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2017年9月8日

クラウドファンディング方式の募金に協力のお願い

京都外国語大学に拠点を置く国際的な翻訳者グループ「被爆者証言の世界化ネットワーク(NET-GTAS)」が、「核廃絶」をめざし、次世代を担う若者に被爆体験を語り継ぐ講演会・ワークショップを来年(2018年)1月に開くことになりました。長年、広島・長崎の被爆者をアメリカに招待し、高校生ら延べ3万人に直接、被爆体験を聞かせる活動を展開してきたアメリカ人平和活動家、キャサリン・サリバンさんを逆に日本に招き、その思いと知恵に学ぼうという企画です。京都外大と横浜国立大、筑波大、毎日新聞社が後援しています。

企画立案には、NET-GTASの幹事である上記3大学の教員らが連携しています。サリバンさんを招き関西・関東などで複数のイベントをこなしてもらうのに300万円の経費がかかるため、筑波大学を窓口に、3大学の教員らで「若者に被爆体験を語り継ぐプロジェクト」を立ち上げ、クラウド・ファンディング(いわゆるネットを介した募金・カンパ活動)の制度を利用して、広く支援をお願いすることになりました。募金期間は8月9日から10月10日(水)までです。

 利用するクラウド・ファンドはReadyfor(株)の運営するもので、同プロジェクトのサイトのURLは、 https://readyfor.jp/projects/13529 です。イベントの内容や応募の仕方などの詳細が出ています。 

 同プロジェクトは、京都外大の学生や教職員に、次の3つの行動を呼びかけています。
①NET-GTASの事務局を抱え、被爆体験の継承に人一倍のご関心をいただいている京都外国大学の仲間として、是非とも、募金にご協力を。
②「被爆体験の継承」というイベントの趣旨にご賛同いただけるご友人、お知り合い、ご家族、親類などにも直接、募金の呼び掛けを。
③フェイスブックやツイッターなどのSNSアカウントをお持ちの人は、応援の投稿や公開されたページのシェアをし、情報の拡散を。

NET-GTASは「広島・長崎への原爆投下から72年。この半年ほどの核兵器をめぐる国際紛争は、世界の人々を震い上がらせています。ちょっとした事故や誤判断が人類自滅に直結する危機的な事態です。7月に国連で成立した「核兵器禁止条約」を1日も早く発効させねばなりません。そうした中、人間の理性を取り戻す訴えができる重要な存在は、やはり、あの「原爆地獄」を目撃した方々。でも、高齢化が進み、10年後には体験を証言してくれる被爆者が居なくなってしまうおそれもあります。だからこそ今、皆さんのご協力を」と訴えています。

クラウドファンディング方式の募金に協力のお願い

▼NET-GTAS関連リンク
NET-GTAS学生サポーター3名、平和首長会議に参加(2017.08.18)
6月19日(月)付「毎日新聞」にNET-GTAS成果発表会について掲載(2017.06.20)
NET-GTASブログ

お問い合わせ

NET-GTAS事務局(月~金 10:00~16:00)TEL:075-322-6054 / E-Mail:net-gtas@kufs.ac.jp/
ブログ:http://www.kufs.ac.jp/blog/department/net-gtas/

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被爆者から若者へ、「継承」を考える集い(2016年11月、京都外大で)
被爆者から若者へ、「継承」を考える集い(2016年11月、京都外大で)

キャサリン・サリバンさんと若者たち(「若者に被爆体験を語り継ぐ」プロジェクトのホームページから)
キャサリン・サリバンさんと若者たち(「若者に被爆体験を語り継ぐ」プロジェクトのホームページから)

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