BAUDELAIRE, Charles Pierre
"Les fleurs du mal "
Paris : 1857

ボードレール 『悪の華』

  ボードレール(1821-1867)は、パリに生まれ、生涯の大半をパリで暮らし、パリで死んだ詩人である。
  『悪の華』は、今日ではフランス抒情詩の最高峰と賞賛されているが、当時は、初版が出るや否や風俗波乱の罪に問われて罰金刑を宣告され、中でも最も特徴的な詩を6篇も削除するよう命ぜられた。1857年に初版が出た時、彼は39歳であったが、詩の大半は1843-1844年、つまり彼の20歳代に作られたものである。定本とされているのは、1861年増補再販された第2版である。『悪の華』の出版は近代詩の幕開けであり、象徴主義やシュールレアリズムの詩人たちに大きな影響を与えた。
  本書は1857年にパリのプーレ=マラン・エ・ド・ブロワーズから出版された初版本である。

展示目録 『日仏文化資料展示会』 より


        
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