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ジョナサン・スウィフト (Swift, Jonathan) 1667-1745
 首都ダブリンに生まれる。風刺作家、牧師。18世紀のイギリス宮廷、政治界などに見られる人間一般の弱点を痛烈に風刺した作品などで知られる。
 
ローレンス・スターン (Sterne, Laurence) 1713-1768
 南アイルランド、クロンメルに生まれる。小説家、牧師。未完の長編小説『紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見』の作者として知られ、18世紀アイルランド文学においてジョナサン・スウィフトと双璧をなす人物である。
 
オリヴァ-・ゴ-ルドスミス (Goldsmith, Oliver) 1728-1774
 アイルランド中央部のロスコモン州に生まれる。ジャーナリスト、詩人、小説家、劇作家。文学のジャンルのほとんどすべてにおいて優れた作品を残している。作家として高い評価を受けたが、莫大な借金を抱えた浪費癖のある奇人として知られている。
 
ジョージ・ムア (Moore, George) 1852-1933
 メイオー州バリーグラス生まれ。小説家。ロンドンに拠点を置き自然主義作家として活躍、1901年にはダブリンにおいて、W. B. イエィツなどのアイルランド文芸復興運動に協力したが後に反発し、ロンドンへ戻る。内的独白手法を取り入れ、アイルランド小説の現代化に先鞭をつけた作家として評価されている。
 
オスカー・ワイルド (Wilde, Oscar) 1854-1900
 アイルランドの首都、ダブリンに生まれる。詩人・小説家・劇作家。耽美主義作家として有名。美しい童話や、喜劇などの作品を生んだ。
 
ジョージ・バーナード・ショー (Shaw, George Bernard) 1856-1950
 ダブリンに生まれる。劇作家。独創的な観念で社会問題を取り上げ、皮肉やユーモアで満ちた作品を書いた。1925年度ノーベル文学賞受賞。
 
ウィリアム・バトラー・イェイツ (Yeats, William Butler) 1865-1939
 ダブリンに生まれる。詩人、劇作家。アイルランドを代表する作家。初期には幻想的な抒情詩を書き、後に現実的で知的な現代詩を書いた。1923年ノーベル文学賞受賞。
 
ジョン・ミリントン・シング (Synge, John Millington) 1871-1909
 ダブリン郊外に生まれる。劇作家。アイルランド文芸復興の中核をなす新しい演劇運動に参加。アイルランド英語の卑俗な日常的表現を用いて含蓄豊かな台詞のドラマを作り上げた。
 
ダンセイニ卿 (Lord Dunsany) 1878-1957
 ダブリン近郊の名門貴族の家に生まれる。ファンタジー小説家、詩人、戯曲家。リアリズムの手法で描く彼の作品は、20世紀のファンタジー文学に大きな影響を与えた。また、W. B. イェイツに誘われて、アイルランド演劇運動にも尽力した。
 
ショーン・オケーシ (O'Casey, Sean) 1880-1964
 ダブリンに生まれる。劇作家。労働者階級を扱った悲喜劇が多かったが、後に神秘的傾向の作品や社会問題劇を発表するようになった。
 
ジェイムズ・ジョイス (Joyce, James) 1882-1941
 ダブリンに生まれる。小説家、詩人。従来の形式や伝統を打破し、様々な表現方法で意識の流れを描写した。
 
ショーン・オフェイロン (O'Faolain, Sean) 1900-1991
 アイルランド南西部のコークに生まれる。小説家・批評家・編集者。長編小説のみならず短編小説の名手として数々の作品を発表。また、批評家や文芸誌の編集者としても活躍し、検閲制度批判など表現の自由を主張する姿勢を堅持した。
 
サミュエル・ベケット (Beckett, Samuel) 1906-1989
 ダブリン郊外に生まれる。1937年よりフランスに定住。小説家、劇作家。当時型破りな演劇を生むなど、前衛的な作家として知られる。1969年ノーベル文学賞受賞。
 
フラン・オブライエン (O'Brien, Flann) 1911-1966
 アイルランドの小説家。彼の作品は、20世紀小説の前衛的方法とアイルランドの精神風土に固有な中世的色彩が奇妙に絡み合う独自の世界を形成している。
 
アイリス・マードック (Murdoch, Iris) 1919-1999
 ダブリンに生まれる。小説家、哲学者。複雑な人間関係を巧妙な構成で書き上げる作風で知られる。
 
ブレンダン・ビーアン (Behan, Brendan Francis) 1923-1964
 ダブリン生まれの劇作家。少年の頃からIRAに所属し、反英活動で刑務所暮らしを繰り返した。作品には、俗謡や猥語に彩られた豊かなアイルランド的機知と奇抜な戯画化の才が顕著に認められる。
 
エドナ・オブライエン (O'Brien, Edna) 1932-
 アイルランド、クレア州に生まれる。小説家。女性をテーマにした作品と、その大胆な作風で有名。
 
トマス・マーフィ (Murphy, Thomas) 1935-
 アイルランド西部のチュームに生まれる。小説家、劇作家。労働者階級の出身で、労働者階級の人々の嘆きや苦しみを力強い作風で描いた。
 
シェイマス・ヒーニー (Heaney, Seamus) 1939-
 詩人。北アイルランドのデリーで生まれ、クイーンズ大学を卒業。人々の対立やアイルランド紛争の悲しみを『ナチュラリストの死』(1966)や『冬越え』(1972)、『北』(1975)などに表現し、イェーツ以来の英語圏最大の詩人と評価される。オックスフォード大学の教授も務めた。1995年度ノーベル文学賞受賞。
 
ロディ・ドイル (Doyle, Roddy) 1958-
 ダブリンに生まれる。小説家、劇作家。1993年に小説『パディ・クラーク ハハハ 』でブッカー賞を授賞。また、映画化される作品を輩出するなど現代アイルランド文学作家として人気を博している。