2014/01/16 20:30:00 西陣織職人へのインタビューを通して見えたこと(1)
学生紹介
河上(国際教養学科 文章:安岡さん&写真:東川さん)
2回生のときから西陣織職人へのインタビューに取り組んできた3回生の安岡美奈さんが書いた記事と東川聡香さんが撮った写真が、彼女たち自身、編集にかかわるフリーマガジン『exsight(エキサイト)』の最新号に掲載されています。許可を得て、これから4回に分けて一部皆さんにも内容をシェアしたいと思います!
西陣織の製造現場に足を踏み入れて
一昨年の十一月のことだ。私は京都西陣の地で西陣織職人をされている、石田さんご夫妻のお宅へ伺った。それまで西陣織と聞けば、職人が木製の織り機と一対一で向かい合い、畳の上に座って静かに“カッタン、カッタン” と織るものだと思っていた。しかしそれは、私たちの勝手なイメージにすぎなかった。石田さんご夫妻は、自宅奥に広がる無機質なコンクリートの土間の上で激しい音をたてながら、私の身長を優に超える大きな鉄製の織り機を操っていた。それも三台である。作業場というより工場のようなその異質な空間は、子どものころ忍び込んだ繊維工場を思い出させた。埃っぽいが、どこか懐かしいその場所のおかげで、雅で取っつきにくいイメージだった西陣織と私の距離は、グッと近づいた気がした。
西陣織の製造現場に足を踏み入れて
一昨年の十一月のことだ。私は京都西陣の地で西陣織職人をされている、石田さんご夫妻のお宅へ伺った。それまで西陣織と聞けば、職人が木製の織り機と一対一で向かい合い、畳の上に座って静かに“カッタン、カッタン” と織るものだと思っていた。しかしそれは、私たちの勝手なイメージにすぎなかった。石田さんご夫妻は、自宅奥に広がる無機質なコンクリートの土間の上で激しい音をたてながら、私の身長を優に超える大きな鉄製の織り機を操っていた。それも三台である。作業場というより工場のようなその異質な空間は、子どものころ忍び込んだ繊維工場を思い出させた。埃っぽいが、どこか懐かしいその場所のおかげで、雅で取っつきにくいイメージだった西陣織と私の距離は、グッと近づいた気がした。
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大きな鉄製の織り機
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帯を織る石田さん






