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| ウィリアム・ラングランド | (Langland, William) | 1330?-1386? | ||
| 下層階級の聖職者であったと推測されている。教会や社会の腐敗を寓意 (allegory) で指摘。 | ||||
| ジェフリー・チョーサー | (Chaucer, Geoffrey) | 1340-1400 | ||
| ロンドンに生まれる。詩人。フランス、イタリア文学に影響、吸収し、晩年には傑作とよばれるイギリスの実社会を描いた物語詩を書いた。 | ||||
| フィリップ・シドニー | (Sidney, Philip) | 1554-1586 | ||
| ケント州ペンズハーストに生まれる。外交官、軍人、詩人。ピューリタンの「文芸は人を堕落させる」という批判に対して詩を弁護。ソネット集を発表し、それがソネット大流行のきっかけとなる。 | ||||
| エドマンド・スペンサー | (Spenser, Edmund) | 1552?-1599 | ||
| ロンドンに生まれる。詩人の王と呼ばれ、その詩はイギリス・ルネサンス文学の頂点を示し、当時のイギリス・アイルランド地方文化の宝庫。ソネットにおいてもそれまでになかった恋の成就を描いて画期的な作品を残した。 | ||||
| クリストファー・マーロウ | (Marlowe, Christopher) | 1564-1593 | ||
| カンタベリーに生まれる。劇作家・詩人。無韻詩 (blank verse) の力強い調べの作品で人気悲劇作家となるが、喧嘩の挙げ句殺される(謀殺説もあり)。 | ||||
| ウィリアム・シェイクスピア | (Shakespeare, William) | 1564-1616 | ||
| ウォリックシャー州、ストラトフォード・オン・エイヴォンに生まれる。詩人、劇作家。英文学を語る上で欠かせない一人。喜劇、悲劇など多くの戯曲を残した。 | ||||
| ジョン・ダン | (Donne, John) | 1572-1631 | ||
| ロンドンに生まれる。詩人・宗教家。形而上詩人 (Metaphysical Poets) の代表。その宗教詩には、カトリックからイギリス国教会へと改宗するまでの彼の内なる苦悩が歌われている。 | ||||
| ベン・ジョンソン | (Jonson, Ben) | 1572-1637 | ||
| ロンドンに生まれる。劇作家、詩人。特異な気質 (humour) を持った人物の奇行・愚行を描き風刺する、いわゆる気質喜劇で本領を発揮。また、悲喜劇の他に多くの仮面劇を書いた。 | ||||
| ジョン・ウェブスター | (Webster, John) | 1578[79]-1638? | ||
| 劇作家。舞台を欲望と暴力が渦巻くルネサンス期のイタリアに置いた彼の作品には、血なまぐさく残酷な場面が多い。 | ||||
| ジョージ・ハーバート | (Herbert, George) | 1593-1633 | ||
| 詩人。イギリス国教会に属する詩人の代表。名門の出でありながら、小村の一牧師で生涯を終えた。 | ||||
| ロバート・ヘリック | (Herrick, Robert) | 1591-1674 | ||
| 詩人。ベン・ジョンソンを師と仰ぐ王党派詩人 (Cavalier Poets) の一人。 | ||||
| ジョン・ミルトン | (Milton, John) | 1608-1674 | ||
| ロンドンに生まれる。詩人。シェイクスピアに次ぐ英国第2の作者と評価されている。清教主義的な思想のもと高い水準の作品を多数残した。 | ||||
| ジョン・バニヤン | (Bunyan, John) | 1628-1688 | ||
| 作家。主人公が「虚栄の市 (Vanity Fair)」など様々な困難な場所を通り抜けて天国まで辿り着くまでを寓意的に描いた「天路歴程」は、ピューリタン文学を代表する散文物語。その読み物としての面白さ、テンポの良さが18世紀のイギリス小説の誕生を促した。 | ||||
| ジョン・ドライデン | (Dryden, John) | 1631-1700 | ||
| ノーサンプトンシャー州オードウィンクルに生まれる。詩人、劇作家、批評家。桂冠詩人・王室修史官となる。イギリス古典主義を代表する詩人の1人であり、英国批評文学の父とも英国近代散文の父とも呼ばれている。 | ||||
| サミュエル・ジョンソン | (Johnson, Samuel) | 1709-1784 | ||
| スタッフォードシャー州リッチフィールドに生まれる。劇、詩、小説、文芸評論など多量かつ多彩な活動を行い「18世紀中葉はジョンソン博士の時代」 と呼ばれるほどの当時の文壇の中心的人物となり、多くの文人に影響を与えた。 |
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| オリヴァ-・ゴ-ルドスミス | (Goldsmith, Oliver) | 1730-1774 | ||
| イギリスのエッセイスト、詩人、小説家、劇作家。文学のジャンルのほとんどすべてにおいて優れた作品を残している。作家として高い評価を受けたが、莫大な借金を抱えた浪費癖のある奇人として知られている。 | ||||
| ウィリアム・ブレイク | (Blake, William) | 1757-1827 | ||
| ロンドンに生まれる。詩人。幻想に満ちた神秘的な作風が特徴である。また、多くの他作家の作品に挿し絵を描き、画家としての偉大さも示した。 | ||||
| ウィリアム・ワーズワース | (Wordsworth, William) | 1770-1850 | ||
| カンバーランド州、コマカスに生まれる。詩人。代表的なイギリスロマンス詩人の一人。湖水地方に住み、自然を賛美する詩を書いた。 | ||||
| サミュエル・テイラー・コウルリッジ | (Coleridge, Samuel Taylor) | 1772-1834 | ||
| デヴォン州オタリー・セント・メアリーに生まれる。詩人、批評家、哲学者。ワーズワースと共にイギリス文学史上画期的な詩集を発表した。 | ||||
| ロバート・サウジー | (Southey, Robert) | 1774-1843 | ||
| イギリスの詩人、作家。エイヴォン州ブリストル生まれ。オックスフォード大学に在学中、フランス革命の急進思想に共鳴し、コールリッジと共にアメリカに共産的理想国を建てようとしたが、後に保守主義者となる。湖水地方のケズィック(Keswick)に定住し、ワーズワスと親交を深める。1813年に桂冠詩人となる。 | ||||
| ジェイン・オースティン | (Austen, Jane) | 1775-1817 | ||
| ハンプシャーに生まれる。小説家。軽妙な機知とユーモアに富む筆致で人間性を鋭く描き、心理写実小説の先駆とも言われる。 | ||||
| ジョージ・ゴードン・バイロン卿 | (George Gordon, Lord Byron) | 1788-1824 | ||
| ロンドンに生まれる。詩人。約2年間ヨーロッパ各地を放浪し、その旅行記で一躍有名となる。ロマン主義運動に多大な影響を与えた人物。 | ||||
| ジョン・キーツ | (Keats, John) | 1795-1821 | ||
| ロンドンに生まれる。詩人。25歳で夭折したが数々の名作を残し、世界文学・芸術史上にもたぐいまれな天才として高い評価を受けた。 | ||||
| ウィリアム・メイクピース・サッカレー | (Thackeray, William Makepeace) | 1811-1863 | ||
| 小説家。インドのカルカッタで生まれ、1817年に英本国へ帰国する。その豊かな描写力による作品からディケンズと並ぶヴィクトリア朝の代表的作家とされた。 | ||||
| チャールズ・ディケンズ | (Dickens, Charles) | 1812-1870 | ||
| ハンプシャー州ランドポートに生まれる。小説家。イギリスを代表する小説家。多様な性格の人物を創り、ユーモアと感傷性に富んだ多数の作品を生んだ。 | ||||
| シャーロット・ブロンテ | (Brontë, Charlotte) | 1816-1855 | ||
| ヨークシャー州ソーントンに生まれる。小説家。ブロンテ姉妹の姉。カラー・ベルのペンネームを用い自伝的要素のある情熱的な小説を書いた。 | ||||
| エミリ・ブロンテ | (Brontë, Emily) | 1818-1848 | ||
| ヨークシャー州ソーントンに生まれる。小説家、詩人。ブロンテ姉妹の妹の一人。作品数は少ないものの、迫力のある小説と優れた詩で英文学上重要な地位を占める。 | ||||
| ジョージ・エリオット | (Eliot, George) | 1819-1880 | ||
| ウォリックシャー州、チルヴァーズ・コトンに生まれる。小説家。筆名に男性の名を持つ女流作家。巧みな心理描写が特色。 | ||||
| ルイス・キャロル | (Carroll, Lewis) | 1832-1898 | ||
| 本名Charles Lutwidge Dodgson。チェシャー州ダーズベリーに生まれる。童話作家。本職は数学者であるが、ナンセンス手法を用いた作品が高く評価された。 | ||||
| トマス・ハーディ | (Hardy, Thomas) | 1840-1928 | ||
| ドーセットシャー州、ボックハンプトンに生まれる。小説家・詩人。独自の運命観を持つ小説、故郷を背景にした詩で知られる。 | ||||
| ロバート・ルイス・スティーヴンソン | (Stevenson, Robert Louis) | 1850-1894 | ||
| スコットランドの首都、エディンバラに生まれる。小説家・随筆家、詩人。幻想的でロマンティックな物語を生み、19世紀末の代表的な作家の一人。 | ||||
| ジョージ・バーナード・ショー | (Shaw, George Bernard) | 1856-1950 | ||
| ダブリンに生まれる。劇作家。独創的な観念で社会問題を取り上げ、皮肉やユーモアで満ちた作品を書いた。1925年度ノーベル文学賞受賞。 | ||||
| ジョウゼフ(ジョセフ)・コンラッド | (Conrad, Joseph) | 1857-1924 | ||
| ロシア治下のポーランドに生まれる。1886年イギリスに帰化。小説家。船員の経験を活かした海洋小説が有名。 | ||||
| アーサー・コナン・ドイル | (Doyle, Sir Arthur Conan) | 1859-1930 | ||
| スコットランドの首都、エディンバラに生まれる。小説家。近代探偵小説の基礎を築き、またそのシリーズの主人公は国民的英雄とも呼ばれる。 | ||||
| ラドヤード・キップリング | (Kipling, Rudyard) | 1865-1936 | ||
| イギリス領インドのボンベイで生まれた小説家。イギリス本国で教育を受けたのちインドへ渡り、この地を舞台にした作品が人気を博した。『ジャングル・ブック』(1894)は特に有名。『兵営の歌』(1892)でバイロンやテニソンの名声を上回り、桂冠詩人に推された。1907年度ノーベル文学賞受賞。 | ||||
| ハーバート・ジョージ・ウェルズ | (Wells, Herbert George) | 1866-1946 | ||
| ケント州ブラムレイに生まれる。小説家・批評家。科学小説を多数発表し、社会批判や政治思想を織り込んで未来における人類の位置を論じた。 | ||||
| ジョン・ゴールズワージイ | (Galsworthy, John) | 1867-1933 | ||
| 劇作家、小説家。オックスフォード大学で法律を学び弁護士となるが、やがて文筆活動をはじめ、小説『資産家』(1906)が認められた。戯曲では『銀の箱』(1906)が上演されて劇作家としての道を開いた。『フォーサイト家の記録』といわれる一連の作品は、歴史的な記録として重視されている。1932年度ノーベル文学賞受賞。 | ||||
| バートランド・ラッセル | (Russell, Earl Bertrand Arthur William) | 1872-1970 | ||
| 哲学者、思想家、数学者。子爵の子に生まれ、ケンブリッジ大学を卒業。母の死からピューリタンである叔母の影響を受けて育ち、生涯に渡り道義的な思想を貫いた。若き頃には、マルクス主義に理解を示しながら、第一次世界大戦下で平和運動を進めた。多くの著作を持つが、自由恋愛の理論を『結婚と道徳』(1929)で示している。1950年度ノーベル文学賞受賞。 | ||||
| ウィリアム・サマセット・モーム | (Maugham, William Somerset) | 1874-1965 | ||
| フランス、パリに生まれる。小説家・劇作家。長編・短編小説を初め、風習喜劇などと多彩な作品を手がける。風刺的な作風で知られる。 | ||||
| ウィンストン・チャーチル | (Churchill, Winston Leonard Spencer) | 1874-1965 | ||
| 軍人。政治家。第一次世界大戦では海軍相となり、第二次世界大戦ではチェンバレンの後を継いで首相に就任してドイツと戦った。また、戦後も首相を務めた。著作に『マラカンド野戦軍記』(1898)や『世界の危機』全4巻(1923-1931)、さらには有名な『第二次世界大戦回顧録』全6巻(1984-1954)などがある。1953年度ノーベル文学賞受賞。 | ||||
| エドワード・モーガン・フォースター | (Forster, Edward Morgan) | 1879-1970 | ||
| ロンドンに生まれる。小説家。人の絆を一貫のテーマに、文化や社会の問題と絡めた作品などを生んだ。小説の他、随筆や評論、紀行文などを残している。 | ||||
| ヴァージニア・ウルフ | (Woolf, Virginia) | 1882-1941 | ||
| ロンドンに生まれる。小説家。流れるような意識を抒情味のある文で描写した作品を書き、心理主義的小説作家と呼ばれる。 | ||||
| デイヴィッド・ハーバート・ローレンス | (Lawrence, David Herbert) | 1885-1930 | ||
| ノッティンガム州イーストウッドに生まれる。小説家。「性」を重視し、文学に取り入れたことで知られる。 | ||||
| キャサリン・マンスフィールド | (Mansfield, Katherine) | 1888-1923 | ||
| ニュージーランド、ウェリントンに生まれる。小説家・批評家。鋭い感受性と繊細な感覚で人間の心理を描写した作品を書いた。 | ||||
| トマス・スターンズ・エリオット | (Eliot, Thomas Stearns) | 1888-1965 | ||
| 米国ミズーリ州セント・ルイスに生まれる。詩人。1927年に英国に帰化し、現代詩劇の復興に寄与した。また評論家としても多彩な文芸評論活動をおこなった。 | ||||
| アガサ・クリスティー | (Christie, Agatha) | 1890-1976 | ||
| デヴォン州トーケイ生まれ。小説家。数多くの短編・長編推理小説を生み、日本でもなじみのある作家。 | ||||
| ジョージ・オーウェル | (Orwell, George) | 1903-1950 | ||
| 本名Eric Arthur Blair。インドに生まれる。小説家・評論家。ビルマで警察官となり、本国へ帰国後作家活動を開始した。共産主義思想を諷刺した作品で名を残した。 | ||||
| グレアム・グリーン | (Greene, Graham) | 1904- | ||
| ハートフォードシャー州バーカムステッドに生まれる。小説家。自身の小説を本格小説(Novel)と娯楽小説(Entertainment)に分け数々の著作を発表した。 現代の英国で世界的名声をもつ作家のひとり。 |
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| エリアス・カネッティ | (Canetti, Elias) | 1905-1994 | ||
| 小説家。ブルガリアのルスチュク生まれのスペイン系ユダヤ人で、ウィーン大学を卒業し、科学の博士号を取得したが、ナチスの迫害を逃れロンドンに亡命した。戯曲『結婚式』(1932)や『眩暈』(1935)などが、第二次世界大戦後に評価された。彼の思想の集大成とされる『群集と権力』(1960)がある。1981年度ノーベル文学賞受賞。 | ||||
| ウィリアム・ゴールディング | (Golding, William) | 1911-1993 | ||
| 小説家。コーンウォールに生まれ、オックスフォード大学で自然科学と英文学を学んだ。第二次世界大戦では海軍に従軍。戦後、教員を務めながら創作活動を行い、処女作『蝿の王』(1954)で大好評を博した。『後継者たち』(1955)でも見られるように、倫理性や時間を駆使した独特の構想と手法で小説を展開している。1983年度ノーベル文学賞受賞。 | ||||
| ドリス・レッシング | (Lessing, Doris) | 1919- | ||
| ペルシャ(現イラン)、ケルマンシャー生まれ。小説家。多様な小説を通して社会問題を扱った作品が多い。2007年度ノーベル文学賞受賞。 | ||||
| ハロルド・ピンター | (Pinter, Harold) | 1930- | ||
| ロンドンでユダヤ系の洋服仕立屋の息子として生まれる。第2次世界大戦中には疎開し、その後成長した彼はロンドンに戻り、創作活動に入った。従来のリアリズム劇に疑問を投げかけ、現実のとらえがたさを直接描いた不条理演劇の方法で高い評価を受けている。多くの映画、ラジオの脚本も手がけており、“20世紀後半英国の最も偉大な劇作家”と呼ばれている。また、人権活動家としても知られ、イラク戦争では英米を激しく批判した。劇中で怒りや悲しみなど日常生活に潜む危機と抑圧を描き出したとして2005年度ノーベル文学賞を受賞した。 | ||||
| V. S. ナイポール | (Naipaul, Vidiadhar Surajprasad) | 1932- | ||
| 小説家。トリニダードにインド系の子として生まれ、オックスフォード大学を卒業。その後作家の道を歩み、『自由の国にて』(1971)がブッカー賞を得て有名作家になり、『暗い河』(1979)などを発表した。また、紀行文学でも『インド―闇の領域』(1964)や『イスラム紀行』(1981)などがあり、世界的に評価が高い。2001年度ノーベル文学賞受賞。 | ||||
| フレデリック・フォーサイス | (Forsyth, Frederick) | 1938- | ||
| ケント州、アッシュフォードに生まれる。小説家、ジャーナリスト。通信社での経験を活かしたサスペンス小説、スリラー小説で人気。 | ||||