第1部
日本論としての
キリスト教布教報告書類(図書以外の資料を含む。)
2 ポルトガル人が著してポルトガル国内で刊行された書物
フランシスコ・ザビエルの来日以降、ヨーロッパ各国の宣教師が日本を訪れました。中でもポルトガル人は日本国内の布教で大変重要な役割を果たします。彼らがポルトガルやローマなどに書き送った報告書類はラテン語をはじめ多くの言語に翻訳され、スペインやイタリア出身の宣教師が日本から書き送った書簡集などと共に各地で出版されるようになりました。このようにして作られた書物は、日本でキリスト教布教を強化するための根拠となるだけでなく、日本や日本人がヨーロッパで広く知られていく上で重要な知識源ともなっていきます。
|