ポルトガルの日本研究者
ヴェンセスラウ・デ・モラエスの
作品と研究書
 

 ヴェンセスラウ・デ・モラエスは1854(安政元)年にポルトガルのリスボンで生まれた。1875(明治8)年、海軍兵学校を卒業し少尉に任官。モザンビークやチモール島を経て、1888(明治21)年に赴任したマカオで『極東遊記』を執筆した。1889(明治22)年8月、日本に初来日。1893(明治26)年からは1897(明治30)年まで毎年訪問している。1899(明治32)年、神戸・大阪領事館の初代領事に就任し、1900(明治33)年には福本ヨネと同棲を始めた。1912(大正元)年にヨネが亡くなった後、総領事に任ぜられるが翌年に辞任、徳島へ移り住む。ヨネの姪に当たる斉藤コハルと生活を営み、著述家として本格的な活動を始めた。逝去する1929(昭和4)年まで同地で暮らし、その間、多くの原稿が本国に送られ書物として出版された。
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 本学図書館が所蔵するモラエス関連の貴重書
 
  作品
 
   1895年 "Traços do Extremo Oriente" (『極東遊記』)
 
   1897年 "Dai-Nippon ( O grande Japão )" (『大日本』)
 
   1904年 "Cartas do Japão ( 1902 - 1913 )" (『日本通信』)
 
   1905年 "O culto do chá" (『茶の湯』)
 
   1906年 "Paizagens da China e do Japão" (『シナ・日本風物誌』)
 
   1916年 "O “Bon-odori” em Tokushima" (『徳島の盆踊り』)
 
   1917年 "Ko-Haru" (『コハル』)
 
   1920年 "Fernão Mendes Pinto no Japão" (『日本におけるメンデス・ピント』)
 
   1923年 "Ó-Yoné e Ko-Haru" (『おヨネとコハル』)
 
   1924年 "Relance da historia do Japão" (『日本史瞥見』)
 
   1926年 "Os serões no Japão" (『日本夜話』)
 
   1926年 "Relance da alma japoneza" (『日本精神』)
 
   1933年 "Osoroshi" (『おそろし』)
 
   1937年 "Os amores de Wenceslau de Morais" (『ヴェンセスラウ・デ・モラエスの恋』)
 
  書簡集
 
   1898年 "[ Manuscript letters and postcards of Wenceslau de Moraes ( 1898 - 1903 ) ]" 
            (『モラエス自筆書簡集 : マカオ在住の友人バスコに宛てた書簡集 ;
                              1898 - 1903年 手紙11通、葉書10通』)
 
   1899年 "[ Manuscript letters and postcards of Wenceslau de Moraes ( 1899 - 1928 ) ]" 
            (『モラエス自筆書簡集 : 1899 - 1928年  封書27通、手紙文12通、
                                             絵葉書74通』)
 
   1900年 "Série de três cartas de Wenceslau de Moraes" (『モラエスの3通の自筆書簡』)
 
   1944年 "Cartas íntimas de Wenceslau de Moraes" (『モラエスの友人への書簡集』)
 
   1961年 "Cartas ao seu grande amigo Polycarpo de Azevedo" 
                        (『友人ポリカルポ・デ・アゼヴェードへの書簡集』)
 
 
 
 モラエスとその作品の研究書
 
   和書
 
   洋書