桂川甫周訳 『魯西亜志』

寛政5(1793)年

  桂川甫周は江戸時代後期の医者、蘭学者。本書は彼が寛政4年より5年にかけ、ドイツの地理学者 J.Hübner (1668~1731)が著した 《 Algemeene Geofraphie(蘭語訳)》 中、ロシアの部を和訳したものである。内容は当時の帝政ロシア全域にわたり、位置・面積・境域をはじめ自然的環境ならびに風習・行政・教育・兵制・産物・交易などにわたって記述した羅列的な地誌書である。寛政4年、ロシア使節が漂流民幸太夫をともなって来航したため、幕府では俄に北辺の急を感じて訳出させたものである。

展示目録 『西洋との出会い』 より

   資料ID:019206(書誌詳細画面へ接続)


        
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