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ファン・ルイス=デ=アラルコン(Ruiz de Alarcon, Juan)1581?-1639
 メキシコに生まれ、スペインに移り、メキシコに戻り法学士号を取得して再びスペインへ渡った。スペインにおいて『壁に耳有り』や『疑わしき真実』などの戯曲を書いた。
 
アマード・ネルボ(Nervo, Amado)1870-1919
 詩人、小説家。外交官としてパリに赴き、モデニズモ運動に参加し、神秘主義を傾倒した作品を残した。正確さを求めた簡素で美しい文体が特徴で、愛と死について詩的感を高めながら表現しているのが特徴といえる。
 
アルフォンソ・レイエス(Reyes, Alfonso)1889-1959
 詩人、評論家、思想家。革命前の国内政治を批判し、後に外交官として世界の赴任地から幅広い視点で執筆活動を行った。『夕食会』などの優れた短編のほかにインディオの文化を扱った詩集もあり、「国民文学と世界文学と融合させることのできた文人」といわれている。
 
ホセ・ルベン・ロメロ(Romero, Jose Ruben)1890-1952
 ミチョアカン州出身の外交官、小説家。処女作『ある田舎の風景』や『のどかな町』などで郷土色を背景に人間性豊かな筆致を示した。メキシコ言語アカデミア会員、ミチョアカン州立大学の学長代行などを務めた知識人である。
 
ホセ・レブエルタス(Revueltas, Jose)1914-1976
 ドゥランゴ州に生まれ、少年時代から政治活動に参加して何度か逮捕され、獄中で勉強に励んだ。その後、小説、短編、戯曲、詩など幅広く活躍し、代表作といわれる『喪』や『過ち』などでは、人々の苦悩や悲しい愛を迫力のあるタッチで描いている。
 
オクタビオ・パス(Paz, Octavio)1914-1998
 詩人、評論家。17歳で本格的に詩の道に入り『野生の月』で高い評価を得た。その後、外交官として活躍し、日本に赴任していたこともある。多くの詩集の他、評論にも力を注ぎメキシコ文化の本質を『孤独の迷宮』として著した。ラテンアメリカを代表する現代詩人としてセルバンテス賞やノーベル賞を受賞している。
 
ファン・ルルフォ(Rulfo, Juan)1918-1986
 ハリスコ州の出身。国立インディオ研究所に勤務した経験から、農山村の事情に精通していた。1950年代のメキシコを代表する作品といわれる『ペドロ・パラモ』の表現力は高く評価されるが、他の数点を除き多くの作品を出すことはなかった。
 
ファン・ホセ・アレオラ(Arreola, Juan Jose)1918-2001
 独学で教養を身につけ、多くの職業を経て小説家になった。短編集を得意とし、この分野に新しい境地を開いた人物といわれている。『寓話集』などの作品で国民文学賞を受賞した。
 
カルロス・フエンテス(Fuentes, Carlos)1928-2012
 小説家、評論家。『空気の最も澄んだ土地』で文壇に登場し、メキシコ革命と人々の生活をとりあげた作品を多く書いている。長編、短編の他、戯曲も手がけ、ラテンアメリカ文学の代表的な旗手と目されている。
 
サルバドール・エリソンド(Elizondo, Salvador)1932-2006
 メキシコ・シティ出身。詩人、小説家、エッセイスト。ヨーロッパやカナダ、アメリカなどで哲学と文学を学び、帰国してメキシコ国立大学の教授となる。フランスの「ヌーボー・ロマン」的手法で『ファラベウフ』を発表して作家としての地位を確立した。
 
ホセ・エミリオ・パチェーコ(Pacheco, Jose Emilio)1939-
 メキシコ・シティ出身の小説家、詩人。メキシコ国立自治大学の法学部に入り、哲文学部に転部して文学を勉強した。豊かな表現能力と批評家的な観点を作品に生かし、多くの詩集や小説を発表している。他にも映画のシナリオなど多くのジャンルをこなす知識人である。
 
グスタボ・サインス(Sainz, Gustavo)1940-
 メキシコ・シティー出身で、学生時代から雑誌の刊行やシナリオライターをして文芸的な資質を伸ばしていた。青春文学と言われる『ガサポ』を発表で認められて文壇に入り、その後はアメリカのニューメキシコ大学の教員も務めている。
 
パコ・イグナシオ・タイボII世(Taibo, Paco Ignacio, II)1949-
 スペインに生まれ、1958にメキシコに帰化した。メトロポリタン大学の歴史学教授であり、その傍ら小説を書いてメキシコのベストセラー作家となっている。国際ミステリー作家協会の創立に関わり、会長職も務めた。ラテンアメリカで数々の文学賞を受賞している。
 
ラウラ・エスキベル(Esquivel, Laura)1950-
 メキシコシティー出身の脚本家。小説家として初めて書いた『赤い薔薇ソースの伝説』(1990年)が好評を博し、メキシコ国内ではベストセラーになり、映画では映画祭で10部門の賞を受賞した。


人物紹介の参考文献
 『ラテンアメリカを知る事典』(平凡社、1999年)
 その他、各作品が収録された著作の原作者紹介ページ。

エクトル・アギラール=カミン(Hector Aguilar Camin)1946-
マヌエル・アクーニャ(Manuel Acuna)1849-1873
マリアノ・アスエラ(Mariano Azuela)1873-1952
マリア・デル・カルメン・アブラム・R.(Maria del Carmen Abraham R.)?-?
ホルへ・イバルグエンゴイティア(Jorge Ibarguengoitia)1928-1983
エフライン・ウエルタ(Efrain Huerta)1914-1982
ルイス・ゴサンガ・ウルビーナ(Luis Gonzaga Urbina)1864-1934
ヒルベルト・オーエン(Gilberto Owen)1905-1952
マヌエル・ホセ・オトン(Manuel Jose Othon)1856-1906
エレーナ・ガロ(Elena Garro)1920-
エンリケ・ゴンサーレス=マルティネス(Enrique Gonzales Martinez)1871-1952
ハイメ・サビーネス(Jaiame Sabines)1925
ルイス・スポタ(Luis Spota)1925-1985
ホセ・ファン・タブラーダ(Jose Juan Tablada)1871-1945
アリー・チュマセロ(Ali Chumacero)1918-
サルバドール・ディアス=ミロン(Salvador Diaz Miron)1853-1928
サルバドール・ノボ(Salvador Novo)1904-1974
ハビエル・ビジャウルーティア(Xavier Villaurrutia)1903-1950
ファン・ビジョーロ(Juan Villoro)1956-
セルヒオ・ピトル(Sergio Pitol)1933-
ギジェルモ・プリエト(Guillermo Prieto)1818-1897
マヌエル・マリア・フローレス(Manuel Maria Flores)1840-1885
ファン・デ・ディオス・ペサ(Juan de Dios Peza)1852-1910
カルロス・ペジセル(Carlos Pellicer)1899-1977
マリア・エルビラ・ベルムデス(Maria Elvira Bermudez)1916-1988
エレナ・ボニヤトウスカ(Elena Poniatowska)1933-
ルベン・ボニファス=ヌーニョ(Ruben Bonifaz Muno)
カルロス・モンシバイス(Carlos Monsivais)1938-
マルコ・アントニオ・モンテス=デ=オカ(Marco Antonio Montes de Oca)1932-
セルヒオ・モンドラゴン(Sergio Mondragon)1935-
エルナン・ララ=サバーラ(Hernan Lara Zavala)1946-
アルベルト・ルイ=サンチェス(Alberto Ruy Sanchez)1951-
エフレン・レボジェード(Efren Rebolledo)1887-1929
ラモン・ロペス=ベラルデ(Ramon Lopez Velarde)1888-1921