2016/11/02 20:20:00 遠く離れた地を考える: A DGA Student's Experience of JUEMUN
イベント
国際教養学科生
The following Japanese-language article was provided by a 3rd-year DGA student, Saki Mimura. She talks about the merit gained through her experience of "thinking about far-away places" in JUEMUN (Japan University English Model United Nations).
こんにちは。国際教養学科 国際関係コース 三年次生の三村 咲です。
今回は国際教養学科で参加できるプログラムかつ、学科の一番の特徴である日本大学英語模擬国連大会、通称JUEMUN(ジュエムン、Japan University English Model United Nations)をご紹介したいと思います。
このプログラムは名前の通り、国際連合の模擬学生会議です。京都外国語大学、神戸市外国語大学などの大学で、年に一度行われており、日本で開催される模擬国連の中での参加人数規模はトップです。国内外問わず、様々な大学から学生が3日間、みっちりとテーマに関して議論します。学生は一つの加盟国と委員会を割り当てられ、その国の代表として委員会の問題解決に、他の加盟国代表学生と取り組みます。
概要はここら辺にして、模擬国連参加のメリットをお話ししたいと思います。
私は大学一年生から今の三回生になるまで、毎年参加していました。1、2年生では国の代表(Delegate,デリゲート)、3年生では国連事務総長の役割を担当しました。
参加することで英語力が伸びたり、コミュニケーション能力が付いたり…などは勿論メリットの一つではありますが、それはこの模擬国連のメリットの最初のステップに過ぎません。
では、模擬国連で何が得られるのか?それは…『遠く離れた地のことを考える』ことから得られます。最初にご説明した通り、デリゲートは一つの国と委員会を割り当てられます。これは大体ランダムなので学生に決定権はありません。これが模擬国連の面白いところだと私は思います。
今まで聞いたこともないような国名、知ってたけど専攻分野ではないから触れることのなかった国の代表として、これもまた普段の生活なら考えない委員会の問題を解決しようと、学生は本番前の約1ヶ月勉強するのです。
例えば、『インドネシアでの人道的支援を阻止する要因の解決』。インドネシアは専攻外の国だし、人道的支援を阻止する要因ってまずなんや、から始まり、それの要因が見つかれば現状政府が行なっている政策や他国との関係性を調べ上げる。模擬国連の目的は決議書を作成することなので、それに盛り込む解決策を考えて…。と普段は考えない遠く離れた地のことを、1ヶ月間みっちり考え続けるのです。留学していてもこんな事はなかなかないです。
では遠く離れた地のことを考えると、何が見えてくるのか?
今まで専攻分野のみ勉強してきたけど、一つの国を調べるうちに様々なことを読み、見て、知ります。設けられる委員会の問題の因果関係というのは必ずしもA=Bではありません。
それは模擬国連に限ったことではないのですが、A'だったりCだったりDなど様々な要因が絡み合っています。その因果関係を紐解き解決策を独自に考え出す。このプロセスが、今までの専攻分野を中心に考えていた自分の視野を広げてくれます。
単に授業中、教授から教えられる話の中に、なんとなーく興味があるもの(あると思い込んでるもの)を見つけるのとは、興味を持つ度合いが違います。今まではNPO、NGO、ボランティア関係にしか興味なかったけど、ビジネスでこの問題が解決できるんだ。宗教問題よく分からなかったけど、こういうことなのか…などなど。私自身、政治学にしか興味がありませんでしたが、模擬国連を通して今はソーシャルビジネス、コミュニティビシネスに関心があり、そちらを卒論のテーマにしようと考えています。
自分で勉強していく中に、興味を自分で探し出すことが、きっと学生にとって学生生活の中で一番重要なものなのだと、卒論を前に模擬国連を振り返り思いました。
もしかしたらこのブログを読んでいるかもしれない高校生のみなさんへ一言。
いま様々な学部、学科があり進路に迷われている高校生のみなさんが多いと思います。
ですが学ぶ場所は学科外にもあるということを知っていただき、ぜひ京都外国語大学からみなさんの将来の幅が広がる経験をしていただけたら、と思います。
こんにちは。国際教養学科 国際関係コース 三年次生の三村 咲です。
今回は国際教養学科で参加できるプログラムかつ、学科の一番の特徴である日本大学英語模擬国連大会、通称JUEMUN(ジュエムン、Japan University English Model United Nations)をご紹介したいと思います。
このプログラムは名前の通り、国際連合の模擬学生会議です。京都外国語大学、神戸市外国語大学などの大学で、年に一度行われており、日本で開催される模擬国連の中での参加人数規模はトップです。国内外問わず、様々な大学から学生が3日間、みっちりとテーマに関して議論します。学生は一つの加盟国と委員会を割り当てられ、その国の代表として委員会の問題解決に、他の加盟国代表学生と取り組みます。
概要はここら辺にして、模擬国連参加のメリットをお話ししたいと思います。
私は大学一年生から今の三回生になるまで、毎年参加していました。1、2年生では国の代表(Delegate,デリゲート)、3年生では国連事務総長の役割を担当しました。
参加することで英語力が伸びたり、コミュニケーション能力が付いたり…などは勿論メリットの一つではありますが、それはこの模擬国連のメリットの最初のステップに過ぎません。
では、模擬国連で何が得られるのか?それは…『遠く離れた地のことを考える』ことから得られます。最初にご説明した通り、デリゲートは一つの国と委員会を割り当てられます。これは大体ランダムなので学生に決定権はありません。これが模擬国連の面白いところだと私は思います。
今まで聞いたこともないような国名、知ってたけど専攻分野ではないから触れることのなかった国の代表として、これもまた普段の生活なら考えない委員会の問題を解決しようと、学生は本番前の約1ヶ月勉強するのです。
例えば、『インドネシアでの人道的支援を阻止する要因の解決』。インドネシアは専攻外の国だし、人道的支援を阻止する要因ってまずなんや、から始まり、それの要因が見つかれば現状政府が行なっている政策や他国との関係性を調べ上げる。模擬国連の目的は決議書を作成することなので、それに盛り込む解決策を考えて…。と普段は考えない遠く離れた地のことを、1ヶ月間みっちり考え続けるのです。留学していてもこんな事はなかなかないです。
では遠く離れた地のことを考えると、何が見えてくるのか?
今まで専攻分野のみ勉強してきたけど、一つの国を調べるうちに様々なことを読み、見て、知ります。設けられる委員会の問題の因果関係というのは必ずしもA=Bではありません。
それは模擬国連に限ったことではないのですが、A'だったりCだったりDなど様々な要因が絡み合っています。その因果関係を紐解き解決策を独自に考え出す。このプロセスが、今までの専攻分野を中心に考えていた自分の視野を広げてくれます。
単に授業中、教授から教えられる話の中に、なんとなーく興味があるもの(あると思い込んでるもの)を見つけるのとは、興味を持つ度合いが違います。今まではNPO、NGO、ボランティア関係にしか興味なかったけど、ビジネスでこの問題が解決できるんだ。宗教問題よく分からなかったけど、こういうことなのか…などなど。私自身、政治学にしか興味がありませんでしたが、模擬国連を通して今はソーシャルビジネス、コミュニティビシネスに関心があり、そちらを卒論のテーマにしようと考えています。
自分で勉強していく中に、興味を自分で探し出すことが、きっと学生にとって学生生活の中で一番重要なものなのだと、卒論を前に模擬国連を振り返り思いました。
もしかしたらこのブログを読んでいるかもしれない高校生のみなさんへ一言。
いま様々な学部、学科があり進路に迷われている高校生のみなさんが多いと思います。
ですが学ぶ場所は学科外にもあるということを知っていただき、ぜひ京都外国語大学からみなさんの将来の幅が広がる経験をしていただけたら、と思います。








