Three hundred Æsop's fables
Philadelphia, n.d.

『イソップ物語』

 古今東西、イソップ物語をとりあげた本には、しばしば挿絵が入れられ児童向けの絵本として、また大人が見ても満足できるような豪華な装丁にして刊行されている。日本では安土桃山時代に、このイソップ物語がキリシタン版によって紹介され、江戸時代になると絵を入れた本の出版によって、日本人を西洋童話の世界へといざなった。
 アメリカでも同様で、早くから読者のイメージを高めるためか絵入りの本が多数出版されている。中でもこの本は、世界の有名な童話をとりあげたシリーズの一冊で、6枚のカラープリントと100の挿絵が入れられ若人向けのものとして出版された。表紙の絵は「狐と烏」の対話の様子が描かれたものである。刊行年は記載されていないが、装丁などから今世紀初頭のものと推測できる。

『GAIDAI BIBLIOTHECA』 113号より

   資料ID:209463(書誌詳細画面へ接続)


        
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