

この度、伝統ある校友会福井支部の支部長を拝命いたしました、昭和58年度英米語学科卒の林伊知朗でございます。身の引き締まる思いとともに、母校の絆を繋ぐ重責に背筋が伸びる心地です。
私と福井支部との歩みは、2012年に遡ります。当時、職場の上司であった中野先輩から「福井に支部を設立したい」という熱いお話をいただいたことがすべての始まりでした。あの時、先輩からいただいた一言がなければ、今の私はここには立っていなかったでしょう。中野先輩が蒔いてくださった種が、多くの諸先輩方の手によって育まれ、今日の福井支部という大きな樹に成長したことに、深い感慨を覚えずにはいられません。
振り返れば、私の大学生活は「学び」よりも「彩り」に満ちたものでした。美術部に所属していた私は、講義室の椅子に座っている時間よりも、学内の「クラブボックス(部室)」で過ごす時間の方が圧倒的に長かったように記憶しています。油絵具の匂いに包まれながら仲間と過ごしたあの時間は、何物にも代えがたい財産です。
実は、現在副支部長を務めてくれている西川君とは、当時からの不思議な縁がございます。彼は当時、文化会実行委員として活動しており、美術部員だった私とはまた違った立場で大学を盛り上げてくれていました。卒業から数十年を経て、こうして福井の地で共に支部の運営に携われることに、校友会が持つ「縁」の不思議さと心強さを感じております
また、前支部長である松川先輩の功績についても、この場をお借りして深く感謝申し上げます。松川先輩は類稀なるコミュニケーション能力で、支部内の人間関係を円滑にし、和やかな雰囲気を作ってくださいました。それだけでなく、外部に対しても校友会の活動を積極的に発信し、私たちの存在を広く知らしめるために多大なる尽力をされました。その情熱的なお姿を間近で拝見してきた者として、感謝の念に堪えません。
本年度、私は諸先輩方が築き上げてこられた業績に恥じぬよう、誠心誠意努めてまいる所存です。特に、本年度の大きな柱である「子ども国際講座」と「支部総会」を成功させることは、私に課せられた重要な使命です。これらの行事を通じて、会員相互の親睦を深め、母校の精神を福井の地でさらに輝かせていきたいと願っています。
皆様の温かいご指導とご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
| 支部設立 | 2013年8月11日 |
|---|---|
| 支部長 | 林伊知朗 |
| 支部長就任 | 2026年4月1日 |