業の問題をとりあげてもらいました。また、井上さんのところで働くマレーシア人のワフィさんからもなぜ農業に取り組んでいるのからも発表がありました。ちょうど1階で修了展「MOTTAINAI」が開催されており、タイムリーなお話しでした。ほんとうに考えないといけないと思った次第です。
 続いて、原先生がお手伝いされている日本遺産藍の地域連携展示「日本の彩と織」に参加した履修生から活動報告がありました。資格課程が主体的に取り組んでいる活動ではありませんが、先生方のこうした活動に参加するのも大変いい機会です。学芸員資格課程もこれから応援できればと思います。
 本来であれば3限後半に私から従来からおこなっている外部連携活動(越前のほか、市内嵐山や大原での農業を通した地域活性化活動など)について報告する予定でしたが、時間が足りませんでした。これらについては4月になってから機会を設けます。2月3月に行う活動は随時ライングループ、teamsよりお知らせします。
 さあ、春休みですね。海外を含めいろいろと出かけられると思います。一つでもいいので、ミュージアムを訪問してみてください。1年前とは違ったミュージアムを発見できると思います。面白いものを発見したらぜひご連絡くださいね。このブログからも発信していきますので。
  • 学芸員資格課程報告会1
  • 学芸員資格課程報告会2 越前より井上さんとワフィさん
  • 学芸員資格課程報告会3 外部連携報告 藍の地域連携展示「日本の彩と織」

2023/11/07 18:30:00 2023年度秋学期博物館見学会

  • Categoryお知らせ
  • Posted by南 博史
 南です。
 ブログの更新が滞っていました。すみません。
 11月5日に秋学期の博物館見学会を実施したので、これをきっかけにブログからの発信を増やしていきたいと思います。このブログをご覧になった方は、ぜひ広く吹聴してください。
 新型コロナウイルス感染拡大もようやく落ち着きを取り戻し、学芸員資格課程でも実習科目を中心に見学会、フィールドワークを増やしています。恒例のバスを使った博物館見学会も、今年春の越前方面に引き続き、秋も日帰りですが実施しました。
 一つ目は、昨年にオープンした福井県一乗谷朝倉氏遺跡博物館です。50年近くにわたる考古学調査の成果を1階(ガイダンスルームと現地保存された石組遺構公開施設)、2階(歴史博物館展示と朝倉氏城館の実大再現)にわけて展示されていました。遺跡が近くにあることもあって、現地に復元された「中世の町なみ」あわせると一日ゆっくり見学できる施設になっていたと思います。観光バスも数台停まっていて、観光のルートにのなっているのかなと。次回はぜひゆっくり見学したいです。
 二つ目は、最近リニューアルなった恐竜博物館です。さすがに多くの見学者(とくに若者、家族連れ)が訪れていて、恐竜人気の底固さを感じました。すでに見学にきた履修生さんもいましたが、みなさん楽しそうに見学していたなあと思います。
 恐竜博物館と一乗谷朝倉氏遺跡博物館、時代も対象もまったく異なりますが、地域のもつ重層性を博物館を通してみせるやり方は、これからの博物館を通した地域活性化の一つのヒントになるのではないかと思います。
 次回は来年春です。学芸員資格課程履修生はだれでも参加できますので、ぜひふるって参加ください。
  • 2023年11月5日博物館見学会1:福井県一乗谷朝倉氏遺跡博物館前
  • 2023年11月5日博物館見学会2:福井県恐竜博物館
  • 2023年11月5日博物館見学会3:福井県恐竜博物館内

2023/05/05 14:40:00 4月29日越前博物館見学会

  • Category履修生によるミュージアム見学報告
  • Posted by南博史/学芸員資格課程履修生森安恭恕
みなさん、こんにちわ!学芸員資格課程とりまとめの南です。
 今回は、4月29日に実施した越前博物館見学会の報告です。
 毎年、今期から学芸員資格課程履修を開始した方を中心に、福井県越前町の福井県陶芸村「越前古窯博物館」「福井県陶芸館」と「越前町織田文化歴史館」見学会を行っています。
 また、最後には10年前から国際文化資料館、学芸員資格課程の学生さんらが中心に活動している熊谷区を訪問し、先輩かたから活動の様子を聞かせてもらっています。これをきっかけに活動に参加する学生さんもいます。
 さて、博物館見学についてブログ原稿をいただきましたので紹介します。
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 英米語学科2年生の森安恭恕です。4月29日、学芸員資格課程の博物館見学会に参加し、福井県の陶芸村に見学に行きました。自分自身そんなに陶磁器に対して深く考えたりしていなかったのですが、今回の見学で少し陶磁器に対する見方が変わりました。作り方だったり、感触だったり、においだったり。普段気にしないようなことが五感全てを通して伝わってきました。特に今回自分が感じた事は「陶磁器ってこんなにも美しく芸術的なものだったのか」ということです。自分自身、カメラを趣味でやっていて、光の当て方は熟知しているつもりだったのですが、陶磁器には陶磁器独特の最高の光の当て方があるのだということを学ばせてもらいました。もっと勉強しなければという気分になりました。陶磁器や古代の遺物は、現代にはない新しいものの見方を、物理的にも心理的にも発見させてくれるとても素晴らしいものだと思いました。
  • 陶芸村の看板
  • 器を愛でる
  • 越前古窯博物館のお抹茶体験

2022/09/10 07:10:00 モントリオール現代美術館「Mika Rottenberg:Spaghetti Blockchain」展見学

  • Category履修生によるミュージアム見学報告
  • Posted byフランス語学科3年永井もも
 こんにちは。フランス語学科3年永井ももです。私は派遣留学Aでカナダのケベック大学モントリオール校に留学しています。
 先日、モントリオール現代美術館で開催されているミカ・ロッテンバーグさんの展覧会(Mika Rottenberg:Spaghetti Blockchain)を訪れました。映像、インスタレーション、彫刻が展示されています。展示品は多くなく、3部屋構成のこぢんまりとした展覧会でしたが、ミカさんの不思議な世界観に惹き込まれました。
 ミカ・ロッテンバーグさんはアルゼンチン生まれ、ニューヨーク在住のアーティストで、作品を通じて身体と機械の異常な関係、相互作用を表現しています(「社会的シュルレアリスム」)。
 1枚目の写真は”NoNoseKnows”という映像作品の一場面です。映像内では、シャボン玉みたいなものが自我があるように動いたり、くしゃみをしたらパスタがあらわれたり、暗く汚い場所で淡水真珠の生産作業を行っていたり、鼻が伸びたり…ということがありました。これは、労働環境や人種、性別などによる差をユーモラスに表現しているそうです。
 2枚目の写真は”Lips”という作品です。赤い唇をかたどっており、その中をのぞくとビデオ・インスタレーションが流れています。ビデオが鏡に映って不思議な空間を作り出していました。(ほとんど実際の唇と同じくらいの大きさの)小さな作品ですが、壁に唇があるのを発見した時は驚きました。
 3枚目の写真は、日本の博物館での「ごあいさつ」文です。パネルではなく、壁に文字がプリントされています。シンプルだけどお洒落だと感じました。ケベック州は、フランス語が公用語ですが英語も話されています。このごあいさつ文をはじめ、キャプションもフランス語と英語の2か国語で書かれていました。
 今回はミカ・ロッテンバーグさんの展覧会だけでしたが、また別の展覧会が始まったらモントリオール現代美術館を訪れようと思います。
  • NoNoseKnows  約20分の映像作品
  • Lips  唇を覗くとビデオ・インスタレーションが流れている
  • 入口付近のごあいさつ文 左がフランス語、右が英語で書かれている

2022/09/08 07:20:00 ドイツ・ハイデルベルクより

  • Category履修生によるミュージアム見学報告
  • Posted byドイツ語学科2年次生山本怜依
 みなさん、南です。今、私はコスタリカにいます。2年半ぶりに中米調査に来ています。活動の様子は、ラテンアメリカ研究所または国際文化資料館ブログ「掘れ惚れセントロアメリカダイアリー」を見てくださいね。
 さて、4月から開始した学芸員資格課程ブログ、「履修生によるミュージアム見学報告」コーナーに第1号が届きました。ぜひ読んであげてください。また、みなさんも振るって投稿をお願いします。
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 こんにちは。ドイツ語学科2年次生山本怜依です。
 私は夏休みを利用して、ドイツのハイデルベルクという町で短期の語学留学をしています。
 ミュージアムが城下町にあり先日訪れました。展示の仕方がとても綺麗なところです。ここではただ作品を見るだけでなく、展示の仕方や海外のミュージアムの雰囲気をしっかりと見てくることが出来ました。地上3階、地下1階のとても見応えのあるミュージアムでした。
ハイデルベルク城は様々な人が城主となりましたが、15世紀初頭から17世紀終期のプファルツ継承戦争までプファルツ選帝侯の邸宅となりました。
 1枚目の写真は17世紀初頭に作られたハイデルベルク城の庭園の絵です。この後三十年戦争とプファルツ継承戦争によって、数回の爆破やそれによる城主の移住から酷く荒廃してしまいます。
 2枚目の写真は、銀食器の並べられたダイニングに繋がる部屋です。ここには18世紀のたくさんの細やかなデザインの施された磁器が展示されていました。目を見張るのは、展示品だけではなく各部屋の壁紙の文様です。この部屋は特に、落ち着いたブルーと色とりどりの花が相性よく、華やかであるにも関わらず落ち着くことの出来る部屋だと感じました。
 3枚目の写真は13世紀にハイデルベルクに在った病院のような施設の発掘調査から始まり、医療関係の出土品の展示でした。当時から病人、怪我人の治療はもちろん、老人やお金のない人のための生活支援も行われていたようです。
 ミュージアムだけでなく、お城や街並みもとても素敵です。
 皆さんもドイツ南部や周辺国に訪れる機会がありましたら、是非行ってみてください!

  • 写真1:17世紀初頭に作られたハイデルベルク城の庭園:」
  • 写真2:18世紀のたくさんの細やかなデザインの施された磁器が展示されている
  • 写真3:13世紀にハイデルベルクに在った病院施設の発掘調査から見つかった医療関係の出土品を展示している

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