
全国の校友の皆様、平素より京都外国語大学校友会の活動にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。この度、中野多郎右エ門会長の後任として校友会会長を務めさせていただくことになりました昭和58年度英米語学科卒業の左近正則と申します。
昨年度まで担当させていただいた校友会支部組織である教志会活動の中で、全国の学校で教職に就かれている同窓生の皆様には多くのご支援をいただき研究会の実施・情報交換を行うことができたことをこの場をお借りし感謝申し上げます。
さて、校友会は「大学の教育方針に協力し、その健全な発展を援助するとともに会員相互の交流・親睦を図ること」を目的とし、「総会・支部活動支援・外大祭での協力活動・学生生活のサポート・定期刊行誌ALUMNI NEWS発行・広報活動」などの活動を行っております。
2年後に創立80周年、また校友会設立65周年を迎えますが、学生の頃から目にしてきた校舎正面に掲げられている建学の精神「PAX MUNDI PER LINGUAS~言語を通して世界の平和を~」が混迷する世界情勢の中において、時代を超え普遍的で深い意味を持ちます。この建学の精神こそ言葉を通して人と人との直接な繋がりであり、AIによる語学学習をはるかに凌駕する側面を持つものであると信じます。
堀川理事長・総長先生、また大学の教職員の皆様からの校友会へのご協力に感謝申し上げるとともに、これからも母校に関わる皆様のより深い絆づくりを目指し、母校ならびに校友会への温かいご支援を力強くお願い申し上げます。
校友会として可能な限り校友会活動に係る情報発信をして参りますので、折に触れ校友会HPをご覧いただき、会員の皆様方と共に校友会活動をますます活発にできることを楽しみにしております。会員の皆様のご健勝とますますのご活躍をご祈念申し上げ、会長就任の挨拶とさせていただきます。