POLO, Marco
Description de l'Inde Orientale
Paris, 1556

マルコ・ポーロ 『東方見聞録』

 マルコ・ポーロは、先祖よりヴェネツィアの商人であった。彼は、父の2度目の大旅行に参画し、元の首府燕京では皇帝フビライ・ハーンに仕え、通算して17年間を中国で過ごした。1292年マルコ・ポーロらは、マラッカ海峡を通り、セイロン、マラバールを経て出発以来、実に25年ぶりに帰国した。
 ヴェネツィアに帰った彼は、自己の東方における見聞談を獄中でまとめ、それが、本書の「祖本」となり、日本では一般に《東方見聞録》の名で知られている。
 本書の祖本は、早くから散逸し、ヨーロッパ各地に写本として断片的に流布していて、完全な形で現存しているものはない。こうした写本、石版本は140余種あり、50余の文書館等に分散架蔵されていると言われている。
 本書は、当時のフランス語に抄訳されて出版されたものである。

展示目録 『コロンブスと大航海時代〜二つの世界の遭遇〜』 より


        
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