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2016年11月17日

 2016年夏、本学の協定大学・ブルゴーニュ大学での「国際夏期フランス語講座」に特別奨学生として派遣された、フランス語学科3年次生・坂上 空さんの体験記を紹介します。 


私はこの夏、ブルゴーニュ大学主催の「国際夏季フランス語講座」に参加しました。期間は、7月31日から8月26日までの約1カ月間でした。講座への登録や、寮の手配は学校が一括してくれました。なので、自分では、往復の飛行機と、パリからディジョンまでのTGVだけを手配して出発しました。関西国際空港から出発し、香港を経由してパリのシャルルドゴール空港に到着しました。私はバスでパリの中心街まで行き、観光のために2日間滞在しました。入寮日の朝に、パリ・リヨン駅からTGVでディジョンまで移動しました。
私にとって初めてのフランス留学でした。私にとってこの1か月間は、人生にとってとても重要な1カ月になりました。8月1日から講座はスタートし、初日に行われたテストの結果で、5段階にクラス分けされ、2日から授業がスタートしました。この講座には、日本以外から来ている学生も多く参加しており、アメリカやヨーロッパ、韓国や中国などのアジアから来ている学生もいました。全員が私たちと同じような年齢ではなく、休暇を利用してフランス語を学びにきた35歳のアメリカ人や、ディジョンで働いていて、自分のフランス語を改善するために参加したという40歳の中国人など、目的や年齢は様々でした。授業はもちろんすべてフランス語で行われ、他の国からフランス語を学びにきた学生達は、とても積極的で授業スピードもとても速かったです。授業内容は、文法や長文の読み取りを中心に行われ、積極的な発言が求められます。ただ座って学ぶだけではなく、時には議論形式の授業もあり、楽しみながらの授業もありました。授業では辞書は使わず、わからない単語は先生に聞き、理解することが必要です。勿論ですが、毎日多くの宿題が出されました。それに加えて、翌日の授業の範囲のプリントも渡されるので、予習が必要になります。寮に帰ってからはまず宿題と予習、復習が必要不可欠になります。私のクラスでは、1週間に一度テストがありました。授業の理解度を確認するための、リーディング形式とリスニング形式でした。私は、特にリスニングテストが難しいと感じました。外大の授業で扱っているような音声よりも、とても早く感じました。そういう意味で、毎日の授業やテストは、とても新鮮で、日々自分が成長していると感じることができました。最初の数日間は、先生の説明を理解することに必死で、余裕がなく、自分から発言することがなかなかできなかったのですが、1週間もすると耳が慣れたのか、自然に先生の言っていることが頭に入ってきて、自分から発言することが多くなりました。もし、授業のレベルが自分に合わないと感じたら、クラスを変えることも可能でした。私は変更しなかったのですが、同じクラスの数名が変更したため、クラスは7人の少人数になりました。少人数になったこともあり、発言の機会がさらに多くなり、より濃い授業を受けることができました。授業は平日は毎日あります。基本的には午前中に2時間、午後に2時間なのですが、水曜日と金曜日は午前中だけでした。

 

   

昼食は毎日大学の学食で、多くの外国人の学生と食べていました。もちろん、フランス語で会話をするので、授業以外でもフランス語を話すことができます。大学の近くには、マクドナルドもあり、授業後に友達と行きました。

 

寮での生活は、とても快適でした。一人につき一部屋が割り当てられ、部屋には、ベッドや机はもちろん、冷蔵庫やクローゼット、本棚までありました。エアコンこそ無いですが、フランスは乾燥していたので、特に問題はなかったです。各フロアにキッチンがあり、自炊も可能です。私たちは、何人かのグループを作り、ほぼ毎日自炊をしていました。大学から電車で7分ほどの場所に大型スーパーがあり、主にそこで買い物をしていました。キッチンを使う生徒は他にもいて、自然とそこでもコミュニケーションが生まれていました。寮にはラウンジがあり、空いた時間や勉強、食事をするときに使っていました。ラウンジには多くの人が集まり、もちろん、外国の学生も集まっています。なので、私は積極的に集まっている輪に加わり、フランス語を話す機会を一つでも多く作ることを意識していました。庭には、テニスコートもあり、テニスやバドミントンで体を動かすこともできます。

   

   

休日には、TGVやTERなどの電車を使って、ディジョン以外の町や、他の国に観光しに行く人が多くいました。私は、ボーヌやブザンソンに行きました。フランスには歴史的な建物や町が多く存在し、町によって風景も異なるため、どこに行っても楽しむことができました。中でも、私はワインが好きなので、ボーヌにあるパトリアッシュというドメーヌに行きました。安い料金でたくさんの種類のワインを試飲することができ、日本語でもワインについての説明を聞くことができ、とても充実した時間を過ごすことができました。

  
 

今回、この講座に参加し、私は掛け替えのない時間を過ごすことができ、多くの友達ができました。外国の友達とは、今でもフェイスブックなどのSNSを通して繋がりがあります。もちろん、自分のフランス語の能力も確実に向上し、本当に参加してよかったと思いました。今まで日本だけで学んできた私は、身の回りの全てがフランス語という環境に身を置くことで、本当に進歩するんだと実感しました。そして、この講座への参加を手助けして頂いた、京都外大の先生方、CIEFの先生方、そして多くの友達には本当に感謝をしています。来年以降も、この講座に多くの学生が参加し、私のように充実した日々を過ごし、多くの収穫を得て、フランス語の能力を向上させることを願っています。

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