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| アメリカ人テイラー(1849-?)は也阿弥(やあみ)ホテルのバルコニーから京都の町を見る。今までに見たことのない景色で、アメリカの高い建物と比べて低い家が目立ち、所々から煙が上がっていることを記述する。町には英語で書かれた牛乳と帽子の看板があり、そのコンビネーションが面白い。様々な寺で会う日本人には傷が多く、それは「やいと(灸)」の痕という。「やいと」の専門家を訪ねると、その人は自分の体に百草(もぐさ)をおいて火をつけた。また、町中のある商店には焼けた亀、蛇、猫がぶら下がっており、特別の薬を作っていると述べ、頭の痛いときにこれらの粉薬を飲むことは信じられないなどと、その当時の文化が自国のそれと異なる点を強調している。 |
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