この春、キャンパスに新しい学習空間が登場しました。外国語自律学習支援室NINJAとはNavigating an Independent Non-stop
Journey to Autonomyの略であり、外国語を通じ、自律学習者を育成する施設です。NINJAには3つのエリアがあり、専任アドバイザーが常駐し、学習者一人ひとりに合った学び方を見つけることができます。世界各国からやってきた留学生や外国人の先生と気軽に話をするエリアもあります。
日本語教師に限らず、どの職業においても語学力が求められるグローバル時代、ぜひこのスペースを活用し、外国語運用能力を伸ばしてください。
TLJ(Talk and Learn Japanese)2014 始動!
本学の学生がタイ、ハワイの協定校で日本語を学ぶ学生と、日本語によるSkypeセッションを通し、共に学ぶプロジェクト、TLJは今年で五年目になります。ペアになった学生と時間を決めて、毎週Skypeで会話をし、交流します。相手の文化への発見、自分の文化への気づき、異文化交流や日本語を教えることの楽しさや難しさを体感する三ヶ月間です。
本学では、日本語を教える機会がさまざまな形で提供されますが、このプロジェクトもそのひとつです。短期間の教育実習ではわからない学習者の成長、多様な学習者に対する対応の方法など、体験的に学ぶことができます。困難にぶつかった時にはミーティングで学生同士、意見交換を行い、問題を解決します。
今年も双方の学生にとって実りの多いプロジェクトになることを願っています。
カナダからの交換留学生がTalk Sessionを行いました
本学では昨年度秋学期より、カナダの協定校から全盲の交換留学生を一名受け入れています。他の留学生とともに日本語、日本文化を学んできましたが、そのために必要なサポートは留学生別科の教員と日本語教員養成推進室を中心とした研究員と大学院生からなるサポートチームとが連携し、行ってきました。その取り組みは地元の京都新聞にも取り上げられました。一年の留学生活の終わりを迎え、将来教員になるための勉強に励む外大生を前に、トークセッションを行ってくれました(写真)。視覚に障害をもつ人の生活や学習がどのようなものなのか、また日本で学んだこと、日本社会のいいところなどについても語ってくれました。サポートを行ってきた研究員からは、具体的なサポートの実践内容や苦労した点、また教えることを通して学んだことについて、話がありました。学生たちは、製作された「触れる」キャンパスマップや日本語教材などに実際に触れ、指先の感覚で読み取る体験をしました。
外国語自律学習支援室NINJA
この春、キャンパスに新しい学習空間が登場しました。外国語自律学習支援室NINJAとはNavigating an Independent Non-stop Journey to Autonomyの略であり、外国語を通じ、自律学習者を育成する施設です。NINJAには3つのエリアがあり、専任アドバイザーが常駐し、学習者一人ひとりに合った学び方を見つけることができます。世界各国からやってきた留学生や外国人の先生と気軽に話をするエリアもあります。日本語教師に限らず、どの職業においても語学力が求められるグローバル時代、ぜひこのスペースを活用し、外国語運用能力を伸ばしてください。