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| アメリカ人の旅行作家シードモア(1856-1928)は1891(明治24)年から3年間にわたり日本に滞在し、日光、奈良などに足を運んだ。京都への旅は、名古屋、長浜、大津と列車で旅をして入洛。日本、特に東京は近代化が激しく西洋の模造が多いが、京都は変化がなく威厳があるという。祇園を紹介する中で、一力茶屋にまつわる大石蔵之助と四十七士の話を説明する。また、銭湯や寺院、絹、紙、大文字の送り火、さらには祇園祭についても触れているが、著者の事物についての感想が少ない点が残念である。本書には見返しにみられるような石版画が豊富に入れられている。 |
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