BURNETT, F.H.
Little Lord Fauntleroy
London, 1886

バーネット 『小公子』

ロンドン 1886年刊

 フランシス・イライザー・バーネット(1849-1924)は、イギリスのマンチェスターに生まれ、両親とともに渡米、アメリカの女流小説家になった。 1886年に本書を刊行し、更に1888年には彼女がこれを劇化したことで、苦しい環境の中でも優しさを忘れない主人公の姿が大変な人気を呼ぶことになる。そして、このこと によって彼女は自らの名前を一躍世界に知らしめることとなった。
 ちなみに、日本では若松賤子が1890(明治23)から1892(明治25)年にかけて「女学雑誌」で連載し、1897 (明治30)年に翻訳小説 『小公子』 として刊行した。

『GAIDAI BIBLIOTHECA』 63号より

   資料ID:043376(書誌詳細画面へ接続)


        
戻る  図書館ホームページへ