"Japan and Korea"
Frank G. Carpenter
London, 1925

カーペンター『日本と朝鮮』より京都

 著者フランク・カーぺンター(1855−1924)は「カーぺンターを読めば世界が見える」と言われたイギリスの旅行作家。
 「フランスにパリ、全ヨーロッパにローマ、日本に京都」と大正時代の京都を紹介するなかで、都市計画が行き届いており、電気や照明の設備がよく、特に水道は10マイル離れた湖(琵琶湖)から水を引いていることを述べている。映画館や娯楽施設も多くモダンシティーであるのに、伝統的な日本精神が多く残されており、帝の宮殿(御所)、将軍の城(二条城)、そして何千にも及ぶ社寺があり、帝国(当時の日本)の最も古くて美しい町であるという。特に、宮殿(御所)についてはウインザー、ポツダム、ベルサイユなどとは異なり、神道の伝統が取り入れられているため、質素なものであると解説している。

「GAIDAI BIBLIOTHECA」123号より

   資料ID:310748(書誌詳細画面へ接続)


        
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