ピエール・ルイ 『アフロディト』
パリ 1909年

 フランスの作家、ピエール・ルイ(1870-1925)は、古代ギリシアについての豊富な知識をもとにして、肉体と精神、そして愛情の一致を追及した「アフロディト」を書き、この中で旧約時代のアレキサンドリアを舞台に,美男彫刻家デメトリオスと娼婦クリシスの愛を激しく描いた。
 1896年に発表されたこの小説は、愛蔵本としての本書によみがえり、ラファエル・コリンの木版画とアーネスト・フローリアンによる彩色は,多くの人々の心に新たな感動を与えた。
 なお、極上局紙に印刷された本書は485部の限定出版である。

『GAIDAI BIBLIOTHECA』 97号より


        
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