2024/11/07 11:40:00 2024年学園祭での活動
- イベント
- 南 博史
みなさん、こんにちわ~。南です。
11月3日、4日晴天の下で(2日は大荒れだったのでちょっと心配しましたが)学園祭が開催されました。学芸員課程と南ゼミが中心となって、2年ぶりに越前フィールドミュージアム活動の中のRiceFieldProjectを紹介する「田んぼの姫」焼きおにぎりなどの販売を行いました。今回は、産官学連携事業、つまり学芸員課程および南ゼミと、㈱田んぼの天使(代表:井上高宏)、そして福井県京都事務所の共同イベントでした。
当日は、焼きおにぎりも大好評で、出来上がるまでしばらくお待ちくださいという状態が何度もあったくらいです。焼きおにぎりづくりと販売に参加していただいた資格課程、ゼミの学生さんたちには大変お世話になりました。
また、隣の福井県京都事務所のブースでは、クイズ大会が行われ好評を博していました。
越前フィールドミュージアム活動を開始して14年目、とっかかりは越前焼復興プロジェクト、そして過疎がすすむ熊谷集落との出会い、古民家を活用した地域住民交流センター「くまカフェ」活動、古熊谷での井上さんの有機無農薬米つくりの支援、さらにはこれらをベースに今は、環境保全型農業、林業、漁業にとりくむフィールドミュージアム活動に発展してきています。
今後は、環境保全、越前焼、農業・林業体験を含めた着地型フィールドミュージアム体験観光の開発にも取り組んでいきたいと思っています。
そして、熊谷に寄り添って活動を続けてきた学芸員課程の外部連携活動は、その中の重要なアクターです。今後ともよろしくお願いいたします。
以下は、大学HPの記事です。
https://www.kufs.ac.jp/news/detail.html?id=R6K8vm43
11月3日、4日晴天の下で(2日は大荒れだったのでちょっと心配しましたが)学園祭が開催されました。学芸員課程と南ゼミが中心となって、2年ぶりに越前フィールドミュージアム活動の中のRiceFieldProjectを紹介する「田んぼの姫」焼きおにぎりなどの販売を行いました。今回は、産官学連携事業、つまり学芸員課程および南ゼミと、㈱田んぼの天使(代表:井上高宏)、そして福井県京都事務所の共同イベントでした。
当日は、焼きおにぎりも大好評で、出来上がるまでしばらくお待ちくださいという状態が何度もあったくらいです。焼きおにぎりづくりと販売に参加していただいた資格課程、ゼミの学生さんたちには大変お世話になりました。
また、隣の福井県京都事務所のブースでは、クイズ大会が行われ好評を博していました。
越前フィールドミュージアム活動を開始して14年目、とっかかりは越前焼復興プロジェクト、そして過疎がすすむ熊谷集落との出会い、古民家を活用した地域住民交流センター「くまカフェ」活動、古熊谷での井上さんの有機無農薬米つくりの支援、さらにはこれらをベースに今は、環境保全型農業、林業、漁業にとりくむフィールドミュージアム活動に発展してきています。
今後は、環境保全、越前焼、農業・林業体験を含めた着地型フィールドミュージアム体験観光の開発にも取り組んでいきたいと思っています。
そして、熊谷に寄り添って活動を続けてきた学芸員課程の外部連携活動は、その中の重要なアクターです。今後ともよろしくお願いいたします。
以下は、大学HPの記事です。
https://www.kufs.ac.jp/news/detail.html?id=R6K8vm43
2024/10/20 01:00:00 2024年度国際文化資料館企画展Ⅱ中国美術展作品写真撮影に参加
- お知らせ
- 笹井麻衣
英米語学科3年生の笹井麻衣です。
国際文化資料館では次回の企画展「新収蔵品~中国美術展」の準備が始まりました。そして、10月19日(土)、企画展のポスター、チラシに掲載する予定の作品の写真撮影を4年生ロシア語学科の荒岡香梨子先輩と一緒にお手伝いしました。私自身、学芸員課程の科目を履修中ですが、写真撮影は初めてだったのでとてもいい経験になりました。作品はどれも素敵なものばかりで、みなさんにもその魅力が伝わるように丁寧に撮影しました。ポスター、チラシの完成を楽しみにお待ちください。
引き続き、作品の良さをみなさんにお伝えできるよう心を込めて準備をします。展覧会始まりましたら、ぜひみなさんのご来館をお待ちしています。
また、作業に参加したい人がいたらぜひ私たちや南先生に連絡してください。
国際文化資料館では次回の企画展「新収蔵品~中国美術展」の準備が始まりました。そして、10月19日(土)、企画展のポスター、チラシに掲載する予定の作品の写真撮影を4年生ロシア語学科の荒岡香梨子先輩と一緒にお手伝いしました。私自身、学芸員課程の科目を履修中ですが、写真撮影は初めてだったのでとてもいい経験になりました。作品はどれも素敵なものばかりで、みなさんにもその魅力が伝わるように丁寧に撮影しました。ポスター、チラシの完成を楽しみにお待ちください。
引き続き、作品の良さをみなさんにお伝えできるよう心を込めて準備をします。展覧会始まりましたら、ぜひみなさんのご来館をお待ちしています。
また、作業に参加したい人がいたらぜひ私たちや南先生に連絡してください。
2023/11/07 18:30:00 2023年度秋学期博物館見学会
- お知らせ
- 南 博史
南です。
ブログの更新が滞っていました。すみません。
11月5日に秋学期の博物館見学会を実施したので、これをきっかけにブログからの発信を増やしていきたいと思います。このブログをご覧になった方は、ぜひ広く吹聴してください。
新型コロナウイルス感染拡大もようやく落ち着きを取り戻し、学芸員資格課程でも実習科目を中心に見学会、フィールドワークを増やしています。恒例のバスを使った博物館見学会も、今年春の越前方面に引き続き、秋も日帰りですが実施しました。
一つ目は、昨年にオープンした福井県一乗谷朝倉氏遺跡博物館です。50年近くにわたる考古学調査の成果を1階(ガイダンスルームと現地保存された石組遺構公開施設)、2階(歴史博物館展示と朝倉氏城館の実大再現)にわけて展示されていました。遺跡が近くにあることもあって、現地に復元された「中世の町なみ」あわせると一日ゆっくり見学できる施設になっていたと思います。観光バスも数台停まっていて、観光のルートにのなっているのかなと。次回はぜひゆっくり見学したいです。
二つ目は、最近リニューアルなった恐竜博物館です。さすがに多くの見学者(とくに若者、家族連れ)が訪れていて、恐竜人気の底固さを感じました。すでに見学にきた履修生さんもいましたが、みなさん楽しそうに見学していたなあと思います。
恐竜博物館と一乗谷朝倉氏遺跡博物館、時代も対象もまったく異なりますが、地域のもつ重層性を博物館を通してみせるやり方は、これからの博物館を通した地域活性化の一つのヒントになるのではないかと思います。
次回は来年春です。学芸員資格課程履修生はだれでも参加できますので、ぜひふるって参加ください。
ブログの更新が滞っていました。すみません。
11月5日に秋学期の博物館見学会を実施したので、これをきっかけにブログからの発信を増やしていきたいと思います。このブログをご覧になった方は、ぜひ広く吹聴してください。
新型コロナウイルス感染拡大もようやく落ち着きを取り戻し、学芸員資格課程でも実習科目を中心に見学会、フィールドワークを増やしています。恒例のバスを使った博物館見学会も、今年春の越前方面に引き続き、秋も日帰りですが実施しました。
一つ目は、昨年にオープンした福井県一乗谷朝倉氏遺跡博物館です。50年近くにわたる考古学調査の成果を1階(ガイダンスルームと現地保存された石組遺構公開施設)、2階(歴史博物館展示と朝倉氏城館の実大再現)にわけて展示されていました。遺跡が近くにあることもあって、現地に復元された「中世の町なみ」あわせると一日ゆっくり見学できる施設になっていたと思います。観光バスも数台停まっていて、観光のルートにのなっているのかなと。次回はぜひゆっくり見学したいです。
二つ目は、最近リニューアルなった恐竜博物館です。さすがに多くの見学者(とくに若者、家族連れ)が訪れていて、恐竜人気の底固さを感じました。すでに見学にきた履修生さんもいましたが、みなさん楽しそうに見学していたなあと思います。
恐竜博物館と一乗谷朝倉氏遺跡博物館、時代も対象もまったく異なりますが、地域のもつ重層性を博物館を通してみせるやり方は、これからの博物館を通した地域活性化の一つのヒントになるのではないかと思います。
次回は来年春です。学芸員資格課程履修生はだれでも参加できますので、ぜひふるって参加ください。
2023/05/05 14:40:00 4月29日越前博物館見学会
- 履修生によるミュージアム見学報告
- 南博史/学芸員資格課程履修生森安恭恕
みなさん、こんにちわ!学芸員資格課程とりまとめの南です。
今回は、4月29日に実施した越前博物館見学会の報告です。
毎年、今期から学芸員資格課程履修を開始した方を中心に、福井県越前町の福井県陶芸村「越前古窯博物館」「福井県陶芸館」と「越前町織田文化歴史館」見学会を行っています。
また、最後には10年前から国際文化資料館、学芸員資格課程の学生さんらが中心に活動している熊谷区を訪問し、先輩かたから活動の様子を聞かせてもらっています。これをきっかけに活動に参加する学生さんもいます。
さて、博物館見学についてブログ原稿をいただきましたので紹介します。
*******
英米語学科2年生の森安恭恕です。4月29日、学芸員資格課程の博物館見学会に参加し、福井県の陶芸村に見学に行きました。自分自身そんなに陶磁器に対して深く考えたりしていなかったのですが、今回の見学で少し陶磁器に対する見方が変わりました。作り方だったり、感触だったり、においだったり。普段気にしないようなことが五感全てを通して伝わってきました。特に今回自分が感じた事は「陶磁器ってこんなにも美しく芸術的なものだったのか」ということです。自分自身、カメラを趣味でやっていて、光の当て方は熟知しているつもりだったのですが、陶磁器には陶磁器独特の最高の光の当て方があるのだということを学ばせてもらいました。もっと勉強しなければという気分になりました。陶磁器や古代の遺物は、現代にはない新しいものの見方を、物理的にも心理的にも発見させてくれるとても素晴らしいものだと思いました。
今回は、4月29日に実施した越前博物館見学会の報告です。
毎年、今期から学芸員資格課程履修を開始した方を中心に、福井県越前町の福井県陶芸村「越前古窯博物館」「福井県陶芸館」と「越前町織田文化歴史館」見学会を行っています。
また、最後には10年前から国際文化資料館、学芸員資格課程の学生さんらが中心に活動している熊谷区を訪問し、先輩かたから活動の様子を聞かせてもらっています。これをきっかけに活動に参加する学生さんもいます。
さて、博物館見学についてブログ原稿をいただきましたので紹介します。
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英米語学科2年生の森安恭恕です。4月29日、学芸員資格課程の博物館見学会に参加し、福井県の陶芸村に見学に行きました。自分自身そんなに陶磁器に対して深く考えたりしていなかったのですが、今回の見学で少し陶磁器に対する見方が変わりました。作り方だったり、感触だったり、においだったり。普段気にしないようなことが五感全てを通して伝わってきました。特に今回自分が感じた事は「陶磁器ってこんなにも美しく芸術的なものだったのか」ということです。自分自身、カメラを趣味でやっていて、光の当て方は熟知しているつもりだったのですが、陶磁器には陶磁器独特の最高の光の当て方があるのだということを学ばせてもらいました。もっと勉強しなければという気分になりました。陶磁器や古代の遺物は、現代にはない新しいものの見方を、物理的にも心理的にも発見させてくれるとても素晴らしいものだと思いました。
2023/01/20 22:30:00 2023年度学芸員資格課程報告会開催
- お知らせ
- 南 博史
南です。
毎年恒例の学芸員報告会を1月20日2限、3限、R452 にて開催しました。
午前中は、今年度館園実習にいった履修生より、実習(交渉経緯、実習スケジュール、内容、そして後輩へのアドバイス)について報告してもらいました(昨年度実習の方も含め)。指定館での実習がさまざまな事情で難しくなっている中、今年は多くの方が自主交渉で実習館を選ばれました。ある意味一生に一度のことなので、ぜひ自分で行きたいところを探すことが大切かと思います。今年以降、実習を考えている人はできるだけ早く動いてください。
その後、午前中は卒業生の門脇景子さんから、3月2日に実施される文友会の文化財ドック参加への呼びかけがありました。これまら大変いい経験になる(楽しい)活動ですので奮って参加ください。
午後からは、外部連携活動の報告です。最初は、これも恒例になっている越前フィールドミュージアム活動のカウンターパートであり、我々のフィールドである古熊谷で有機無農薬のお米作りを続ける井上高宏さんから、今年の活動(動画も)報告とSDGsとも関連付け、我々をとりまく食の問題、農業の問題をとりあげてもらいました。また、井上さんのところで働くマレーシア人のワフィさんからもなぜ農業に取り組んでいるのからも発表がありました。ちょうど1階で修了展「MOTTAINAI」が開催されており、タイムリーなお話しでした。ほんとうに考えないといけないと思った次第です。
続いて、原先生がお手伝いされている日本遺産藍の地域連携展示「日本の彩と織」に参加した履修生から活動報告がありました。資格課程が主体的に取り組んでいる活動ではありませんが、先生方のこうした活動に参加するのも大変いい機会です。学芸員資格課程もこれから応援できればと思います。
本来であれば3限後半に私から従来からおこなっている外部連携活動(越前のほか、市内嵐山や大原での農業を通した地域活性化活動など)について報告する予定でしたが、時間が足りませんでした。これらについては4月になってから機会を設けます。2月3月に行う活動は随時ライングループ、teamsよりお知らせします。
さあ、春休みですね。海外を含めいろいろと出かけられると思います。一つでもいいので、ミュージアムを訪問してみてください。1年前とは違ったミュージアムを発見できると思います。面白いものを発見したらぜひご連絡くださいね。このブログからも発信していきますので。
毎年恒例の学芸員報告会を1月20日2限、3限、R452 にて開催しました。
午前中は、今年度館園実習にいった履修生より、実習(交渉経緯、実習スケジュール、内容、そして後輩へのアドバイス)について報告してもらいました(昨年度実習の方も含め)。指定館での実習がさまざまな事情で難しくなっている中、今年は多くの方が自主交渉で実習館を選ばれました。ある意味一生に一度のことなので、ぜひ自分で行きたいところを探すことが大切かと思います。今年以降、実習を考えている人はできるだけ早く動いてください。
その後、午前中は卒業生の門脇景子さんから、3月2日に実施される文友会の文化財ドック参加への呼びかけがありました。これまら大変いい経験になる(楽しい)活動ですので奮って参加ください。
午後からは、外部連携活動の報告です。最初は、これも恒例になっている越前フィールドミュージアム活動のカウンターパートであり、我々のフィールドである古熊谷で有機無農薬のお米作りを続ける井上高宏さんから、今年の活動(動画も)報告とSDGsとも関連付け、我々をとりまく食の問題、農業の問題をとりあげてもらいました。また、井上さんのところで働くマレーシア人のワフィさんからもなぜ農業に取り組んでいるのからも発表がありました。ちょうど1階で修了展「MOTTAINAI」が開催されており、タイムリーなお話しでした。ほんとうに考えないといけないと思った次第です。
続いて、原先生がお手伝いされている日本遺産藍の地域連携展示「日本の彩と織」に参加した履修生から活動報告がありました。資格課程が主体的に取り組んでいる活動ではありませんが、先生方のこうした活動に参加するのも大変いい機会です。学芸員資格課程もこれから応援できればと思います。
本来であれば3限後半に私から従来からおこなっている外部連携活動(越前のほか、市内嵐山や大原での農業を通した地域活性化活動など)について報告する予定でしたが、時間が足りませんでした。これらについては4月になってから機会を設けます。2月3月に行う活動は随時ライングループ、teamsよりお知らせします。
さあ、春休みですね。海外を含めいろいろと出かけられると思います。一つでもいいので、ミュージアムを訪問してみてください。1年前とは違ったミュージアムを発見できると思います。面白いものを発見したらぜひご連絡くださいね。このブログからも発信していきますので。