WEB版稀覯書展示会

Vita del B. Francesco Saverio
TORSELLINI, Orazio ; SERGUGLIELMI, Lodovico(tr.)

Firenze : 1605

トルセリーノ 『聖ザビエルの生涯』

  著者オラツィオ・トルセリーノ(Orazio TORSELLINO, 1545-1599)はローマで生まれ、1562年にイエズス会士となった。その後22年間もローマのコレジオで教鞭を執り、晩年は、フィレンツェやロレートの神学校の校長として、一生を教育活動に捧げた。
 本書はラテン語の原典からイタリア語に訳された初めてのものである。『聖ザビエルの生涯』は1596年に原典がローマで出版されてから、多くの言語に翻訳された。本書の翻訳はロドヴィコ・セルグリェルミ(Lodovico SERGUGLIELMI)によるものであるが、標題紙に記されているように「フィレンツェの市民」だった事以外何も知られていない。
 本書は6章から成っており、第1章はザビエルの性格、教育、ロヨラとの出会い及びイエズス会の発足について、第2章はインドへの出発、ゴア近辺での布教について、第3章はマラッカでのAngero(アンジロー)との出会いから日本行きを決心して到着するまで、第4章は日本での布教、第5章はインドへ戻り、中国行きを決心し、死ぬまでのことについて、第6章はあとがきとザビエルの奇蹟について記されている。

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