WEB版稀覯書展示会

『桃源郷への旅』

A trip to lotus land.
Bell, Archie
New York : 1917.

ベル 『桃源郷への旅』より京都

 著者ベル(1877-?)はアメリカの旅行家。京都が宗教の中心地で、3千にのぼる寺院があること、宮殿(御所)があり天皇が住まわれていたことなどを讃える。嵐山で見た人々の振る舞い、特に、牛の引く車を御する人が道端にいる子供や老人に対する安全上の細やかな配慮をしたこと、その時の言葉使いが優しかったこと。また、町で見た葬儀の行列がサーカスのようであったことなど、大正時代中期に5日間、京都に滞在して知り得た知識を紹介するが、記述や内容は旅行者の記録の域に留っている。


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