多言語修得を目指す外国語教育については、以下の組織的取組を通して全学を挙げて授業の質的向上と教育力の向上を図っている。
・学科別打ち合わせ会(平成3年度から)
・学内FD(平成10 年度から)
・合宿形式での専任教員FD(平成13 年度から)
・公開FD(平成13 年度から)
これら一連のFD で授業改善を中心に教員の意識改革に努め、全学的な意思の疎通を図っている。その際明らかになった検討事項や提言は、実際の教育現場に活かせるよう、学長の所管する教務委員会において迅速に検討し実行できる体制を整えている。教育課程に関する事項の意思決定は、全学科と一般教育等科目担当の代表者で構成する学科長会議の意見聴取を経て、大学教授会で審議し実施している。
本取組についても同様の決定プロセスを経て行われたが、特にこの取組は、FD の成果として各学科の教員が既成の枠組みや組織にとらわれず、外国語学部全体の一致した理解と努力によって成功裡に推移している。 |